ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

オトナリ/うつみようこと藤掛正隆


 この間の土日にNHKオウム真理教の特集を2日にわたって放送していたので,それを録画して酒を飲みながらテレテレ見ていたおかげで少し睡眠不足の1週間だったなぁと思いつつ,我々の年代としては,やはりオウム真理教というのは見過ごせないテーマなんですよねぇ。連赤とオウムを同一視するような議論もありますが,リアルタイムに体験することができなかった学生運動,そして連合赤軍事件と異なり,正にリアルタイムで経験した(実際,オウム真理教の地方道場が近所にあったりもしましたし。)新興宗教第二世代(第一世代を創価学会を代表とする戦後の貧困期とすると,バブル前後の爛熟期を第二世代と私は考えています。)の台頭,そしてオウム真理教事件はまさに直接,目で見,肌で感じた事件ですので,やはりリアリティが違いますからねぇ。連赤とオウムの共通項としては,構成員の学歴が比較的高い(これは連赤が学生運動をスタートとしていることから当たり前なんですけど。),意味は違えど革命を目指した(オウムは実際に具体的な行動に出ましたけど。)ということなんでしょうけど,構成員自らが純粋に革命を目指した連赤と,宗教の皮を被りながら徐々に教祖の独善的な思想に構成員が絡め取られていってしまったオウムとでは少し違うのかなぁというのが正直な思いですが,端から見ていると同じなんでしょうね(というか,私の考えが偏っていることもあるんでしょうけど。)。
 ただ,構成員の当初の思いは純粋に「革命により日本を,そして世界を変えたい」であったり「人類を救済したい」ということは変わらず,それが実現可能かどうかは別にして,若者に特有の「ここではないどこかに」という思いが,方や暴走し,方は利用されたということなんだろうと思います(さすがにこの歳になると,「ここではないどこか」なんてどこにもないことは分かるんですけどね。むしろ,「ここでどう生きていくのか」がテーマだったりするんですけどね。この辺のことについては,ブログやしらふで重い話はしたくないので,このあたりで。)。
 まぁ,連赤はリアルタイム世代ではない(あさま山荘時点で5歳なので,記憶にあまり残っていない。)ので,マニア的に本を買ったりしていますが,オウムはリアルタイムに体験しているので,せいぜいテレビを見て,あぁこういうこともあったよねぇ的な感想になってしまうんですけどね。
 
 さて,今回は5月25日に発売されたうつみようこと藤掛正隆の“オトナリ”を紹介したいと思います。うつみようこといえば,うつみようことYOKOLOCO BANDやうつみようこGROUP(音源は出ていませんが。)としての活動が有名(なのは一部ですけど・・・),今回はドラマーである藤掛正隆 (EDGE,渋さ知らズ,ex.#9,ZENI GEVA etc.)とのタッグということで,うつみようこが唄とギター,藤掛正隆がドラムということで,このスタイルだと遠藤ミチロウのM.J.Qが有名ですけど,果たしてどうなるのか?とドキドキしながら聴いたのですが,いや〜どこを切り取ってもうつみようこ節全開で非常に楽しませてもらいましたです。
 1曲目の“うらのまたうら in“という曲は,逆回転のような音で始まり,うつみようこの雄叫びと藤掛正隆の呪術的なドラムが息もぴったりという感じで,オープニングを飾ってくれています。でも,少し恐いです(聴いてもらえれば分かると思いますけど。)。
 2曲目の“過去であれ”という曲は,アコギのカッティングから始まり,そこにパワフルな藤掛正隆のドラムが重なるのですが,M.J.Qよりもロック寄りかなぁという感じもしますね。うつみようこの弾き語りにあわせる形で藤掛正隆がリズムキープを含めてドラムを叩いているという感じでしょうか。M.J.Qだとクハラカズユキがソロっぽいドラミングを聴かせたりもしますが,藤掛正隆はあくまでもリズムキープをメインにしたドラミングをしているので,余計にそういう感じを受けるのだろうと思います。
 3曲目のギラッとGO!”という曲は,うつみようこがエレクトリックギターをギャンギャンとかき鳴らしながら,うつみようこらしいメロディーで唄い,弾きながら,その後ろをやはりシンプルな8ビートでリズムをキープしながらストイックにドラムを叩き続ける藤掛正隆がカッコヨイですねぇ。シンプルなギターリフにシンプルなドラミングだけで,きちんと曲にしてしまうのは,うつみようこのヴォーカリストとしての実力もあるとは思うのですが,シンプルだけどタメのあるドラムの影響も大きいのではないかと思いますです。
 4曲目の一人party”という曲は,うって変わって,アコースティックギターをつま弾きながら,その後ろでシンプルなドラミングを聴かせてと,これで何回目かと思っていると,あ〜そうなのかと気づきました。あくまでも主役はうつみようこのヴォーカルなので,それを生かすための最小限のリズムキープとアコースティックギター1本では出しにくいダイナミズムを藤掛正隆のドラムが担っているのね。だから,変に難しいことはせずに,バックに徹しているのかぁと。しかし,このダイナミズムはリズムマシンでは出ないよなぁ。やはり人間が叩いているからこそのものだと思いましたです。
 5曲目の“さけのうた”という曲は,藤掛正隆のドラムソロから始まり,うつみようこアコースティックギターがパーカッシブに入るのですが,これもドラムがきちんとリズムをキープしているからできることだよなぁと思いつつ,聴きようによってはいわゆる「薄い音」なんですけど,そんなことを微塵も感じさせませんね。この曲の聴き所は,やはり間奏の短い(本当に短いのですが。)うつみようこによるノイジーなギターソロでしょうか。このアルバムでの数少ないダビングだと思いますが,これがカッコヨイです。カッコヨイといえば,ブルースハープも非常にカッコヨシな音で入っていますです。
 6曲目の欲望BURNS”という曲は,これまた藤掛正隆のシンプルな8ビートから始まり,そこにうつみようこのダウンピッキングのコードカッティングが入り,そしてシャウトが入るのですが,これをYOKOLOCO BANDでやったらと思うと,あんな音やこんな音が聴こえてくるような気がするのですが,YOKOLOCO BANDではないので,終始一貫してうつみようこのギターと藤掛正隆のドラムだけなんですけど,きっちりとロケンロールを感じさせてもらいましたです。
 ラストナンバーの“うらのまたうら out”という曲は,藤掛正隆の呪術的なドラムから始まり,うつみようこのうなり声のようなヴォイスから始まり,基本的に藤掛正隆のドラムのみをバックにうつみようこが唄っているのですが,ダークというかヴォイスパフォーマンスに近い曲になっているのですが,ロケンロールなイメージが強いうつみようこですが,こういう路線も凄いなぁと思ってしまいました(が,やはりロケンロールなうつみようこのヴォーカルが好きなので,全編これだと辛いなぁという感じはしますが。)。
 個人的にはそろそろYOKOLOCO BANDの新譜を聴きたい感じもしますが,YOKOLOCO BANDのメンバーは多忙(特にキーボードの奥野真哉)ですし,YOKOLOCO BANDにこだわらない自由な活動をうつみようこがしていることもあり,当分,お預けなのかなぁと思ったりもしますが,要するにうつみようこの声が私は好きなので,どういう形態であれ作品を発表してもらえれば手に入れて楽しませてもらうんですけどね。

