ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

TRIBUTE TO 宮沢正一&ザ・ラビッツ:死んでこの世にやって来た/V.A


 え〜ほとんど知る人のいないこのブログですが,プレシジョントレッキングでググルと結構上位に表示されますし,アクセス解析を見ても,プレシジョントレッキングやプレトレでアクセスされているようなのは知っていたのですが,2ちゃんのあさひ系のスレを読んでいてこのブログがこの間の土曜日に「何もかも改造されたプレトレ」としてアップされているのを見たときは,ちょっと驚いたというか,荒れるんだろうなぁと思っていたら,案の定,なんかいろいろとレスされていましたですね(翌日の日曜日には収束しましたけど。)。しかし,「文章からも性格の悪さが伝わってくる」っていうのは言い得て妙かと。基本的に(というか仕事柄)クレーマー体質ですからねぇ,その辺は自覚済みですので。やはり,ここまでするなら最初からきちんとしたクロスを買っておけばいいのにというレスに対しては,本当,そのとおりだと思いますね。もし知人が真面目に自転車に乗ろうとしているのであれば,どうせ物足りなくなるのだから,最初からきちんとしたのを買った方がいいよと勧めたいですね(あくまでも少し速いママチャリでよければ構わないんですけど。)。自分で弄れよというレスについては,正直なところ自分で弄りたい気持ちはあるものの,やはり場所と時間のこともあるので。半日程度なら,自宅マンションの駐輪場の通路で弄っていても,まぁ許容範囲かなぁと思いますけど(それでも迷惑なんでしょうけど。),それ以上はちょっと無理かなぁと。そういう意味では,自宅駐車場や,場合によっては部室とかで弄れる環境がある人は非常にうらやましいというか。なかには自宅の自室という方もいるとは思いますけど,そこまで家族の理解はないし,それをやってしまうと寝る場所がないしなぁ。でも,1番は一度買ったものはもったいなくて捨てられない性格なのと,オートバイのときに2台持っていても,結局は1台しか乗らなかったことがが一番大きいと思うんですよね。そうすると,プレトレを自分の気に入るようにカスタマイズするしかない,マンションの駐輪場ではもてあましてしまうような作業はリアルあさひ(フロント多段化は当時行っていた(というかプレトレを買った)リアルあさひでは無理と言われたので,別の店に頼みましたけど。)でお願いするしかなかったもんで。まぁ,場所と時間を金で買ったと思えば,どんなにバカな改造でもそれはそれでいいんでないかい?本人が納得していればと思うんですけどね。そもそも改造すること自体,他人から見ればバカなことですし,よく考えると3万円以上(ママチャリしか乗らない人は1万円以上かな?)の自転車を買うこと自体,普通の人から見れば,馬鹿げたことなんだろうしね。実際,プレトレにはまるまでは,プレスポでさえ,自転車にこんなに金を出して乗れないなぁと自分自身思っていましたし。結局は趣味の世界なんだから,他人に迷惑を掛けなければ,全ては自己満足で良いのではないかと。

 2ちゃんの与太話はさておいて,今回は昨年の年末に発売された“TRIBUTE TO 宮沢正一&ザ・ラビッツ:死んでこの世にやって来た”を紹介したいと思います。というか,そもそも宮沢正一もラビッツもはっきり言って知っている人の方が限りなく少ないと思うのに,なぜにこんなトリビュートが出たのかが不思議ですが,いぬん堂の社長も含め,コアなファンがいるっていうことなんでしょうね。正直,私が宮沢正一の名前を知ったのは,遠藤ミチロウのファーストエッセイ「嫌ダッと言っても愛してやるさ!」で遠藤ミチロウ宮沢正一のことを取り上げたり(ミチロウの自主レーベルであるポリティカルからソノシートも出していましたし),THE STALINが虫というこれまた名盤を出した後,後楽園ホールでライヴをした時の前座をラビッツがやるはずだったのに客が騒いで前座ができなかったとか,いろいろと遠藤ミチロウ繋がりがあったのですが,昔は今みたいにネット通販で簡単に買えたり,そもそも学生で金がそんなに自由にならなかったので買えなかったし,というわけで,名前だけ知っていて,どんな音なのかはさっぱり分からなかったのですが,いぬん堂から宮沢正一の“人中間”が,そしてラビッツの“WINTER SONG”が再発され,その狂った(これは本当に褒め言葉として使っています。)言葉と音に思いっきりやられてしまったのですが,そんな音達をこの時代にどのようにしてアレンジするのか,怖いモノ見たさも含めて,このアルバムを買ってみましたです。残念なのは,現在はビル(いぬん堂の社長の現在のバンド)の極私的ラビッツ・トリビュート“ブアアアアカオオンヌウアア”のCD-Rがおまけで付いてくるのですが,私は出始めに買ったので,残念ながらこちらのおまけは付いていませんでした。
