ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Touch And Go/角松敏生


 先週はどうも失礼しましたです。せっかくの3連休だったのにさんざんだったので,愚痴がてらに何をしていたのかということを。まず,土曜日ですが,朝8時にヨタヨタと起きたところ,朝から大雨で子供が学校行事でJRに乗らないといけないのに大雨で在来線が止まっているということでした。う〜ん,この日はひょっとしたら仕事の呼び出しがかかるかもしれないのですが,普段,家庭にほとんど貢献していないので,たまには貢献するかということで,プレオを出すことにしたのですが,いや〜雨を舐めていましたね。立体駐車場からプレオを出して,駐車場の鍵を取りに行こうとプレオのドアを開けて足を地面に下ろしたら・・・くるぶしまで雨水に浸かってしまいましたです。まぁ,こうなることも予測して素足にビーチシューズだったので良かったんですけどね。で,プレオに子供と途中で拾った子供の友達を乗せて,雨と事故でグダグダに混雑している道路をなんとか無事に走って,目的地にたどり着いたのですが,そういえば職場から電話連絡がないなぁと思って,念のため電話確認をしてみると,まだ出勤要請はなかったので,まぁぼちぼち帰るかということで,帰りつつ,そういえば朝飯喰ってないなぁ,でも財布を持ってきてないしなぁ,もう午前10時30分じゃないのと思いつつ,午前11時には家に着いたので,腹減った〜と言いつつ,食パンを焼き,モグモグと食べ終えてやれやれと一息入れていると, PHSに着信が。そろそろかな?と思って出てみると,案の定,出勤要請でしたので,では今から出ますということで,一応,ワイシャツにネクタイを締めて,出勤させていただきましたです。で,結局,この日は夕方まできっちり仕事をさせていただきましたが,まぁ,天気も良くないしそんなもんかというわけで土曜日は終わりましたです。日曜日は午前中は掃除をしながら洗濯を済ませ,実は6月末からWindows Updateができないというトラブルに見舞われていて,マイクロソフトのメールサポートを受けながら,なんとか復旧に向けて頑張っていたのですが,どうにもこうにも治らないため,マイクロソフトの最終回答はOSを再インストールしてくださいということでした。う〜んと少し考えてしまいましたが,セキュリティの関係から言えば,Windows Updateができないのはマズイのでやるしかないかというわけで,しかし,wmaファイルなんかをもう一回入れ直すのは面倒だなぁと思いつつ,写真とか二度と再生できない念のためバックアップをしてからと思いつつ,うっかりバックアップを取らないままにクリーンインストールを開始してしまいましたです。やってもうたがなと思いつつ,まぁ,仕方ないかと思いつつ,インストール画面を見ていると,古い構成のファイルはWindows Oldというフォルダに格納されるということで,これはもしかしたら・・・と思いつつ,インストールを終了させ,怒濤のようなWindows Updateを終了させ,ノートン先生をインストールして,ノートン先生の定義ファイルも怒濤のようにアップデートさせた段階で,Windows Oldのフォルダを見てみると,残っているではありませんか,それまでの各種設定のフォルダが。というわけで,シコシコとWindows Oldのフォルダから必要なデータを必要なところにコピーし始めたのですが,いろいろとデータを突っ込んでいたせいで,いつまでたってもコピーが終わらないではありませんか。コピーを開始したのが午後3時だったのですが,なんとコピーが終了したのは午後7時でした。その後,必要なソフトをインストールしていると,Win DVDがインストールできないことが判明してしまいました。そういえば,OSを再インストールする際,ダメになりますよという警告が出ていたにもかかわらず,そんなことはないだろうと高をくくって再インストールしたのですが,やはりダメだったのか・・・ということで,仕方ないので速攻でダウンロード販売でサクっと購入させていただきましたです。