ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ハナ/湯川トーベン


 9月になって10日も過ぎたせいなのか,それとも先週末の台風のせいなのか,風はすっかり秋の風になりましたですねぇ。昼間はやっぱり暑いけど,朝夕はずいぶん涼しくなって,扇風機を回しっぱなしでなくても眠れるようになったので,体も少し楽になったような気もしますです。この間の土曜日は台風の影響で風が強くて,雨もどうなるか分からないので,家の中でじっとしていたので,掃除(家の中に家族がいるので,できない。)に洗濯(風が強いのでとても干せない。),それからプレトレのメンテ(メンテの途中に雨が降られたら,最低なので。)ができたのは日曜日だったので,まずは洗濯をしながら掃除をし,それを済ませてからプレトレのメンテをしたので,午後からゴリゴリ走ると,せっかく張り直したオイルが全部飛んでしまうので,午後3時から2時間ほどマッタリ走らせてもらいましたです。マッタリ走ると2時間で20キロしか走れないんだなぁと思いながら,1時間で20キロ普段走っているっていうのは,やっぱりスポーツとして自転車に乗らない人からしたら普通じゃないんだろうなぁと思ってしまいましたです。まぁ,2時間で20キロ走るのも,ママチャリに乗っている人からすれば,たいがいにせえよという感じなんでしょうけど,そこは,それ,真夏の午後に80キロ走るような人間ですから。

 さて,話は変わって今回から湯川トーベンのソロを取り上げて,3回にわたって紹介したいと思います。湯川トーベンは,知る人ぞ知る名ベーシストなんですが,最近は湯川潮音の父親と言う方が分かりやすいのかなぁ。私的には,子供ばんどのベーシストだった湯川トーベンを見て,聴いて,めちゃくちゃドライヴ感のあるベースにやられてしまって,ベースを手に取るきっかけとなった人です。また,子供ばんどの後のアルファベッツというバンドでは,湯川トーベンがやりたかった唄モノでポップでありながら,パワフルなロケンロールを聴かせてくれていました(しかし,アルファベッツのアルバムはなぜか再販されないんですよね。再販されたら欲しいのですが,「アルファベッツ 湯川トーベン」で検索しても,アルファベッツは出てこないので,再販はないんだろうなぁ。という訳で,そのうち家のレコードをCD化することにしましょうかね。)。で,アルファベッツ解散後は主にサポートミュージシャンとして活動をしながら,弾き語りもやっていて,ソロアルバムも発売されていたのですが,自主制作で廃盤になっていて,どうせなら全部聴きたいしなぁと思っていると再発され,アマゾンで全部揃えることができましたとさ,ということで,今回は湯川トーベンのソロアルバム第一弾の“ハナ”を紹介します。“ハナ”っていうのは湯川トーベンの飼っている犬の名前なのですが,それだけの理由みたいです。そんなところも湯川トーベンらしくて良いです。
 1曲目の“フォークロック“という曲は,タイトルどおりフォークロックという感じの曲ですが,太いベースラインが湯川トーベンファンにはたまらないですねぇ。子供ばんどアルファベッツのようなハイテンションではないんですけど,落ち着いた音なのロケンロールを演ってくれています。「こんなに遠く,いつの間にやら,ここまで来てしまったけど。いつまでも夢の中歩いてるような,どこまでも続いている一つの道」なんて湯川トーベンに唄われると,本当,「あれからずいぶん時間が経ってしまったけど,本当,ここまで来たなぁ。」という感じになってしまうのは,私もそれなりに年を取ったということなんでしょうね。
 2曲目の“もっと”という曲は,アコギで始まり,フェイザーをかけたような湯川トーベンの唄が始まったと思ったら,分厚いうねりのあるバンドの音になります。基本的には短い歌詞を繰り返し繰り返し唄っているのですが,不思議と飽きのこない不思議な曲になっています。
 3曲目の“夕暮れのうた”という曲はも,アコギとベースとキーボードの絡みで静かに始まり,聴いていると本当に夕暮れ時の風景が頭の中に浮かんできます。あぁなんかこういう曲もいいねぇと思いながら,でも夏の糞暑いときにはあんまりなじまないなぁというわけで,本当は8月初旬には湯川トーベン三部作を入手していたのですが,秋になるまで取っておいたんですね。しかし,間奏のアコギ,ベース,キーボードの絡みが本当に美しいので,やっぱり秋向きだなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“しょーもない僕 しょーもない君”という曲は,アコギのジャカジャカしたカッティングで始まり,湯川トーベンのまったりとした唄が入り,途中からバンドの音に切り替わるのですが,ベースの音が太い!気持ちいいくらい太いです。唄そのものは淡々とというかまったりとした感じで唄っているのですがカッコイイですし,徹頭徹尾ガシャガシャと鳴らしているところや,タイトルに湯川トーベンらしさを感じてしまいましたです。
 5曲目の“僕はカラス”という曲は,あ〜こういう曲でアレンジの曲は聴いたことがあるなぁという感じのやさしい曲です。「あんたに言いたい,本当に。僕は君を,君をずっと見ている。」というふうに全てを肯定してもらいたいときもあるのですが,結局は僕は僕でしかないので,そのままの僕を見ていてねということなんだろうと勝手に解釈させていただきました。40歳を過ぎて,今更,変わることもできないのはよく分かっていますしね。
 6曲目の“太陽の光”という曲は,イントロのハープの音を聴いただけで,あぁフォークロックという感じの曲です。フォークロックなアレンジに少し前向きな歌詞,奇をてらうことなくストレートに,そしてやさしく唄ってくれている湯川トーベンに癒されてしまいますです。で,エレピ系のキーボードがイイ感じで鳴り響いているのも,とってもフォークロックだなぁと。
 7曲目の“ハナ”という曲は,アコギのインストルメンタルなんですけど,今の湯川トーベンはこういう叙情的なものが好きなのかなぁと,子供ばんどアルファベッツの時のような少し自虐的なギャグはもうやらないのかなぁと少し寂しく思う自分もいたりします。
 8曲目の“どこまで行こう”という曲は,アコギ1本で始まり,途中からバンドが入ってくる湯川トーベンの人生観が詰まったとも言える曲です(と思っています。)。「自分次第ですべてが変わる。」と唄いながら,「流れて行く,どこまでも。」と普通に考えれば逆ではないかと思えるようなことをサラッと唄っているのですが,自由に生きていくけれど,その場その場をどうとらえるかは,自分次第ですべてが変わるというふうに受け止めさせていただきました。いいですねぇ,自分でギターを弾いて唄いたくなってしまいましたです。
 ラストナンバーの“ミュージック”という曲は,アコギ1本で湯川トーベンが音楽に対する気持ちを唄っています。「いつも聴こえてくる,心の中にミュージック。」で始まるのですが,本当に私も「いつも聴こえてくる,心の中にミュージック」って思っていますので,本当,素敵な曲だなぁと思ってしまいました。途中で「ドーナツ盤の中で素敵なひと時を」っていう歌詞が出てきてすんなり聴けるのは,そういう世代だからなぁと思ってしまいました。今時の子にドーナツ盤なんて言っても分からないだろうし,見たこともないだろうからね。そういう意味では歳を取ることも悪くはないと思ってもみたりします。
 本当,最初に書きましたけど,これから涼しくなるシーズンに,朝,駅に向かうとき,夜,家で酒を飲みながら,じっくりと湯川トーベンの唄に浸りたいときに聴きたいなぁと思ってしまいましたです(そういう意味では,子供ばんどアルファベッツは夏にガンガン聴きたい音だなぁと思ってしまいましたです。

