ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

SOMETHING ABOUT 11/THE LOODS


 えへへ〜,岡村靖幸(以下,「岡村ちゃん」という。)の全国ツアーであるエチケット+ツアーに参戦してきましたです。本当,Me-imiツアーから幾年月,あの太っていた岡村ちゃんがすっかり(昔までとは言いませんけど)スリムになって,声も若干戻っていると2ちゃんの岡村ちゃんスレで報告されていたので,本当,ドキドキでツアーに参戦したのですが,
ハッキリ言って,東京,大阪では一杯になったとしても果たして地方都市ではどうなの?という不安があったのですが,開場30分前に会場に到着すると,もう人が並んでいる〜!というわけで,今回は物販でお布施をしようと思っていたので,私も並ばせてもらいましたです。で,開場になって早速物販ブースに行くと,ネットでも評判のメガネやツアー会場限定Tシャツ(会場ごとに色違いらしい。)があったで,どうしようかなぁと思っていたのですが,まず気になっていたメガネですが,やはり日常使いにしたいので,かけてみてフレームサイズがどうなのかを確認してからでないと買えないなぁ(というか,人でごった返していて,とても試着ができそうな雰囲気ではなかった。)というわけで,会場限定Tシャツはデザインも表はピーチマークでバックはツアーロゴだけというシンプルなものなので,買ってもいいなと思っていたのですが,先に買っている人を見ていると,どうも商品をそのまま手渡しで受け取っているようなんですね。ライヴに参戦ということでいつものデイバッグはやめて,小さめのショルダーで参戦していたのですが,これでは買った物が入らないので荷物が増えるなぁと思っていたのですが,そう言えば,遠征組と思われる人が使っていたトートバッグが格好良かったなぁと思い,トートバッグを買って,荷物はこれにひとまとめにしてしまえばいいじゃんということで,最終的にはトートバッグと会場限定Tシャツを1枚お買い上げで合計4500円ほどお布施をさせていただきましたです。で,ライヴ本編なんですが,本当,もう最高でした。Me-imiツアーより,私も痩せましたが,岡村ちゃんも痩せていて,デンスもキレキレで,格好良かったです。客も私も含め,どうみても40代男女(というか,圧倒的に女性が多かったような気がします。)が多かったのですが,みんなの待っていたよ岡村ちゃんという感じが開演前からヒシヒシと伝わってくる感じが素晴らしかったですね。で,1曲目のイントロが流れ出したとたん総立ちで岡村ちゃんが唄い始めるのを待っていましたです。キーもそんなに下げることなく,ほぼ2時間30分のライヴで唄い踊りまくった岡村ちゃんと,会場にいた全ての観客に感謝という感じです(まぁ,さすがに終盤は高音が出なくなった曲もありましたが,それはやむを得ないかと思いますです。)
 で,岡村ちゃんからタップリとエネルギーをもらったはずなんですが,翌日,声が出ない(明らかに唄い過ぎ),耳が聞こえにくい(席がスピーカーの前だった),腰が痛い(どう考えても踊りすぎ)ということで,若くはないねぇとあからさまに思ってしまったのですが,その翌日には全ての症状が改善したので,まだまだいけるわよと自分で再確認してしまいましたです。しかし,本当,岡村ちゃんは私よりも2歳上なので,高望みはしません,このまま元気でライヴをやって,ゆっくりでいいから新しい曲も聴かせてもらえればなぁと思っています。

 というわけで,今回はTHE LOODSが昨年一時復活し,東日本大震災支援ツアーとして行ったLIVING AFTER 311 TOURの会場で限定販売された未発表音源集,“SOMETHING ABOUT 11”を紹介したいと思います。というか,20年以上経って,まさか当時のTHE LOODS(というよりも時期的にはLoud Machine)の新しい音源が出るなんて夢みたいですね。いぬん堂からSTOP FUCKKIN'AROUNDが再発されたとき,ライナーに収録されていたメンバーに座談会で西村茂樹ですら持っていない幻のデモテープの話が出ていたので,いつかはという思いがありましたが,今回,このアルバムの収益を全てソウルフラワー震災基金に募金するということで,秘蔵のデモテープと当時のライヴ音源から構成されたのが,今回ご紹介させていただくCDです。元々はLIVING AFTER 311 TOURの会場のみでの発売だったのですが,余れば多分,いぬん堂で販売してくれるだろうと思っていたところ,やはり社長がいぬん堂で発売してくれたので,サクっとカートにインさせていただきましたです。
