ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

うた/湯川トーベン

 
 うぉ〜!なんてこったい,これで2週間プレトレに乗れていないです。先々週は台風の影響だったのですが。先週は土曜日にプレトレの点検をしていると,リアタイヤにキラリと光るものが。これはガラス片が刺さっているので間違いないなというわけで,下手に自分で作業をしてパンクさせても仕方ないので,リアルあさひに持って行くことにしましたです。本当は土曜日のうちにリアルあさひに持って行く予定だったのですが,エアエッジの関係でauone netのサポセンと話をしていて時間がなくなってしまったので,日曜日に早起きして,ワイシャツにアイロンをサクっとかけて,午前中のうちにリアルあさひに行ったのですが,なぜか修理車が多くて,「今日の夕方になりますね。」と言われてがっくりしながら,1時間歩いて帰りましたです。で,夕方,修理が終わったかなぁと思ってリアルあさひに1時間かけて歩いて行ったのですが,まだできていないということで,仕方なく歩いて帰っていると,なぜかリアルあさひから電話が。ガラス片を取ったところ,チューブには達していなかったので,持ち帰れるということでした。この時点で20分歩いていたので,また戻るの?と思いましたが,プレトレを持って帰れるならということで,また20分歩いて引き返し,無事プレトレを受け取りました。わがままを言えば,作業確認の際,とりあえずガラス片を取って,パンクしていたら預かりということなら,午後半日乗れたのになぁと思ってしまいましたが,まぁそこは無理を言っても仕方ないかなぁ,他の客の手前もあるしね。しかし,やはり自転車でゴリゴリ走るより,歩く方がきついですね。自転車だと暑くても風を切って走っているので,少しは涼しく感じるのですが,歩きだと暑さが体にまとわりつく感じで非常にきつかったです。
 で,話は変わって月曜日は夜勤のためほぼ寝ることができなかったので,火曜日はお休みをいただいたのですが,これがメチャ良い天気で,走りに行きたい・・・と思ったのですが,睡眠不足の体調不良で走りに行ったら,マズイよなということで,家で寝させてもらいましたです。さすがに寝てなかったので,目が覚めたら夕方でしたとさ。で,今週末も台風の影響で天気が悪いのですが,天気予報では明日は午後から晴れるみたいなので,なんとか明日は走りに行きたいなぁと思っていますです。

