ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

20 Years After the Sludge(その2)/THE SLUDGE


 しかし,今週はよく雨が降ったよなぁ。通勤であんまり自転車に乗った記憶がないです。しかし,一雨ごとの暖かさはどこへやらで,雨がやんだのに寒くなるってどういうことなのよ?と思いつつ,私的には長袖Tシャツ1枚で十分なので,まぁ別にいいんですけどね。
 ところで,昨晩は久しぶりの夜勤だったので,今日はさすがに体がだるいなぁ・・・という感じなのですが,久しぶりに休肝日だったので,それはそれでいいかなぁなんて思ったりもします。で,夜勤が終わり,さて天気もいいしプレトレに乗って帰るかねと思ったものの,朝ご飯が食べたいなぁ,みそ汁も飲みたいしというわけで,帰りに松屋でビビン丼を食べて帰りましたです(松屋はみそ汁付きなので。)。で,コイン駐輪場に自転車を止め,ビビン丼をおいしく食べ,幸せにな気持ちで家路に着こうと駐輪場であたりを見回したところ,なんかおかしい。よく見ると,コイン駐輪場は既定の位置に停車させ,前輪等を所定のワイヤーでロックしないといけないのに,所定のワイヤーをロックしていない(所定のワイヤーは料金を支払わないとはずれないようになっている。)自転車がちらほらと。なんだよ,こいつら駐輪場に止めているのに金を払いたくないから,ワイヤーをかけていないんだなと思い,非常に嫌な気持ちになりましたです。普通に放置自転車をしていればともかく(誤解のないように言いますが。放置自転車を認めているわけではありません。放置自転車のせいで,何度も危ない目に遭っていますので。),コイン式駐輪場にわざわざ放置するってどういうことなの?おまえら貧乏人か?それとも生活の知恵とでも思っているのかよ?と思いつつ,ちょっと知らん顔で所定のワイヤーでロックしてやってから帰ろうかとも思ったのですが,自分が駐輪場の管理者でもないし,まぁ今回は仕方ないかと気分は悪いのですが,そのまま放置して帰りました。これが自分が止めたいときに駐輪スペースが空いていなくて,そういう自転車が止まっていれば,躊躇することなく,その自転車をどこか適当なところに放置して自分の自転車を止めるんですけど。駐輪料金を支払っている以上,こっちが正当な利用者ですので。