 1曲目“Broken Loud Machine (Live 1986)“という曲は,Loud Machineをカットアップしてキーボードの演奏を重ねた,オープニングに相応しい短いナンバーになっています。
 そして2曲目の“Mighty Leaders (Studio 1988)”という曲になだれ込むのですが,THE LOODSらしいストレートなパンクロックな音に,これまでのTHE LOODSが得意にしていた短いフレーズの言葉を投げつける歌詞ではなく,ストーリー性を持たせたメッセージを唄っている西村茂樹に新鮮さを感じるとともに,次のTHE GROOVERSへの変遷を感じさせる曲になっています。それでもサビの「答えのない問いかけにあって,泥だらけの今を抱え込む。答えのない問いかけにあって,君のために世界を飲み干す。」という歌詞は古くささを感じない,普遍的なフレーズではないかと思いますです。
 3曲目の“Big Beat (Live 1988)“という曲は,THE GROOVERSのファーストアルバムMaximum Kissの1曲目に収録されていた曲のLoud Machine版なんですが,西村茂樹がLoud Machineを解散させ,THE GROOVERSを始動させざるを得なかった訳が分かるような気がしました。パワーと勢いはあるのですが,それはやはりあくまでも縦ノリのもので,当時の西村茂樹がやりたかった横ノリのうねるようなビート感がやはりうまく出ていないなぁという感じがしましたです。確かにベースのカタルもルート中心ではなく,メロディアスなフレーズを弾いたり,ベースソロを弾いたりしているのですが,なんというかリズムのタメがなぁ・・・という感じですね。THE GROOVERSのうねるようなビート感とは比較にならない(そういう意味では高橋ボブと藤井ヤスチカのリズム体の存在が大きいんだろうなぁと思いますです。)。しかし,この曲も西村茂樹のシャウトを含め,ストレートなパンクロックから多彩なリズムのロケンロールバンドへの移行期を感じさせてくれる,THE LOODSの資料としては一級品のものだと思いますです。
 4曲目の“Saints In The Night (Live 1988)”という曲は,THE GROOVERSのサードアルバムNO.18の1曲目に“今夜”というタイトルで入っていた曲の原型です。今夜の方はレゲエな後乗りビートで大きなうねりを感じる曲ですが,こちらは思いっきりパンクロックなナンバーになっています。個人的には“今夜”のうねりまくったリズムの方が好きですが,歌詞もところどころ違うし,別の曲として聴けば,このもありかも。でも,サビの「聖者のように夜に向かって,世界を変える鍵を回して。」というところは,パンクロックの性急なビートで畳みかけられるのもありではないかと思いましたです。
 5曲目の“Heaven (Live 1988)”という曲は,これもTHE GROOVERSのファーストアルバムMaximum Kissに収録されていたナンバーですが,THE GROOVERSのバージョンも比較的ストレートなロケンロールになっていたので,ストレートなパンクロックなLoud Machineバージョンも十分にカッコヨイです。