 1曲目の“ネオーソフト”という曲は,CHRISTINE 23 ONNA( from ACID EATER)による演奏で,メンバーの1人である山崎マゾは,マゾンナで有名なノイズ系の人でどうなるんだろうと思っていると,ノイジーなギターがラビッツと同様のギターを弾いている中,宮沢正一よりも更におどろおどろしく,リバーブ(ショートディレイか?)を思いっきりかけたヴォイスで歌詞を唄うというよりもつぶやきながら,途中でエレクトロノイズを挟み込んだりと,原曲のロケンロールな雰囲気を破壊し尽くして,ひたすらノイジーにやってくれています。昔はノイズ系ってはっきり言って全然ダメだったのですが,なぜか間口が広くなってしまい,こういったノイズも心地よく楽しめるようになってしまったのは,本当,どういうことなんでしょうかね?と自分でも不思議な感じです。
 2曲目の“死んででこの世にやって来た”という曲は,ヒデタカ( from MeTALpiLL)による演奏で,MeTALpiLLのヒデタカらしいパンキッシュでロケンロールなカバーになっています。イントロのギターリフから,おぉ!カッコヨイぜ!という感じで,畳みかけるような演奏で,間奏のブルースハープの音もイカしています。しかし,サラっと唄っていますけど,「死んでこの世にやってきた」なんてタイトルも凄いんですが,その歌詞も切迫感のある演奏と相まってグイグイ引きずり込まれていきます。
 3曲目の“コンクリート”という曲は,TOKYO HEROESによる演奏で,ラウド系のバンドらしく,ブレイクをガッツリキメながら,ストレートかつスピーディーにに突進していく様はラビッツとは違いますが,これはこれでカッコヨイ!と思ってしまいました。
 4曲目の“ベジタブルライフ”という曲は,after the sludgeによる演奏で,いいんですスガワラさんが唄っていれば。てなことはさておいて,ノイジーなギターのカッティングで始まり,重たいリズムのドラム,のたうち回るベース,そしてきちんと歌詞(歌詞の内容は当然壊れまくっていますけど。)を歌っているヴォーカルと,きちんと歌詞を唄っている点を除けばいつものafter the sludgeというかスガワラ節が炸裂していますが,ヤマジカズヒデの覆い尽くすようなノイジーなギターがこれまたカッコヨシです。
 5曲目の“home sweet home”という曲は,ECDによる演奏で,これも何が凄いって,ピーヒョロ鳴いているモノシンセの音だけ(しかも,多分ダビングは一切なしの一発録り。)をバックにECDがシンセの後ろの方で何やらつぶやいているというまか不思議な,なんて形容したらいいんだろう。アシッド・テクノ?プリミティブ・テクノ?まぁ,聴いてみてあきれるか,カッコエエと思うのかは聴いた人の判断にお任せします。
 6曲目の“悲しきX”という曲は,Austur lond & THE PATROLの演奏で,ストリングラフィーという次作楽器をメインに据えたインストルメンタルなのですが,フィドルのようなそうでないような不思議な音色の弦楽器の音がメインのメロディーを奏で,ラビッツのカバーというよりも間違いなく,Austur lond & THE PATROLの世界を展開しています。これは一聴の価値ありだと思いますです。
 7曲目の“開け!ジョン!”という曲は,JON(犬)による演奏で,足踏みオルガンの弾き語りなんですが,これが凄い,というか強烈というか。ラビッツというか宮沢正一の狂った世界観をさらに歪ませて狂った感を増幅させているのですが,淡々とオルガンを弾きながら「首が〜取れ〜る〜」とか唄われるとね,もうなんて言って良いのか。でもなんとなく好きなんですけどね。