 話は変わって,昨日は住民票とかを役所に取りに行く用事があったので,ついでに1日お休みをもらった(住民票を取ってから出勤していると,どうせ午後になってしまうし,特に急ぎの仕事もなかったので。)のですが,思ったよりも早く用事が済んだので,天気予報では明日があまりよくなさそうなので,西方面へ走りに行くことにしましたです。夕方から子供が初夏のお祭りで踊るということで,連れて行くよう嫁さんから命じられていたので,午前10時スタートで5時間走れば午後3時には帰ってこれるので,シャワーを浴びて,洗濯もできるなということで,今回は5時間100キロコースということで,プレトレで出発しましたです。えぇ,昨日も相変わらず風が強くて,往路は本当,うんざりという感じでしたが,2時間走ったところで,休憩兼昼食を取り,まだ時間はあるので,30分走ってからUターンしようということで,かっちり2時間30分で50キロ走ったので,復路は追い風さ!と思いつつ走ったのですが,なんか変な風向きで所々向かい風になってりもしながら,休憩兼エネルギー補給をしつつ,午後3時40分には帰宅し,嫁さんの言いつけを無事に守ることができましたです。そういえば,プレトレの掃除と整備をしたのは4月末なのですが,雨にも降られていないしということで,掃除と整備を留保していたのですが,さすがに連休から合計で700キロ程度走っているので,シフトチェンジがシブいときがあったので,そろそろ掃除と整備をしないといけないなぁと切実に思いましたので,ブログをアップしたら,久しぶりにプレトレの掃除と整備をしようと思っています。近所でビルの解体工事をやっているせいもあって,プレトレが微妙に汚れているということもあるので,気合いを入れて掃除をしたいなぁと思っていますが,掃除と整備をしたら明日は走りに行きたいなぁと思っていますが,6月に入りましたし,明日の天気はどうなんだろうなぁというのが一番の不安要因ですかね。まぁ,昨日は楽しく100キロ走ったので,明日が雨でもあきらめがつきますけどね。
 前回,カネカ食品のキムチもやしを開けるのに失敗してという話を書きましたが,カネカ食品のサイトを見てみると,なんと「ロケット(パック)」って書いてあるのね。こりゃあ中身が飛び出るはずだよと思い,近所のスーパーでスタンドパックの物を探してみたのですが,どうもないので,どうしたもんかなぁと思っているとキムチもやしの隣に汁が透明な七味もやしのロケットパックを発見しましたです。これなら,まぁ失敗しても色がそんなにつかないから買ってみるかということで,イソイソとその夜,下からはさみを突き立てて,穴を開けたのですが,やはりはさみだと,どうしても穴が大きいのか,服には飛ばなかったものの,ちょっと床を汚してしまいましたです。味の方はキムチパックとそんなに変わらず(というか,キムチパックにしても七味パックにしても,もやしの味が強いので,そんなに変わらないというのが正直な感想ですね。),うまうまと3日分のつまみ(七味もやしと豆腐を交互に食べているので,300円で5日分のつまみ(1日あたり60円)になるのは助かるなぁと。)にさせていただきましたです。さて,次の七味もやし対策ですが,下(というかシンク)に向ければ,服には飛び散らないということが分かったので,今度は開けるときの穴を小さくしてみようということで,実はコンビニの割り箸がたまっているので,それについている爪楊枝でまずは穴を開けてみることを次回は試してみたいと思っていますです。さて,次こそは納得できる開け方ができるのかなぁ。