ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

CASE OF TELEGRAPH PRODUCT DX(Disc 1)/V.A


 この間の日曜日は本当に天気が良かったので,久しぶりに山に行くかぁ!ということで峠をゴリゴリと越えたのですが,やはり思いっきり暑かったですね。アイソトニック飲料の消費が半端なかったです。しかし,最近はきちんと帰り道の当分補給にアンパンを食していることはいつも書いていますが,こう暑いと何を飲みながら食べるのかが難しいんですよねぇ。アイソトニック飲料ばかりだと飽きてしまうし,とはいえ炭酸系とかコーヒー系とか飲んでも,逆に喉が渇くしなぁなどと思っていると,セブンイレブン限定で,アクエリアスエナジーエックスという奴が売っているのを発見しましたです。これはアイソトニック系なのにパッションフルーツ味で,しかもローヤルゼリーアミノ酸(BCAA+アルギニン)を配合しているということで,飲んでみると,ローヤルゼリーとかはどうでも良いのですが,とにかく少し甘いパッションフルーツの味がアイソトニック飲料の味に飽きていた舌を回復させてくれますし,アンパンにも合うので,これはいいですね。これからはできるだけ休憩はセブンイレブンで入れて,アクエリアスエナジーエックスを飲みながらアンパンを食べることにしましょうかね。
 しかし,これだけ炎天下の下をプレトレで走り回っていると,本当,日の当たらないところにいるだけでかなり涼しく感じますね。実際,家では扇風機だけで十分過ごせていますので,別にエコを狙っているわけではないのですが,結果としてエコになっているので,まぁいいかという感じなんですけどね。