 8曲目の“キリストは馬小屋で生まれた”という曲は,割礼による演奏なんですが,この曲は宮沢正一のアシッド・フォークの名曲と一部で呼ばれている曲で,聴いてみたいと思いつつ,音源がなくて聴くことができなかったのですが,今回やっとこういう形で聴けたのが非常にうれしいです。「ぼくあたまがわるくて,でかけることできない。ぼくあたまがわるくて,みつけることできない。」と淡々と唄われる歌詞の素晴らしさ(キリスト=稀人という意味なんだと理解させていただきましたです。),これで宮沢正一のオリジナル音源が聴けたらなぁとかなわぬ夢(金を出せば買えるとは思いますけど,そういうのはあまり好きではないので。)だと思いつつ,割礼による沈み込むようなサイケデリックな演奏によるこの曲を堪能させてもらいましたです。
 9曲目の“抱いて”という曲は,木幡東介(マリア観音)による演奏で,マリア観音らしいフリーキーな演奏に,都々逸のような唄で唄われる「抱いて」も強烈だなぁと思ってしまいました。特に最初の「もう好きになるのはやめたんだ,友達。もう好きになるのはしないんだ。Baby I Love You」と唄われるところは本当に強烈で,宮沢正一のノイジーな音の洪水の中で発せられるこの言葉も突き刺さってきましたが,都々逸の唸りのような唄い方で,この歌詞を唄われると,別の形で言葉がグサグサと突き刺さってきましたです。
 10曲目の“アレが来る”という曲は,インキャパシタンツによる演奏で,非常階段のメンバーでもあるミカワとコサカイが果たしてどういう音を出すのだろう?と思ったのですが,はい,やはり案の定徹頭徹尾ノイズの塊です。唄などというものはなく,ノイズと時折織り込まれる叫び声だけなんですが,原曲もさんざんギターでノイジーな演奏をした後に「アレが来る!」とシャウトして終わる曲なので,そういう意味ではインキャパシタンツがこの曲をセレクトしたのも理解できるような気がします。しかし,こんな思いっきりノイズを平気で聴けるようになった自分もなんだか凄いなぁと思ってみたりもして。
 11曲目の“名犬バター犬君号伝”という曲は,テキサコレザーマンによる演奏で,オリジナルよりもパンキッシュに,パワフルなヴォーカルがグイグイと曲を引っ張っていきますが,バンドのパワーというか勢いが感じられるナイスな演奏で,あっという間に駆け抜けていきます。
 12曲目の“過去男”という曲は,悲鳴(from 茨城)による演奏で,ヴォーカルの正に悲鳴というほかないヴォイスが素晴らしいです。音はやはりストレートなパンクなんですけど,この悲鳴ヴォイスがあれば,どんなバンドとの差別化も図れるだろうなぁと思ってしまいましたが,このヴォイスが嫌いな人にはちょっと耐えられないかもしれないです。
 13曲目の“バーチャンのバージンでいってみよー”という曲は,kito-mizukumi rouber(あぶらだこ)による演奏で,木魚のような音が鳴り響き,念仏のように歌詞を唄う(というよりも語っているのか?)なんとも不思議な曲に仕上がっています。原曲がストレートなロケンロールであったので,その変さと壊れっぷりは際だっていますが,聴き進めていくうちに,これはこれで良いのでは?と思ってしまいましたです。
 14曲目の“森の詩”という曲は,SPEARMENによる演奏で,このバンドの音は原曲に近いなぁと思いましたが,最近の音らしくやはり音は太いです。これまでのバンドの音が壊れまくっていたので,なんか安心して聴けるのですが,歌詞は宮沢正一で,もともとはラビッツの演奏ですから,非常にサイケデリックイカした演奏になっています。
 15曲目の“イエス”という曲は,シベールの日曜日による演奏で,ノイジーなのに唄はG.Sぽかったりして,う〜ん,一昔前のネオG.Sの音を狙っているのかなぁと思いつつ,ズンドコしたドラムの音やリバーブに沈み込んでしまっているような少しノイジーなギターの音になかなか悪くないのでは?と思ってしまいましたです。
 16曲目の“カラス”という曲は,遠藤ミチロウによる演奏で,これはラビッツではなく宮沢正一のソロの人中間(遠藤ミチロウプロデュース)のラストナンバーなのですが,遠藤ミチロウらしく,静かに,しかし乾いた狂気を感じさせながら弾き語ってくれています。知らずに遠藤ミチロウの新曲だと聞かされたら,そのまま信じてしまいそうな仕上がりの演奏になっています。しかし,「カラス,カラス,うたをもてり。」という歌詞は宮沢正一自身を唄っているように感じましたです。
