ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

定盤 火の宮(DVD)/サワキカスミ


 先週の日曜日は何とか家族サービスやら掃除やらを手早く済ませて(いや〜やる気になったら,結構掃除も手早くできるのね,なんて思ってしまいましたです。),いそいそと3時間程度プレトレで走ったのですが,途中,コンビニで水分補給&喫煙をしようとプレトレを止めて,店内に入ろうとしたところ,ガッシャーンという音がしたので後ろを振り返ると,プレトレがひっくり返っていましたです。しまったぁと思いつつ,プレトレを起こすと,前回,ブレーキレバーを交換した際にショートタイプに交換していたため,ブレーキレバー等の損傷はなく,一安心したのですが,ハンドルのバーエンドキャップが更に傷だらけになってしまい,なんか嫌だなぁ,しかしバーエンドキャップだけなんて売っていないしと,アマゾンをダラダラと見ていると,バーエンドバーが結構安いことに気がつき,こうなりゃいっそバーエンドバーを付けるか!ということで,仕事帰りにビッグカメラに行って,アメーバとかいうパーツメーカーのバーエンドバーを1400円で買って,私の持っているメンテ本にはグリップを外すにはパーツクリーナーを吹き込んで外す,パーツクリーナーはWAKOSのBC-8っていう奴がお勧めということだったので,ケミカル類はハンズにいろいろあったので,これまた仕事帰りにハンズで1500円で購入し,昨日,家の掃除を済ませてから,さっそく交換してみました。そこで,驚愕の事実が。なんと,グリップ交換についてはリアルあさひでやってもらっていたのですが,左のグリップの長さが合っていなくて,ハンドルバーよりも1センチぐらい長くなっていたんですね。これじゃあ,バーエンドキャップがきちんとつかないし,微妙な体のねじれ感があったのもこのせいだったのかもしれないなぁと思いつつ,今回は自分できちんと長さを合わせてグリップをカットし,しかもきちんとカットしたところを面取りして(リアルあさひはカットしたところの面取りをしていなかったので,素手だと少し違和感があったんですよね。),バーエンドバーを取り付けましたです。右側については,バックミラーがあるので,少し使いにくいかな?と思っていたのですが,そんなこともなかったので,非常にイイ感じ(というかクワガタムシ・・・)になりましたので,作業を終えて何か飲もうと,近所のダイドー自動販売機でウルトラ大怪獣レモネードを買ったところ,出てきたのがゼットン缶だったのは偶然だったのか,なんだったのか。
 で,午後の業務外業務の会議を終えて家に帰ったのが5時前だったのですが,今日から天気が良くないという予報だったので,2時間ほどバーエンドバーの試走に出たのですが,これが非常に良い,こんなことならもっと早く着けておけばよかったですね。ネットでは坂とか向かい風の時に楽になるとか,ポジションチェンジができるのでロングライドする人は付けておいた方がよいとありましたが,まさしくそのとおりでしたね。昨日の夕方のコースは若干の上り坂があったり,帰りは向かい風だったりしたのですが,バーエンドバーをぎゅっと握って走ると,今までシフトダウンしないと厳しかったところがそのままで走り切れてしまうんですね。フラットハンドルなので,普通は手首を90度捻って乗ることになるのですが,バーエンドバーで手首を捻らずに乗ると,体が1本の線になるので,たったこれだけのことでも違うんだなぁ,人間の体って凄いなぁと思ってしまいましたです。しかし,これでママチャリ系クロスバイクである私のプレトレは,更に訳の分からない自転車になってしまいましたが,私的にはこれでいいのだ!ということで。