とこの時点で午後11時なので,なんか疲れたし,続きは明日ということで,月曜日の午前中も新しい冷蔵庫の配達をしてもらい,ワイシャツのアイロンがけを行いつつ,シコシコをインストール作業を行い,なんとか午前中でこれまでどおりに使えるように復旧しましたです。で,ブログを書かないといけないなぁと思いつつ,この2日間,仕事に行ったり,シコシコと再インストール作業を行って,結構鬱屈とした気持ちでしたので,これはプレトレで走りに行って,身も心もスッキリするしかない!というわけで,ブログのことはともかく4時間ほど走らせていただきましたです。ルート的には北方面峠コースの予定だったのですが,どうにもこうにも山の方は走りに行ったら雨でひどい目に合いそうな天候でしたので,北方面峠コースはこれから梅雨が明ければ,いくらでも走れるし,というわけで西方面海岸線コースをザックリと走らせてもらいましたです。低気圧の関係であいかわらず風は強かったのですが,まぁ4時間少しで往復85キロなので,まあまあのペースかなというとこでしょうか。しかし,途中で後ろにサーベロのロードに乗っている人が来て,道路があまり広くないので信号待ちの間にでも前に出てくれればなぁと思っていたら,なんのことはない,自動車の後ろについて,あっという間に抜かれてしまいましたとさ。多分,ホイール1つでプレトレが何台買えるか?という世界の方でしょうし,そろそろ熱中症に気をつけないといけない時期ですので,無茶をして帰れなくなっても困るので,自分のペースで走らせてもらいましたです。いや〜,しかし,家で不健康に汗をかきながらシコシコと再インストール作業をするより,アチいなぁと言いながら,水分補給をしつつ塩飴をなめて,プレトレで走っている方が本当,気持ちよいですね。というわけで,プレトレで走り終えて家に帰ったのですが,今更,ブログをアップするような気力もなく・・・という感じの3日間でしたので,とてもブログをアップできるような状態ではなかったと言い訳をしつつ,まぁそんなに読んでくれている人がいるわけでもないから,最悪,死んでないことだけ伝えられればいいかぁということで,4行だけ書かせていただいたというわけで。まぁ,その分今週は,既に前半部分でたっぷりと書かせていただきましたけどね。

 というわけで,本題に入るのですが,いろいろと書き連ねてきた初期の角松敏生シリーズも今回で終わりです。というのも今回紹介する“Touch And Go”の2年後である1988年にリリースされた“.)Before The Daylight〜is the most darkness moment in a day”というアルバムも持っているのですが,なんとなく私的には今ひとつ聴く気にならない(というか角松敏生独特の暖かみのある音ではなく,当時の打ち込み系の音を思いっきり意識した冷たい感じの音なので,なんとなくなぁ・・・という感じなのです。)ので,角松敏生シリーズは今回で終了ということで。で,“Touch And Go”というアルバムは1986年に発売され,個人的には超名盤である“GOLD DIGGER〜with true love〜”の次作ということで,期待に胸を膨らませながら買ったという記憶ですが,このアルバムでは前作よりもテクノロジーと生音の融合が気持ちよくなされていて(多分,どこかで生音的なものに体するこだわりが自分の中であるんだろうと思いますです。),このアルバムも大好きなんですよね。
 1曲目の“Overture〜Take Off Melody”という曲は,インストの““Overture”から始まり,そのままいかにも打ち込み系のドラムの音が鳴り響く中,クールなキーボードが細かいリフを刻む中,角松敏生の柔らかいメロディーがぴったりと合っている感じで,非常に気持ちよい曲です。歌詞も飛行機で旅発つ前の高揚感的なものがビシバシと感じられて,歌詞を読むのではなく感じるまま聴くというのが正解なのではないかと思いましたです。