 ラストナンバーの“革命25時”という曲は,MOLLSによる演奏,演奏というか,悪ふざけ一発(オリジナルも似たようなもんですが。)の曲というか叫びなんですが,オリジナルにはない曲が入っているのですが,この曲はどう聴いてもいぬん堂の社長が唄っているのではないかというような声なんですよねぇ。MOLLSをきちんと聴いたことがないのですが,このアレンジというか,声はどう聴いてもいぬん堂の社長というかビルではないかと思うのですが,まぁシークレットトラックなのでいいんですけどね。しかし,このシークレットトラックは「バカ女」の連呼で若干苦笑しつつも,名曲だなぁと思ってしまいましたです。
 しかし,本当にこのトリビュートアルバムを買う人がいるんだろうかと思いつつ,私のように買ってしまう人間もいるのだから少数ではあるがきっと需要はあるのだろうと思っています。しかし,いぬん堂関連で楽しみなのは,THE STALINの絶賛解散中の完全版を現在,いぬん堂の社長監修の元,作成中ということで,これは迷わず買うのですが,アマゾンで買うか,いぬん堂で買うか少し迷っているところですが,多分,いぬん堂で買えば,いぬん堂の社長のことなので何か特典が付くのではないかと思っていますので,いぬん堂から予約販売のアナウンスが出るまで,もう少し待ってみようと思っています。
 
 しかし,いつのまにか1月が終わってしまい,2月になってしまいましたが,物を長く使っていると良いこともあるようで,ウィルコムが制御チャンネルの移行に伴うお知らせをサイトでしているのをみつけたのですが,我が家のウィルコム関係の端末では,どうもCF型エアエッジ端末がアップデートしないと使えなくなるとのことだったので,我が家のパソコンはデスクトップでカードスロットはないし(しかも,今,販売されている新しいノートパソコンにはカードスロットなんていうレガシーポートはないし。),ジョルナダではアップデートはできないし,こうなれば職場のパソコンでアップデートしてみるか,でもできなかったらどうしようかなぁと思っていたところ,ウィルコムから電話があり,なんと古い機種を使っている人から希望があれば,最新型のモバイルwi-fiルータの007Zを配布しているとのことだったので,月額料金は500円程度上がるものの,3万円の端末が無料というのは非常に心が揺らぎましたし,ジョルナダがどうしようもなくなったとき,カードスロット付きの端末はもうないので,どうしたもんかなぁと思っていたので,これは乗るしかないということで,いただくことにしました。結局,CF型エアエッジは職場のパソコンでは当然ながらドライバーが入っていないのでアップデートできなかったため,5月以降は使えなくなるので,届き次第,設定して使えるようにしてエアエッジの方の契約はサクッと解約させてもらおうかなぁと思っています。
 本当,今年はこれまで愛用していたものが壊れたり,使えなくなるなぁと思っていたのですが,6年以上使っていたデイバッグも内側のコーティングがボロボロと剥げてきたので,これも買い換え時かなぁ(というか,6年以上使えば十分でしょう。)というわけで,自転車でショッピングモールに入っている大型スポーツ店に行ってみたのですが,気に入ったデイバッグは見つからず,こうなりゃアマゾンでドイターでも買うか!というわけで,アマゾンであれこれと探してみたのですが,ドイターって自転車用とかが多くて,それようのデザインが多いのですが,私としては普段使いの奴が欲しかったので,どうしようかなぁと思いながら探していると,プロミスという普段使い用のモデルなんだけど,きちんとエアーストライプ使用になっているものを見つけましたです。8500円などという,私にとっては未知の領域の値段でしたが,夏のあの背中の暑さから少しでも解放されるのなら,少しくらい高くてもいいかぁ,どうせこれも6年くらい使うんだろうし,ということでカートにインさせていただきましたです。これについてもネタにしようと思っていますので,得意のカスタマイズをしながら,毎日の通勤で使っているところでございます。
 しかし,2月になって本当に寒くなったよなぁと思っていますが,明日も雨(雪か?)が降らなければプレトレで走りに行きたいなぁと思っていますです。というのも,特定保健指導後,1.5杯の焼酎を1杯にし,つまみを豆腐のみの生活をきちんと続けているのですが,これが着実に体重が減っているので,こうなればプレトレで走って,更に体重を減らさねばと思っているので,手と足がメチャクチャかじかむような天気でないといいんだけどなぁとかじかむ手でキーボードを打ちながら思っていますです。