 さて,今回は前回に引き続き,定盤火の宮のDVDの方を紹介したいと思いますです。このDVDには1曲目から12曲目までが1985年12月に新宿ロフトで行われた火の宮のライヴとそれ以降は1987年に豊島公会堂で行われたサワキカスミのライブが納められています。火の宮の方にはなんとゲストで三柴江戸蔵が出ていたりして,ちょっとびっくりです。
 1曲目の“人類は大丈夫”という曲では,軍服,ゲートル巻き,坊主頭に日の丸のはちまき,ステージバックには日の丸と,こういうことをしているから愛国パンクなんて言われるんだろうなぁと思いつつ,ドラムの中村貞祐のハードかつタイトなドラム,ベースの田辺誠のシンプルだけどタイトなリズム,テレキャスターで拡がりのある音を紡ぎ出す吉村智彦のギターとメチャカッコイイ音になっていますです。
 2曲目の“おしくらまんじゅう”という曲は,「真理と真理がおしくらまんじゅう,狭い土俵で行事もいない」という歌詞からも分かるとおり,思想間の無意味な争いを唄っている曲です。しかし,この曲でもショートディレイの効いたギターが非常にいい味を出してくれていますです。
 3曲目の“赤い影兵衛”という曲は,ベースのこれでもかっという感じのダウンピッキングボコーダーが絡むという非常にカッコイイイントロから始まる曲です。“赤い影兵衛”とはなんなんだろうと思っていると歌詞の中で「鉄のカーテン」とか出てくるので,某共産国家のスパイのことかしら?と思ってみたりしました。
 引き続き,4曲目の“在日外国人指紋押捺大反対”という曲に入るのですが,これが最高にカッコイイ。歌詞は前回書いたとおり,親方日の丸バカ役人の法務省批判なんですけど,ここまで言い切ってくれると爽快ですなぁ。しかもバックの音がタイトでハードでメチャカッコイイです。サビの「在日外国人,指紋押捺大反対!」っていうところでは一緒に拳を振り上げたくなってしまいました。
 5曲目の“ボクラノ日本”という曲では,サワキカスミが日の丸の旗を自ら掲げて,唄いまくるのですが,これがまたカッコイイんですよ。「ここはどこですか?日本だ!オイラの日本,明日の日本,汚されてたまるか!」と振り絞るようにシャウトするサワキカスミを見ていると,こっちも汚されてたまるか!(いんちき民主党!)と思ってしまいましたです。
 6曲目の“廃県置州”という曲は,ギターの不穏な音で始まるイントロも格好良く,歌詞は現在では当たり前のように議論されている道州制を導入しろ!って唄っているんですねぇ。「必要のない仕事をしてちんたら役人の首にしろ!」という至極真っ当なことを唄っていますです。
 7曲目の“最後の審判”という曲では,サワキカスミはスーツに着替え,ストラトキャスターを抱えて,今までのアップテンポのロケンロールではなく,重ためのブルージーな曲になっています。こういう曲もしっかりと唄い込むサワキカスミもカッコイイです。三柴江戸蔵のエレピも非常にイイ感じで絡んでいますです。
 8曲目の“愛国者の真実の叫び”という曲では,またもやうって変わって,アップテンポなロケンロールなんですが,レコードより少しラフでパワフルな演奏で,「自国を愛せない者がどうして他国を愛せる。愛国から全てが始まる!」と至極真っ当なことをシャウトしまくってくれています。
 9曲目の“80の証明”という曲は,レコードではドラムとベースだけでしたが,今回はバンド仕様でメンバー紹介を経て,始まるのですが,更にテンポアップして,サワキカスミのヴォーカルが追いついてないところもご愛敬ですが,非常に格好良く仕上がっています。
 引き続き,10曲目の“進め日本“という曲に入るのですが,これでもか!っとばかりにハードに{進め!日本!」ってやってくれています。もうカッコヨシとしか言いようがないです。まぁ21世紀に日本は神の国になっていませんけどね。
 11曲目の“愛と平和のテーマ”という曲は,サワキカスミが一人で「全ての人に愛と平和を」と唄うだけなんですが,この後に君が代が入るんですけど,鳥肌が立つほどカッコヨイです。
 12曲目の“最後の審判”という曲は,7曲目と異なり,2年後のソロからのものですが,髪を伸ばし,女性コーラスを入れて,ポップにやっているのですが,ドラム台に「BUCK-TICK」って書いてあるので,ゲストで出たのかなぁと思いつつ,ハードな演奏からポップになっていくのは時代の流れなのかしらと思いつつ,火の宮のハードな音の方が個人的には好みだったりしますです。
 13曲目の“白夜の季節”という曲は,レコードではタンゴっぽい曲だったので,むしろこの音でもイイ感じかなぁと思ったりもしますです。女性コーラスもはまっていますです。
 最後の“人類は大丈夫2”という曲は,1曲目のハードな演奏とはうって変わってポップにやってくれているというか,ベースはスラップだしなぁ。しかし,「朝鮮民主主義人民共和国の人民の皆さん!」っていうところを女性コーラスに唄わせたり,ラストの台詞をシャウトしながら壊れていくところとか,そういう怪しさというかいかがわしさは相変わらずなんですけどね。
 しかし,こういった映像が残っていて,この時代に太陽レコードが復活すること自体が奇跡のようなものだよなぁと改めて思ってしまいましたですよ,本当。

 話は変わって,私は仕事以外ではダンロップのスニーカーを愛用していたのですが,やはりこの時期はもう暑いし,自転車で走り終わると足が汗でびっしょりという状態なので,どうしたもんかなぁと思っていたのですが,この間の日曜日に家族サービスで大型ショッピングセンターに行ったとき,ブラブラと靴を見ていると,VAN SPORTSのアクアシューズで,これなら走っているときでも履けるかなぁという奴がそこそこの値段であったので,買ってみましたです。午後から履いてプレトレで走ってみたのですが,なかなか涼しくて良い感じでしたでございます。しかし,今日ぐらいから梅雨に突入したような感じなので,アクアシューズでは足が別の意味でびしょぬれになってしまうので,当面はまたダンロップのスニーカー(防水仕様になっているので。)を履こうかなぁと思っています。アクアシューズは梅雨が終わるまでは当面お休みさせておきましょうかね。雨じゃあプレトレで走れないしね。