ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

非常階段 A STORY OF THE KING OF NOISE(おまけDVD)/JOJO広重外


 なんか最近,プレトレのハンドルを切りたくなってしまっていますです。というのも,前回もトンネル話をしましたが,結構,どうしても歩道を走らないといけない部分があるのですが,そういうところに限って道幅が狭いんですよね。実際,止まって思いっきり反対側に寄せて,しかもプレトレを寝かさないとすれ違えないようなところがあるので,正直,ハンドルを切って,少し横幅を狭くしたいなぁと思うこともしばしば。この際思い切って,グリップを更に短くして,ハンドルをカットするかとも思ったのですが,大体のイメージでやってみても,どうもこれ以上グリップを短くしてごまかすのは難しいようなので,こうなればハンドルを切って全体的に内側に寄せるか?とも考えたのですが,左側はブレーキレバーしかないので,なんとかなるのですが,右側はグリップシフトにブレーキ,おまけにミラーがあるので,もうこれ以上は無理って感じです(ミラーを外せば何とかなるかもしれませんが,ミラーなしではちょっと車道を走るのは恐ろしすぎるので・・・)。う〜ん,そうすると,ハンドルをストレートタイプにしてハンドルをカットするしかないのか。それなら禁断のなんちゃってアヘッドにしてもいいかもね。ということでアマゾンでポチポチと調べてみると,なんちゃってアヘッド,アヘッドステム,ストレートハンドルをセットで買っても5000円程度であることが判明しましたです。えぇ,酒飲んだ勢いでカートにインさせていただきましたですよ。全て別の店から配達されるため,ぼちぼち届いていますので,ホムセンにパイプカッターを買いに行かないとな。しかし,なんちゃってアヘッド化したら,ママチャリ感が更になくなるなぁと思いつつ,今よりも少し前傾姿勢になりそうなので,ひょっとしたらスピードも2,3キロは上がるかしら?などと思ってもいたりします。
 なんか,どんどん自分で弄るようになっているなぁ(まぁ,自分で弄るのも楽しいですし。)というか,更に訳の分からない自転車になっていくよなぁと思いつつ,12月にリアルあさひに半年点検に行こうと思っているのですが,リアルあさひの店員の視線が少し怖いような気もしますです。