 などと,今日は少し社会派なことを書いてみたりしましたが’どこがや?),今回も前回に引き続き,THE SLUDGEの“20 Years After the Sludge”の後編を書きたいと思います。
 前回は,2007年12月のライヴ映像でしたが,今回は1984年10月にJAMで行われた「デュカスセレクションVol.2から4曲,1985年8月にクロコダイルで行われた「Psychedelic Blues Night」から5曲,1986年12月に新宿LOFTで行われた「佐藤ジン『GIG』発刊記念Party」から5曲,そして1988年8月にJAMでライヴした復活スラッジの7曲が入っており,その年代ごとのTHE SLUDGEの変化がよく分かる貴重な資料となっていますが,本当,よくこんなライヴビデオが残っていたよなぁと思ってしまいました。これって本当,奇跡だと思いますです。
 1曲目から4曲目までは「デュカス・セレクション」のライヴなんですが,思いっきりライヴハウスで家庭用ビデオで撮りました!っていう感じで音も映像も悪いのですが,そこまた良かったりするのですが,1曲目の“工事現場で見つかった死体”はオリジナルにほぼ近い形でハードに演奏されています。体をくの字に曲げて,タバコを吸いながら歌う菅原さんがカッコヨイですし,白のランニングシャツに帽子をかぶって黙々とギターを弾きまくる片岡さんも,もの凄くカッコイイです。
 2曲目の“箱男”はトリッキーな片岡さんのギターがシンプルかつハードなリズム体に絡みつきまくっていて,本当,格好いいなぁと思ってしまいましたです。途中で音がよれたり,とぎれたりするのは,ご愛敬ということで。
 3曲目の“Red Cross”はあのカッコイイギターのカッティングで始まったと思ったら,曲の途中まで飛んでしまい,最後も途中で切れてしまい,ちょっと残念でした。4曲目の“La Vie〜生”も飛びまくりの上,あっという間に終わってしまって残念でございました。
 5曲目から9曲目までは「Psychedelic Blues Night」のライヴなんですが,画像が編集されまくっていて,なんかP.Vみたいになっていますです。
 5曲目の“Rumor”は主に歌っている菅原さんのアップなかりで,片岡さんがギターソロを弾いていてもあまり撮してくれなくて少し残念かなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“工事現場で見つかった死体”は,これでもか!っとばかりに重たいリズムにノイジーな片岡さんのギターがカッコイイです。ちなみにこのころから,この曲は「ダンス,ダンス,ダンス!」って唄うようになったんだぁと思ってしまいましたです。
 7曲目の“夜光少年”はイントロのサイケデリックなギターがいいですよねぇ。菅原さんのヴォーカルにもいつもより多くリバーブがかかっていますという感じで,サイケデリック感をアップさせていますです。しかし,間奏の終わりのない片岡さんのギターが凄いなぁと思ってしまいました。あんまり終わりそうにないので,菅原さんのヴォーカルがねじ込むのですが,そんなことは関係ないとばかりに最後まで弾きまくっている片岡さんがメチャカッコイイです。
 8曲目の“Red Cross”はちょっとギターのチューニングがずれていたのか,何回かイントロのギターカッティングをやり直すところがライヴっぽくていいなぁと思いつつ,これもオリジナルよりは少しゆったり目のテンポでそういう意味ではイヴェントタイトルのサイケデリックを少し意識しているのかしらなんて思ってしまいましたです。
 9曲目の“+α”はまさしくサイケデリック!としか言いようのない,ギターとリズム体ががっぷり3つに組んで,その上を須川さんがシャウトしまくっていて,イヴェントタイトルどおりのナンバーになっていますです。
 10曲目から14曲目までは「佐藤ジン『GIG』発刊記念Party」のライヴですが,このライヴではなんと菅原さんの髪が長くなって,なんとなくあか抜けていて,しかもギターを弾いているので,びっくりしてしまいましたです。
 10曲目の“+α”は菅原さんのギターがブギのリズムでカッティングしてくれていて,かなり感じが変わっていますです。個人的にはマーク・ボランが大好きなので,こういうブギのアレンジもいいのではないかと思いますです。
 11曲目の“お花が大好き”は,この映像を見て初めて知ったのですが,片岡さんがカッティングを,菅原さんがリードを弾いたり,二人でツイン・リードを弾いてみたりと,新たな発見がたくさんありましたです。
 12曲目の“Rumor”でも,菅原さんがリードギターを弾きながら唄っていますです。この曲は元々ブルーズっぽいので,ギターが2本あることfで,さらにブルーズっぽくなっていますです。
 13曲目の“Red Cross”はたとえ菅原さんがギターを弾いていたとしても,やはり片岡さんのギターがどこまでもこの曲の印象を作っているんだなぁと思いました。それだけ,あのイントロのギターのカッティングの印象が強いんだなぁと思ってしまいましたです。
 14曲目の“工事現場で見つかった死体”は,曲名を「ダンス,ダンス,ダンス」ですと紹介してから始まり,R&Bっぽい始まりをしたかと思ったら,菅原さんがファンキーなギターカッティングを「早く家に帰れば素敵なママに会える」と唄っていたりするのですが,間奏でのひたすらフリーキーな片岡さんのギターソロもとんでもない音を出していて,メチャカッコイイです。
 15曲目から21曲目までは「復活SLUDGE」のライヴで,解散後に一回だけ演ったものなんですが,これがとんでもないんですよ。
 15曲目の“La Vie〜生”はリズムボックスにベースはなんか懐かしのスタインバーガーみたいな奴(ヘッドがない奴ね。)で,淡々とリズムを刻むリズム体に対して,変幻自在に弾きまくる片岡さんとちょっとダウナーな感じで歌う菅原さんという組み合わせが,終わってしまった感を出していますです。
 リズムマシンのリズムはそのままに,ベースラインが変わって,16曲目の“工事現場で見つかった死体”に突入していくのですが,この曲のイントロでも片岡さんの鬼気迫るギターのカッティングが素晴らしい。菅原さんの唄は通常の2倍の速度で言葉を乱射しています。後半では初期のエコー・アンド・バニーメンみたい(というよりも楽器構成は同一だしな。)でメチャカッコイイです。16曲目の“窓辺のアルルカン”ですが,17曲目になっていますが,まさに前の曲からそのままなだれ込んでいて,よく聴かないと,これは何?っていう感じになっています。そして,菅原さんがしゃがみ込んでリズムボックスを弄って,18曲目というか引き続きなんですけど“夜光少年”のエンディングだけをやって,ドラムの日比谷さんが入り,19曲目の“夜光少年”なんですけど,サビでは菅原さんが片岡さんにマイクを差し出して一緒に唄ったりと,なんかやるせない感が思いっきり漂っていて,なんかむなしいなぁと思ってしまいました。
 20曲目の“+α”は片岡さんがギターをベースに持ち替え,ドラムとベースとヴォーカルだけと,とんでもないバージョンになっていますが,片岡さんがハードにベースを弾きすぎたせいか,途中でチューニングが変わってしまったり,音が出なくなったりとトラブル続きでグダグダになってしまうのですが,まぁ,仕方ないかと思ったり。
 ラストナンバーは,再度“工事現場で見つかった死体”なんですが,イントロの片岡さんのギターのカッティングだけではっきり言って心を持って行かれてしまいましたです。しかも途中の片岡さんのこれでもかと弾くギターの音を聴いていると,本当にこれがテレキャスターの音なの?と思ってしまいましたです。しかし,途中で菅原さんが片岡さんからギターを渡されて,菅原さんがギターを弾き,片岡さんがリズムマシンを乱打するという,もうやりたい放題なんですけど,もうこの時点で解散してしまっているし,いいかぁなんて思っていると,フェイドアウトしてしまいました。ここで,フェイドアウトしなかったら,いったいどこまで行ってしまうんだろうという感じでしたです。

