サドルを交換しようかなぁということを前回書きましたが,その後,アマゾンでいろいろ見たりしているのですが,やはり実物を見ないと分からないなぁということで,仕事帰りにビッグカメラに行き,どれどれとサドルを物色していると,セラ・イタリアという定番メーカーのシートがあって,色は黒のみですが,細身で中抜きがしてあってなかなかイイ感じだったので,どれどれと値段を見てみると,3000円もしなかったので,どうしようかなぁと思いましたが,サドルなんてそんなに買う人はいないだろうからもう少し待って,それでも欲しかったら買うことにしようというわけで,大分日が経ったのですが,交換したくなったので,来週,仕事の帰りにビッグカメラに寄って,サクッと買いたいと思います。これで売り切れていたら少し悲しいんですけど,まぁ大丈夫でしょう。
話は変わって,職場に自転車が趣味の人がいて,今はルイガノのクロスに乗っているんだけど,コルナゴのクロスが欲しいなぁと言っていたので,コルナゴのホームページをプリントアウトして,こんなのがあるよと見せてあげたのが,つい2週間前だったと思うのですが,昨日の職場の飲み会で話をしていると,どうもコルナゴのクロスを買ったらしく,私に対しても「フルカワさんも早くトレックを買ったら?」と言われてしまいましたです。そうは言っても,手塩に掛けて弄り倒した私のプレトレをそうやすやすと乗り換えられないよなぁ。しかも,今年フロント3速化したばかりだから,少なくともあと2年はプレトレに乗りたいしねと応えると,そうですよねぇ,あそこまで弄ってあると逆に手放しにくいですよねぇと納得されてしまいましたです。そうか,納得してくれるか。でも,私だってトレックが欲しくないわけではないのですけどね。ともかく今はプレトレに乗りたいだけなので。
さて,今回も引き続き“CASE OF TELEGRAPH PRODUCT DX”のDisc 2を紹介します。レコードで発売されたときは,これで終わりだったのですが,今回はデラックスエディションということで,更にボーナスCD1枚ありますので,それは次回ということで。というか,さすが2枚目はコアなバンドが多いなぁと思ってしまいましたです。
1曲目はEP-4(unit 3)のタイトルなしの曲ですが,佐藤薫とバナナのユニットでノイズとキーボードのたゆたうような音になっています。EP-4のときはビートがあったのですが,こちらのunit 3では浮遊感のある演奏を聴かせてくれています。
2曲目はJunk Jungle Genreという京都のバンドの“GORO”という曲ですが,フリージャズを基本にしながら,そこはかとなくファンクという,あの当時のニューウェーブだなぁと思わせてくれる曲になっています。でもパワフルなドラムとベースの作るリズムを上をフリーキーに暴れ回るサックスっていうのははっきり言って嫌いではないですし,なかなかカッコヨシです。
3曲目は“Be-2”の“CINERARIA“という曲ですが,打ち込みの静かなリズムの上をクラシカルなメロディーラインをフィドルが奏でる様は,Junk Jungle Genreとは真逆に振り切れているのですが,これはこれで非常に心地よいです。というか私が単にフィドルの音が好きなだけなんですけどね。
4曲目はすきすきスウィッチの“いっぱい〜抱いて〜違いを許さず違いと言い続ける違い〜つれさらってってくれ〜初めから好意を前提にして〜又会ったね〜めくれるかな〜なるかな〜記憶“という曲ですが,これが凄い。ギターとベースの2人のメンバーが織りなす,ハードパンク・ヴォイスパフォーマンスという感じで。途中のアジテーションもひたすらカッコヨイし。すきすきスイッチはポップなバンドだと思っていたのですが,ここまでハードな演奏をしていたときもあったとは驚きです。この演奏を聴くだけでも,このCDを聴く価値はあると思いますです。
5曲目はPARA-PHRASEという札幌のバンドの“Irregular“という曲ですが,最初のギターのリフからしてすでに80年代ニューウェーブの香りがしますねぇ。非常にカッコヨイです。ズンドコしたドラム,うねりまくったベースライン,ノイジーなギター,言葉少なめで放り投げるようなヴォーカルと,全てが整っていて,素晴らしいでございます。
6曲目はアレルギーの“不安なアタマ”という曲ですが,アレルギーといえば現在も宙也が頑張っているわけですが,当時のアレルギーはなぜかパンクバンド扱いをされていましたが,こうやって聴いてみるとパンクではなく,ファンク系ニューウェーブな音ですよねぇ。とにかく若さ炸裂というか,勢いのあるパワフルな演奏でカッコヨシでございます。
7曲目はLEZZ-LESS-MASSという札幌のバンドの“MAIAGARU”という曲ですが,3拍子の不思議な曲ですが,私的には今ひとつかなぁと思ってしまいましたです。
8曲目はAUTO-MODの“prologue〜Dancin'Rhythm”という曲ですが,prologue部分はいかにも布袋だなぁという感じの浮遊感のあるギターを中心した静かな演奏を聴かせてくれていますが,Dancin'Rhythmに入ると一転して,タムを中心にしたドラムがリズムを作り,今も昔も変わらないジュネのあの声が流れると,どうしようもなく,あぁAUTO-MODと思ってしまいましたです。ジュネの書く歌詞も好きなのですが,ところどころディレイが掛かりすぎて何を言っているのか分からないところがあったりするのですが,そういう雰囲気的なところも含めて,そういう時代だったんだろうと思ってしまいましたです。しかし,ジュネのヌメヌメとした声は好き嫌いが分かれるところだと思いますけど,好きな人にとってはこの声でなければいけないくらいの声だと思いますです(私もそうですが。)。
ラストナンバーはEP-4(unit 3)のタイトルなしの曲ですが, 1曲目と異なり,ソナー音のような音がリズムを作る上をキーボードがメロディーともノイズとも言い難い演奏をしています。なんか聴いていると,深く沈み込んで,睡眠不足のときには眠ってしまうかもしれませんです。
次回で“CASE OF TELEGRAPH PRODUCT DX”の話は終わるのですが,ボーナスCDの3枚目が,これがまた凄い音源なので,今回よりも多分,書く量が増えるのではないかと思っていますです。
またもや話は変わるのですが,この時期,駐輪場でプレトレを弄っていて困るのは,蚊に刺されてしまうことで,これはどうにかしないといけないなぁと思っていたのですが,今日,とうとう買いましたです,「どこでもベープNo1未来」という奴を。これでどれだけ蚊に威力があるか分かりませんが,何もしないよりはましだろうと思いますので。この間の日曜日にプレトレで走っているとき,シフトが今ひとつ決まらなかったので,多分,チェーンのオイルが飛んでしまったのだろうと思いますので,ブログのアップが終わったらプレトレのチェーンの掃除をしてオイルを塗り直しておこうと思っていますので,さっそく使って見ることにしたいと思いますです。これで蚊に刺されることがなければ,本当に良い買い物をしたと思いますが,果たしてどうなることやら。