 え〜,前回は“非常階段 A STORY OF THE KING OF NOISE”の本の方を紹介しましたが,今回はこの本のオマケとして付いているDVDの方を紹介したいと思いますです。このDVDには,1981年8月28日に新宿ロフトで行われたFLIGHT 7 DAYS-unbalance day-の“極悪ライブ’81”,1982年4月5日に新宿ロフトで行われた“蔵六の奇病発売記念ライブ”,1989年8月19日に大阪エッグプラントで行われた“聖水ライブ’89”,そして2009年10月10日に新宿ロフトで行われた“非常階段30周年記念特別ライブ”の映像が合計約1時間にわたって入っています。
 まず“極悪ライブ’81”ですが,いかにも家庭用のビデオで撮ったと思われる映像の中,ひたすら垂れ流されるノイズの中をフリーキーなサックスが暴れ回り,パフォーマンス担当のメンバーがシャウトし,何かを投げ回り,嘔吐するという,普通の人が正視に耐えない阿鼻叫喚な映像なのですが,まぁ一言で言って,凄い。よくここまでできるなぁと思ってしまいましたです。これを見に行く客も客だよなぁと思いながら,ひょっとしたら私も怖いもの見たさで行ってしまうかもしれないなぁ。当時は情報が少なかったので,噂だけでとんでもないバンドという印象しか持っていなかったしね。しかし,サックスが入っているので,フリージャズっぽい感じもあったりするのが面白かったりしますです。しかし,全然ビート感のないドラムをバシャバシャ叩いているのですが,非常階段にドラムは必要なの?と思ってしまいましたです。
 次の“蔵六の奇病発売記念ライブ”ですが,これも多分,家庭用ビデオで撮影されたものだと思いますが,“極悪ライブ’81”よりも更に阿鼻叫喚感がアップしており,ハードなノイズに限界まで逝ってしまっているパフォーマンスの方々に目が釘付けでございます。なんか,ステージ上にドロドロの液体がまかれ,その上でパフォーマンス担当が転げ回り,ドロドロのグチャグチャになっていく後ろで轟音のノイズがひたすら鳴り響いている状態でございます。この段階でもサックスがフリーキーな演奏をしていることもあり,音的にはフリージャズっぽい感じもあったりしますが,ドラムはきちんとバスドラを4分打ちしていて,そこそこ音楽の形態(本当かよ?)をなしています(と感じるのは私だけかもしれませんが・・・)。しかし,いつの間にか男性パフォーマー(ひょっとしてJOJO広重?)は全裸で飛び跳ねているし,もうやりたい放題だなぁというか,ステージ上がもうメチャクチャだなぁと思いましたが,その振り切れ感がカッコヨイです。
 次の“聖水ライブ’89”ですが,パフォーマーが抜けて,JOJO広重,美川俊治,三上るかが中心になって演っていますが,カメラも業務用になり,音もきちんと入っているので(ノイズで音がきちんと入っている意味があるのかは不明ですが。),非常階段のノイズとJUNKOのパフォーマンスを楽しむことができます。JOJO広重の轟音ギターに死体というか完全に目が逝ってしまっている三上るかのパフォーマンスが素晴らしいでございます。一応ベースも入っているのですが,このノイズの轟音で何がベースの音なのか分かりませんでございますです。途中でギターを投げ捨て,バケツの中の物を三上るかに掛けたり,自ら被ったりしているうちに,三上るかが放尿し,その放尿したものと何かが混ざったものをステージから客席にぶちまけたり,ステージ上で花火(多分,ドラゴンとか言う奴)に火を付けたりと,やはりドロドロのグチャグチャになってしまっていますです。しかし,最後に三上るかが客席を通って出て行くときに,モーゼの十戒みたいに客席がバックリ割れてしまうのは,見ていて笑ってしましましたです。そしてギターを投げ捨ててステージから去っていくJOJO広重や,これでもかとジェネレーターを鳴らし続ける美川俊治を見て,なぜかカッコヨイぜ!と思ってしまいましたです。
 最後の“非常階段30周年記念特別ライブ”ですが,これは凄い!正にプロフェッショナル・ノイジシャンとしか言いようがないです。パフォーマンスなしでJUNKOの「ヤダ!」というシャウトから始まり,変幻自在にノイズを操るJOJO広重。ノイズなのにロケンロールになっているというこの不可思議さ。っていうか,歳を取って怪しさ倍増なのに,野太いシャウトがカッコヨスギですよ,JOJO広重。ギミックなしの演奏(と呼んで良いのか?しかし,私には演奏に聞こえてしまいます。)でこれだけのことができるんだから,まさしくプロフェッショナル・ノイジシャンだなぁと思ってしまうとともに,30年の月日の経過を感じてしまいましたです。また,狂ったように踊りまくる(というか痙攣している)コサカイフミオも非常にカッコヨシです。この演奏ならドラムが入っているのにも納得ですね。というか,ドラムが入っていることによってロケンロールになっているのではないか?とも思ったりして。ラストの轟音から静寂へ向かい終わるところのカタルシス感は何ではないですよ。なんか,とんでもないものを見せてもらいましたという感じですね,本当。
 というわけで,原爆スター階段に始まり,3回にわたって,非常階段関係を語ってきましたが,しかし,私が非常階段の音源を買うことは多分ないんだろうなぁと思っています。だって,これを1時間以上聴くのは,やはり辛いものがあるもんなぁと思ってしまいましたです。

 話は変わって,この間の日曜日に走っているとき,リアタイヤのセンターがリアディレイラー側にずれていることを発見してしまいましたです。ひょっとしてスタンドを外したときにずれてしまったのかと思い,ネットで調べてみると,ナットを締めるときに自転車を真っ直ぐにしていないとずれるとあったので,それが原因だろうと,今日の午前中,スタンド側のナットを緩めてタイヤのセンターを出そうとしたのですが,どうしてもセンターが出ないので,ひょっとしてと思い,リアディレイラー側を緩めてみるとなんとセンターが出るではありませんか。おそるべしリアルあさひ。またオマエのせいかよ。しかし,リアルあさひのおかげで自分で自転車がどんどん弄れるようになるなぁなどと書いていると,アマゾンで注文し,それぞれの店から発送された,なんちゃってアヘッド,アヘッドステム,それからストレートハンドルが順々に届いたので,手元にあるならやるしかないというわけで,イソイソとパイプカッターをホムセンに買いに行き,プレトレのなんちゃってアヘッド化に挑んだところ,無事成功しましたです。えぇ,メチャカッコヨイです(自画自賛!)。明日はなんちゃってアヘッド化したプレトレで走りに行って,次回は作業工程だとか,走ってみたインプレを書きたいと思いますです(もちろん,写真もアップさせていただきますです。)。
 そうそう,この間の日曜日のことで,もう一つ。この間の日曜日にイソイソと山の方へ走りに行った帰り道,トレックとキャノンデールのロードに抜かれてしまい,信号待ちで並んだ後,キャノンデールの後を付いて走ってみると,普段は向かい風が強くて25キロ出せば精一杯の道で,なんと30キロまで引っ張ってもらえましたです。う〜ん,人に先導してもらうとやっぱり風避けになるのね!と思いつつ,キャノンデールが更に速度を上げるので,プレトレではこれ以上は無理です・・・ということで付いていけなくなると,また25キロ程度まで速度が落ちましたです。普段は一人で走っていることがほとんどなので,なかなか良い経験だったなぁと思ってしまいましたです。