  話は変わって,我が家のネット環境もとうとう光になりましたが,さすがベストエフォート。ちょっと早くなったかな?程度の体感ですかねぇ。しかし,それよりも困ったのは,ADSLのときには問題なく使えていたエアーエッジが全く使えなくなってしまったんですね。プロバイダに接続しようとすると切断されてしまうんですよねぇ。う〜ん,これではジョルナダを持っている意味が半減してしまうなぁ。どうしたもんかと思いつつ,サポートにメールをしてみたものの,今時,WINDOWS CEなんてサポートも知らないだろうしなぁ。しかし,ADSLからひかりに変えるだけで,こうなってしまうのは不思議というか,なんなんだかなぁという感じです。auone netのサポートセンターの努力に期待するしかないのかなぁとちょっとあきらめ気味に思っています。まぁ,もしこれでダメなら,WX330Jパケ放題にして,ネットブックの小さい奴でも買おうかなぁと思っています。いつまでもJORNADAが使えるとは思えないしね。と書いていると,auonetのサポートメールが届き,サポセンと電話で話をして,サポセンからWindows Handheld PC2000って何ですか?と言われながら,最終的には重要な情報が提示されました。なんと,ADSLからひかりに変えると,パスワードも変更されてしまうとのこと。IDは変わったものの,パスワードは変更なしと思っていたので,これは落とし穴でした(これまで,契約を2回変更してきましたが,ログインパスワードが変わったことがなかったもんで。)。こんな古い端末の相談に根気よくのっていただいた上,原因は基本的なところだったという非常に申し訳ない客で申し訳ありませんでしたです。サポートメールをよく読んだら書いてあったので,読み飛ばさずにきちんと読んでいればと反省しましたです。まぁ,JORNADAには更に当分,お付き合いいただくことになってうれしゅうございます。
 もう一つついでに話は変わって,ディアリオが発売されたことによって,あさひのママチャリ系クロスバイクはプレトレからディアリオに移行し,プレトレは終わりかと思っていたら,なんとこの時期になって新型のプレトレが発売になるようです。デザインはプレスポの2012年モデルと似たようなカラーリングで,フロントフォークはストレートタイプになり,クランクも少し格好良くなるようです(楽天のあさひで見た限りでは。)。詳細はネットあさひの方にアップされないと分からないのですが,買い換えることはないけれど,どのように変わるのか楽しみにしておきたいと思いますです。