途中で長いギターソロがあるのですが,この点はやはり藤井一彦のギターに軍配を上げざるを得ないかなぁと思うのですが,勢いがとにかく半端なくあるので,こういう曲だとLoud Machineは強いよなぁと思ってしまいましたが,終盤でTHE GROOVERSではメチャクチャドラマチックな展開になっているところがどちらかと言えば平板な感じで演奏されているのが少し残念かなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“Double Birth (Live 1987)”という曲は,初めて聴く曲なのですが,イントロのR&Bでよく使われるフレーズをパンキーに弾いてくれていて,Loud Machineここにありき!っていう感じで,西村茂樹のシャウトもパワフルでメチャカッコヨイ曲になっています。パンクからR&B(というか横ノリ)への端境期のような曲で,そういったことも含めて面白いなぁと思ってしまいましたです。
 7曲目の“Iron Cowboy (Live 1987)”という曲は,いぬん堂のライヴDVDで聴いたことがある曲ですが,もうゴリゴリのLoud Machine(というかTHE LOODS)お得意のストレートなパンクナンバーで,ガンガン押してくる曲で,単純にカッコヨシと思ってしまいましたです。俺たちは鋼鉄の馬に乗り,鋼鉄の街で生きているということがタイトルの由来なんでしょうけど,この場合の鋼鉄の馬はやはりバイクなんだろうなぁと思ってしまった私は,ハイテンフレームのプレトレ乗りですが,心意気は同じさ!っというわけで。
 8曲目の“Angel And Venus (Studio 1988)”という曲は,初めて聴く曲なのですが,まさかTHE LOODS(Loud Machine)の歌詞にAngelだのVenusだのなどという言葉が出るとは思ってもみなかったので,かなり驚きましたが,THE GROOVERSでは「君よだけいたい,一生のお願い」などと唄っているので,それもまたありかと。曲はこれまたストレートなパンクロックなナンバーでサビの「Angel And Venus」のシャウトがメチャロケンロールしていてたまらなくカッコヨシです。本当,徹頭徹尾ロケンロールという感じの曲ですね。
 9曲目の“Bird (Studio 1988)“という曲は,LOUD LIVE LOODSにも収録されていましたが,このスタジオ音源は限りなく完成系(というか後期THE LOODS,そしてLoud Machinenoの音)に近づいているのかなぁと思いましたです。
 10曲目の“Hot Blood (Live 1988)”という曲は,いぬん堂のライヴDVDで聴いたことがある曲ですが,JAGATARAの“少年少女”という曲にインスパイアを受けて,パンクロックでやってみたという感じなのかなぁと思いましたです。冒頭で西村茂樹が「これがLoud Machineの新しいパンクロック!」とシャウトしているとおり,縦ノリの曲に横ノリ系のリフを取り入れ,轟音でひたすら最後まで突進していく音は圧巻です。こういう曲を聴いていると,Loud Machineを解散させてTHE GROOVERSを始動させざるを得なかった西村茂樹の考えも分からないではないなぁと思ってしまいましたです。「少年たち,唄え少年たち。少女たち,騒げ少女たち」というシンプルなメッセージが時代を感じさせるなぁとは思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“Mighty Leaders (Live 1987)”という曲は,スタジオ音源とは異なる迫力というか,パワーというか,いきおいというか,本当,パンクロックバンドとしてもLoud Machine(THE LOODS)の真骨頂を堪能させていただきましたです。本当,畳みかけるようなサウンド,気持ちの良いブレイクと,文句のつけようのないパワフルなパンクロックナンバーになっていますです。
 本当,THE LOODSが好きだった人,それから初期のTHE GROOVERSが好きだった人(西村茂樹が脱退してからのTHE GROOVERSのみが好きな人にはお勧めしません。)はぜひ,この音源を聴いてほしいなぁと思います。やはり発掘音源がほとんどなので,音質等に若干の難はあるものの,そんなものは関係ないぜ!っていうくらい,パワフルにパンクロックしているLoud Machine(THE LOODS)の音がここにあります。まだ,いぬん堂で販売しているようですので,買う気がある人はお早めに。