 2曲目の“Lucky Lady Feel So Good”という曲は,バンド編成の音に飛び道具的なシンセの音がカッコヨイのですが,やはり打ち込みも良いのですが人間の作り出すグルーヴはいいなぁと。で,角松敏生の音には欠かせないセクシーでクールな女声コーラスもピッタリとはまっていて,これまたカッコヨシです。歌詞のテーマとしてはSEXなんですけど,“GOLD DIGGER〜with true love〜”のときほどダイレクトではなく,ほどよく薄めてある感じになっていますです。ちなみに最近の角松敏生はこのタイトルをなんて頭が悪いタイトルなんだというコメントを出したらしいのですが,個人的にはFUNKなんてバカっぽくてなんぼという感じなので,全く問題ありませんという感じでございます。
 3曲目の“Take It Away”という曲は,柔らかい音のキーボードソロで始まったと思ったら,スラップベースがシーンを切り替え,ミドルテンポのファンクナンバーが始まります。生ピアノの音が柔らかさを醸し出す一方で,ホーンセクションのリフがグイグイ切り込んでくるので,聴いていると自然に体が横揺れしてしまう曲になっています。歌詞の方は彼女とのドライヴなんですけど,なんていうか,君と付き合っているんだけど,本当に僕でいいの?という戸惑いがにじみ出ている歌詞で,個人的に非常に共感が持てる歌詞になっています。
 4曲目の“August Rain〜It's Our Pure Hearts〜”という曲は,イントロの柔らかい女声コーラスと暖かい音のホーンセクションが非常にイイ感じで,やっぱり角松敏生の音には生音が必要だなぁとシミジミ思ってしまいました(バリバリの打ち込みも嫌いではないのですが,こと角松敏生の音楽に関しては生音との相性が良いと個人的には思っていますので。)。で,この曲は彼女との別れがテーマなんですけど,別れの中にも優しさが漂っていて,例えばサビの「もしもあなたと出会えなければ,今の僕はなかった。」とか,「いつの日かまた,ここで僕を見たら微笑んで。」とか,う〜ん,いい言葉が並んでいるではありませんか。レコードだとこの曲はSide Aのラストナンバーなんですけど,本当,SIde Bに繋げる良い曲を持ってくるなぁと思ってしまいましたです。
  5曲目の“Pile Driver”という曲は,街のノイズのS.Eから始まり,サンプリングの爆発音からこれでもかっという感じの思いっきり打ち込み系ダンスナンバーになっていて,絡まる女声コーラスもクールな感じで,曲全体がクールな疾走感に充ち満ちています。歌詞のテーマとしては付き合っていた女の娘に逃げられてしまう情けない内容なんですが,クールな疾走感に満ちあふれているので,そんなに情けない曲にはなっていないところが素晴らしいですね。しかし「一人の僕はタバコの煙くゆらして,あの頃の全ても燃やしてしまうだろう。」という歌詞は秀逸だなぁと喫煙者の私は思ってしまいましたです。
 6曲目の“1975”という曲は,このアルバムの中で実は一番大好きな曲で,バンド編成の音でミディアムテンポのファンクナンバーをキメてくれているのですが,メロディーもいいんですけど,歌詞がオジサンにはどうしようもなくたまらなく心に響く歌詞になっているんですよね。いきなり「暮れゆく港の街までLonely Drivin'一人の時を紛らわしたいのなら,あの頃のTapeを手探りで探そう。」とか,「冷たい自分を隠すためだけに,偽ることを尻ながら歌うほど,君はうまく生きていけないはずさ。」とか,「リズムが変わった今でも,まだ心はあのときのままだよ。」とか,本当,たまらないですねぇ。角松敏生的には1975ということですが,私的には1980かなぁと思ってしまいましたです。
 7曲目の“Good-Bye Love”という曲は,角松敏生お得意のバラードなんですけど,バックの音が全て唄っている感じで,角松敏生の唄と相まって,本当,胸に響いている曲になっています。歌詞の内容はタイトルどおりなので,省略させていただきますが「いつでも二人,やり直せると。思っていたんだ,過ぎたことでも。」という歌詞は切なすぎるなぁと思ってしまいましたです。間奏の泣きのサックスソロも,珍しい角松敏生の語り(なお,語りのフレーズは歌詞カードには載っていません。)も,それに絡む男性と女性のコーラスも,この曲をこれでもかとばかりにドラマチックに盛り上げてくれています。