 さて,今回は“CASE OF TELEGRAPH PRODUCT DX”を紹介します。というよりも,ディスクが3枚あるので,3回に分けて紹介するんですけどね。“CASE OF TELEGRAPH PRODUCT DX”は,1983年8月に新宿ロフトで5日間に行われたテレグラフレコードのイベント,CASE OF TELEGRAPH/PRODUCTS 5を録音したもので,当然,元々はテレグラフレコードからPRODUCT1とPRODUCT 2という形で発売されたのですが,当時は買うことができなかったものの,今回更に1枚ボーナスCDが加わって発売されたので,これは80年代自主制作ファンの私としては買うしかない!というわけで,サクっとアマゾンでカートにインさせていただきましたです。で,今回はDisc 1から紹介させていただきます。
 1曲目はヒゴヒロシ率いるChanceOperationの“インターバル・デッドヒート”という曲で,どストレートなビートを打ち出していたミラーズと異なり,クールなのにファンキー,でギターはノイジーという言葉だけだとなんやそれ?なんですけど,本当,そういう感じなんですよ。どストレートなミラーズも好きですが,やはり本来ベーシストであったヒゴヒロシがベースでリズムを刻みながら,クールときにはシャウトしながら唄う様はカッコヨシでございます。
 2曲目はBoyBallの“intro.〜直角に折れ”という曲で,BoyBallというバンドは初めて聴いたのですが,前橋のバンドだそうで,サックスを前面に出したintroではポップなジャズ?という感じだったのですが,ヴォーカルが入ると,少しパンキーなゴキゲンなロケンロールを聴かせてくれます。ベース,ドラム,サックスという和音楽器がない構成なのですが,サックスが常時リフを吹き続けていて,物足りなさを感じさせませんですね。
 3曲目はSO-DOの“HASHIRU”という曲で,名前だけは聴いたことがあったのですが,音を聴くのはこれが初めてでしたが,リズム体はレゲエなのにギターはレゲエ特有の裏打ちギターでないという,少し外したリズムが微妙に絡み合って,少しずつ高揚感を高めてくれるという不思議な曲です。ヴォーカルも断片的な言葉を投げつけるように唄っているのですが,リズムの隙間にピッタリとはまりこむような感じで,非常にカッコヨシでございます。
 4曲目はチコ・ヒゲの“TUBE”という曲で,チコ・ヒゲはフリクションではドラマーでしたが,ソロでは打ち込みをバックにサックスを吹いています。チープなリズムボックスの音に,ループするベースライン,その上をクールなメロディーのサックスが乗るという,サックスを前面に出すとジャズっぽい音になるのでは?と思っていたら,やはり80年代ニューウェーブな音になっていて,カッコヨシですね。というか,昔のリズムボックスのチープな音って本当,好きなんですよねぇ。
 5曲目はカトゥラ・トゥラーナの“ジャンゴロ・グルゴロ”という曲で,パーカッション,フィドル,チェロ,ピアノに乗せて,意味不明のつぶやきというかシャウトというか,本当,不思議な世界観なんですけど,デタラメにやっているようで,実はきちんと計算してやっているんだろうなぁと思いましたです。なぜに“ジャングル・グルゴロ”なのかは分かりませんが,面白いのでまぁいいかと思ってしまいました。
 6曲目はPABLOPICASSOの“内側の歌”という曲なのですが,カトゥラ・トゥラーナの後なのでロックバンドらしい音が非常に強調されています。タムを多用したドラムに,コードを交えつつハードに弾きまくるベースと音的には非常に好みなんですが,ヴォーカルの声質が今ひとつ好みでないので,う〜んという感じでしょうか。これならインストで押し切ってもらった方が個人的には好みかなぁ。
 7曲目はパイナップル4.9の“ふるえる◯×△”という曲で,実はパイナップル4.9は札幌のバンドなんですが,GYMレコードから発売されたミニアルバムを持っていて,そのバンドでありながらヴォイスを多様した音作りは面白いなぁ,でもライヴでも大丈夫なのかなぁと思っていたのですが,このこのライヴを聴いて,余計な心配であることが分かりました。というかライヴの方がよりパワフルなヴォイスパフォーマンスになっていて非常にカッコヨシでございます。決して盛り上がる系の音ではないのですが,グサグサと突き刺さってくるような音でやられたなぁと思ってしまいました。というか,パイナップル4.9の音源がもし再発されて,ボーナストラックでライヴ音源が付いているようなのが発売されれば,間違いなく買ってしまうと思いますです。
 8曲目はコンクリーツの“ビアテラス”という曲で,コンクリーツも昔の宝島でよくバンド名だけは拝見していましたが,音は唄モノのバンドという感じですね。特にここまで個性が強いバンドばかりなので,ここで本当に普通の音のバンドが出てくるとホッと一息という感じでしょうか。
 9曲目もコンクリーツで“Jタウンマーチ“という曲で,いかにもマーチというドラムにチープなキーボードの音にうさんくさいヴォーカルと,これは凄いです。胸を張ってB級バンドをやっている感じがヒシヒシと伝わってきます。元々ヴォーカルのシム・コン・カン(清水寛)は,テレグラフ地引雄一と一緒にDrive to 80なんかのイベントを手がけていた人らしいのですが,それを踏まえて自らのバンドでこういう音を出すのは凄いなぁと本当に思ってしまいました。
 ラストナンバーはくじらの“エアー・アタック”という曲で,くじら自体はやはり昔の宝島でよく拝見していたのですが,その風貌(顔へのペインティングなど)から,なんか今ひとつという受け止め方をしていたのですが,こうやって今更ながら音を聴いてみると,肉声に重きを置いたポップバンドだったんだなぁと思ってしまいました。特にサビのヴォーカルとコーラスの掛け合いは面白いアプローチだなぁと思ってしまいましたです。
 次回はDisc 2を紹介したいと思っていますが,すきすきスウィッチだのアレルギーだのAUTO-MODだの予断を許さないメンバーですので,これもまた楽しみでございます。
 
 話は変わって,先週の金曜日は暑気払いで,来週の金曜日は送別会が入っているので,昨日ぐらいは何もなければ帰ろうと思っていたら,本当に何もなかったので真っ直ぐ家に帰らせていただきましたです。そうすると家のポストに大きめの封筒が2つ入っており,1つはやっと予約が取れた人間ドックの関係書類で,もう1つはいぬん堂からであざらしの血肉が届いていましたです。ここのところアマゾンで買うことが多いので,メールで連絡を受けて,コンビニへ受け取りに逝くことが多いのですが,こうやって予期せず家のポストに入っているっていうのもなんかうれしいなぁと思ってしまいましたです。まぁ,アマゾン以外でネット通販しているのは自転車のパーツ(まぁ,最近は買うことはないんですけど。)以外はいぬん堂だけだしなぁ。そういえば,ゴリゴリ走りすぎてプレトレのサドルがこすれて色が剥げてきているので,そろそろ新しいサドルを見繕っておかないといけないなぁと思っていますので,またアマゾンのお世話に成るのかなぁと思っていますです。デザイン的には今使っているVELOのサドルがお気に入りなんですけど,せっかくだからここで思い切って換えてみるのも手かなぁと思ってもみたり。でも,こういうので悩むのって楽しいからいいんですけどね。