 ところで,前回,特定保健指導を受けに行かないといけないと書きましたが,木曜日にとっとと行ってきました。行く前は「どうせ休肝日を設けろだの,禁煙しろだの言われるんだろうなぁ・・・」と少しブルーな気分でしたが,行ってみると,やる気があるのかないのか分からない指導担当者(一応,動機付け支援で行っているので。)で,人間ドックの結果表を見るなり,フルカワさんがどうして来ているのか分からないですねぇと言われ,おいおいそれは私も言いたいんですけどと思ったものの,結局国の検診指導というのが腹周りが85センチ以上ということを基準にしているのですが,はっきり言ってドカタ体型の私にとっては腹周りに少し肉が付いてもすぐに85センチなんて越えてしまうんだってばということで,人間ドックの診断医は目の前の私をみて,特に問題なしという診断をされているし,指導担当者もそうなんだろうなぁと思っていると,指導担当者が空腹時血糖の値が100ですね。99だったら来なくて良かったと思いますよと言われたので,自転車に乗っているので,今年の夏はアイソトニック系は飲まず(糖分がかなり入っているので。),ミネラルウォーターに変え,塩分は塩飴で補給するようにすれば,多分,血糖値は下がるんじゃないですかねぇと答えると,じゃあそれでということになってしまいましたです。とはいえ,まぁ動機付け支援なので何かしましょうということになったのですが,通勤は片道15分歩いて電車で立って,また15分歩いて,毎日腕立て伏せ30回と腹筋40回やって,週末には趣味を兼ねて4時間プレトレで走っていることを伝えると,もうやることがないですねぇと言われたのですが,やはりきましたよ,酒の話が。毎日350mlの緑缶と焼酎を300mlぐらい飲んでいることを伝えると,指導担当者いわく「もったいない」と。「これだけ運動しているのだから,あと100kcal減らせば,もっと痩せるんじゃないですかねぇ。ちなみにおつまみは?」と聴かれたので,「チーたらとかおいしいですよねぇ。」と答えると,「おいしいですよねぇ。でもチーズって結構カロリー高いですよねぇ。」ということで,半年後の面談までに可能な限り,焼酎の量を半分に減らす(これだけで,100kcal以上減るらしい),つまみはカロリーの低いものにするということをとりあえずの目標にすることにしましたです。で,特定保健指導を受けたその日は,指導を受けた日の酒はうまいぜ!ということで飲み会でガンガン飲んで,終電で帰ったのですが,昨日からどうしようかなぁと思っていると,とうふ2パック売りの商品があって,パックが電子レンジ対応で,中の水さえ捨てればそのまま湯豆腐という売り文句だったので,さっそく買ってみましたです。豆腐も美味しいんだけど,冬は冷えるしなぁと思っていたのですが,電子レンジで湯豆腐にできるならこれ幸いというわけで,電子レンジで暖めて,ポン酢をかけて,おつまみにさせていただきましたです。2パックで120円だったので,1日のつまみ代は60円ということで財布に優しいし,焼酎の量も半分に減らしてもちびちび飲めば,そこそこ飲める(というかマグカップに氷を入れてロックで飲んでいるので,そもそも量が多いのですが・・・)し,焼酎の消費量が減れば,これもまた財布に優しいしなぁというわけで,当面はこれで行ってみようかなぁと思っていますです。
 はたして,たったこれだけでどれだけ体重が落ちるのか分かりませんけど,まぁ時々,家で飲んで翌日に残ることがあったので,毎日飲む分についてはもう少し量を減らしても良いかなぁと思っていたので,まぁよいきっかけになったということで。しかし,休肝日をなんとか・・・とか,禁煙をなんとか・・・という指導担当者でなくて本当良かったなぁと思っています。そんなことを言われても目標にするつもりは当面は全くないので,不毛な言い合いをしなくて済んだのは本当に良かったなぁと思っていますです。
 さぁ,明日も雨が降らなければ,寒いけどプレトレでゴイゴイ走って,心からすっきりしましょうかね。多分,明日も曇り程度だから走れると思うし。