 ラストナンバーの“The Best Of Love”という曲は,タイトルだけ見るとシンプルなラヴソングのように見えますが,実は別れの唄だったりするので,これにはやられたなぁという感じでございます。しかし,イントロの思いっきりスラップなベース,パーカッシブなピアノのコードリフ,突き抜けるようなホーンセクションの音は本当,夏!という感じで最初の歌詞の「真夏から声が届く,今だから忘れられる。」という歌詞になんの違和感もなく,スッと入っていくことができます。ここでも「さよならは出会いの言葉。未来へと夢をつなぐよ。」などという素晴らしいフレーズがあったりして,この曲も好きなんですよねぇ。でバックの演奏も途中でブレイクしながら表情を変えつつ,ラストまで突っ走って行くのですが,本当,カッコよくて,さすがラストナンバー!と思ってしましましたです。
 このレコードのジャケットは,スタント用の飛行機に乗ってはしゃいでいる角松敏生という,これまでにないデザインになっています。また,インナースリーブは朝焼けの雲海のみという,これまたこれまでにないインナースリーブなっています。もはや過剰に説明することはない,音を聴いてもらえれば伝わるという角松敏生の自負が伝わってくるなぁと思ってしまいましたです。
 最近の角松敏生を聴くことはないのですが,多分,仕事や恋愛に一所懸命だった20代前半に出会った音,そしてそういう気持ちが共有できたからこそ,今でも私の中では古くなることがないんだろうと。だからこそ,今回までグダグダと書き連ねてきた6枚のアルバムは私の中で色あせることがないんだろうと思っていますです。

 などと,カッコヨイことを書いていますが,梅雨がやっと明けて,少し暑さでばてているのかもしれませんが(というか,3連休はほとんど休みにならなかったことが原因かもしれません。),この間の木曜日は職場で飲み会があったのですが,どうもあんまり楽しすぎて,途中から記憶はないわ,間違えて1つ前の駅で降りてしまい,帰れなくなるわ,その際,新幹線の中にメガネを忘れてしまうわと本当,さんざんでした。しかも,降りた駅の近くにネカフェもなく,ウロウロ探しているうちに休憩所のようなところのベンチで横になって眠り込んでしまったみたいで,午前5時に目が覚めて,こんなところで寝たらいけないよなぁというわけで,フラフラとやっと開いた駅にたどり着いたのですが,始発まではまだ時間があるので,どこかで横になろうと思ったのですが,さすがに在来線では固いベンチしかなかったのですが,それでも少し横になりたいということで,固いベンチに横になったのですが,結局体が痛くて,新幹線ホームが開くと同時に,新幹線の待合室へ行き,底は少しは椅子が柔らかいので,他の人が来るまでそこで休ませてもらいましたです。
 で,メガネなんですが,メガネは消耗品ですとうそぶく私でも,さすがに買って2週間でなくすのはマズイだろということで,今回は新幹線の中に忘れたことは間違いなく,しかも終電だったので,自宅の最寄り駅で停車するので,JRの忘れ物センターに問い合わせたところ無事に回収できましたです。本当は昨日,回収したかったのですが,昨日は体がヨレヨレだったにもかかわらず,仕事が片付かなかったため,家に帰ったのが午後10時でしたので,今日,掃除と洗濯を済ませてから受け取りに行ったのですが,特に傷が付いているようなこともなく,無事,元の形で受け取ることができたので,ホッとしましたです。しかし,職場には間違えて家用のメガネを掛けてきてしまったと言いながら,うれしかったので,つい忘れ物センターにあったことを言ってしまったため,またですか・・・という感じであきれられてしまいましたが,まぁ,自分が悪いんだから仕方ないかぁと思ってしまいましたが,多分,今回の敗因は泡盛だったと思うので(というか,私以外にも泡盛の被害に遭った人がいたので。),次からは泡盛はできるだけ控えようかなぁと思ってしまったフルカワでした。