 さて,前回の“ハナ”に引き続き,湯川トーベンのソロ第二弾の“うた”を紹介したいと思いますです。湯川トーベンに対する熱い思いは前回書かせていただいたので,その辺は省略し,今回のアルバムの全体的な感想ですが,前作よりも更にアコースティックにシンプルにタイトルどおり,湯川トーベンのうたを中心にした非常にフォーキーなアルバムになっています。ロックバンドのベーシストとしての湯川トーベンが好きな人にはちょっと肩すかしのようなアルバムかもしれません。
 1曲目の“風小僧”という曲は,アコギとベースを中心とした演奏に,イントロのピアニカの音が渋い!と思わせる構成の非常にフォーキーな曲です。本当,湯川トーベンの唄がど真ん中で唄っています。これだけシンプルな演奏だとアコギ1本でも十分唄えますね。歌詞も個人的には秋に川土手を歩きながら,風に吹かれてという感じで,これからの季節にピッタリの曲だと思いますです。最後のアコギのジャン・ジャカ・ジャカ・ジャカ・ジャ・ジャ・ジャン・ジャ〜ンというカッティングも定番と言えば定番ですが,イイ感じでございます。
 2曲目の“天使の月”という曲は,アコピ1台をバックに湯川トーベンが歌い始め,そこに絡むアコースティックベースが非常に味わい深い音を出してくれています。さすがベーシストだなぁと思ってしまいました。基本的にはアコピとアコースティックベースだけでバックの音を作っているのですが,コード感をアコピにリズムがソロ的な部分をアコースティックベースが担当していますが,このシンプルな音だからこそ,終盤のアコースティックベースのアコースティックベースのソロが光っています。
 3曲目の“星空”という曲はインストですが,エレクトリックギターの少しひずんだ音で淡々とメロディーを刻み,バックはキーボードのみとこれまた非常にシンプルなんですが,ギターが非常に良く唄っているので,“うた”というタイトルに偽り無しだなぁと思ってしまいました。
 4曲目の“坂道”という曲は,アコピをバックに湯川トーベンがゆったりと唄っているのですが,奇抜な言葉を選ぶでもなく,普通の言葉で淡々と唄っているのですが,それがまたイイ感じです。これも秋の夕暮れ時に聴きながら歩きたいなぁという感じですかね。
 5曲目の“ドライブ”という曲は,アコギ2本のカッティングから始まり,コンガがポコポコと入り,アコースティックベースがリズムをキープする,このアルバムの中では比較的ポップな曲になっていますです。感想のひねくれたキーボードの音もカッコヨイです。なんか適当に演っているような感じがありながら,それがなんか味わいになっている感じですかねぇ。
 6曲目の“サーカス”という曲はインストですが,キーボード中心の音の組み立てなんですが,3拍子のリズムと落下感のあるメロディーラインがサーカス(というよりも空中ブランコか?)の雰囲気をカマしだしてくれています。
 7曲目の“手紙“という曲は,エレピのみをバックに湯川トーベンが唄っているのですが,最初の「元気かい?」歌い出しからなんか心を持って行かれてしまいましたです。最近の感情垂れ流しの唄ではなく,風景を淡々と言葉にしているだけなんですが,だからこそ逆に心を持って行かれてしまうというか,そういう曲です。
 8曲目の“島影”という曲は,アコギのアルペジオのみをバックに湯川トーベンが唄っているのですが,なんか年齢を感じさせる唄だなぁと思ってしまいました。年寄りというわけではなく,良い意味で歳を重ねているからこそ出せる渋みのようなものを感じましたです。またイントロや間奏で入るアコピもなんか学校の音楽室で1本指で弾いているような感じでなんかいいなぁと思ってしまいましたです。
 9曲目の“天使の月(エレキバージョン)”という曲は,2曲目のリプレイでバンドアレンジでやっているのですが,ドラム,エレクトリックギター,エレクトリックベースをバックに湯川トーベンが唄っているのですが,湯川トーベンも唄っていますが,エレクトリックベースがこれでもか!っていうくらい唄っていて気持ちが良いです。
 ラストナンバーの“ぼんやり”という曲は,アコギのカッティングとキーボードのロングトーンをバックに湯川トーベンがこれまた淡々と唄っているのですが,これがまたイイ感じなんですね。感想のコーラスとキーボードの掛け合いになっている部分も美しいですし。この曲からまた1曲目の“風小僧”に繋がると,エンドレスになってしまうような気がします。
 しかし,このアルバムを入手したのはまだまだ糞暑い8月で,なんかいまいちだなぁと思って聴いていたのですが,9月になって残暑を乗り越え,少し涼しくなると,なんかイイ感じなんですよね。やっぱり夏はガンガンにハードなロケンロールでないと暑さに負けてしまいそうになるので,こういうシンプルな奴はこれからのシーズンだなぁと思ってしまいましたし,実際,毎日,朝夕の通勤で聴き込ませていただいていますです。

 前回の終わりにプレトレのニューモデルについて書きましたが,TREKも2012年モデルを投入してきましたねぇ。7.4FXと7.3FXは既に先行投入されていたので,それ以上のモデルはどうなるんだろうと思っていましたが,新しい7.5FXは思いっきりフラットバーロード化していますねぇ。かっこええ。プレトレがもしも逝ってしまったら,これしかないなぁ。しかし,よく分からないのが,トップの紹介では9速となっているのに,スペック表では10速になっていることかなぁ。フロントが2枚なので,10速ならよりうれしいですけど,9速でも今より間違いなく良いので,別に構わないんですけどね。白・赤のカラーリングも格好いいけど,なんか汚れが目立っちゃいそうだなぁなどと,要らぬ心配をしていますが,私が買うときには多分2014年モデル(オイオイ)になっていると思うので,更なる進歩を期待したいと思いますです。