 これで,とりあえず現存するTHE SLUDGEの音源は全て語り尽くしてしまったので,あとはAfter The Sludgeが新しい音源を出すのを待つだけだなぁなどと思っていると,とうとういぬん堂の社長がコケシドール解散後にやっているバンド,ビルがなんとレコーディングを始めたというとんでもないニュースが入ってきましたです。社長,期待していますよぉ。どんな音になって出てくるんでしょうかねぇ。本当に楽しみだなぁ。

 ところで,前回,やっと「防犯パトロール中」パネルをはずし,では!とこの間の休日に4時間ばかし走ってきたので,その感想を。やはり,たかがA4サイズとはいえ,思いっきり空気抵抗を受けるものが付いていると,本当にどうしようもなく抵抗になっていたんだなぁと思いましたです。本当,普通に走っていて,速度がスルスルと伸びるんですよね。残念ながら,またもやあまりにも風が強かったので,それほど速度があがらなかったのですが,それでも足の疲労感がパネルがあったときよりも格段少なくなっていました。よしよし,これでまた走れるぞ!と思っています。そうなると,1年点検のときに思い切ってタイヤをリブモSに換えるかるかどうかだなぁ。多分,換えたら転がり抵抗が少ないタイヤなので,更に楽しくなるんだけどなぁと思いつつ,標準で付いていたタイヤがまだまだ使えそうなんですよねぇ。多分,ママチャリ系の丈夫で長持ちタイヤなんだろうな。まぁ,1年点検まであと1か月はあるので,もう少し悩んでみたいと思いますです。
 しかし,この間走っていたとき,前をローディーがなんかタラタラ走っていたので,すかさず抜かさせていただいたのですが,そのローディーがビンディングシューズを履いているせいもあるのか,めちゃくちゃいい加減な走り方をするので頭にきてしまいましたです。普通に走っているときは車道を走って,自動車がいなければ信号無視して,自動車がいるときは歩道に入って,また車道に出てと,お前いい加減にしろよなという感じでした。しかし,信号無視をされようが歩道を走られようが,なんだかんだで追いついて差し上げましたけどね。立派なロードに乗って,そんな走り方までして,ママチャリ系クロスに追いつかれるとは,あんたどういう走りなの?って思いましたです。もちろん,きちんと信号を守る正当派のローディーの方には気持ちよく追い抜かれましたけどね。やはり普通の正当派ローディーの方にはとてもママチャリ系クロスでは追いつけませんので。でも,それは値段が十倍以上違うんだからと思えば,私も結構,善戦しているよなぁという思いで,非常に納得してしまえるんですけどねぇ。本当,格好だけのなんちゃってローディーは何とかしろよと思いましたです。明日は天気が良ければ,なんちゃってローディーに遭わすに楽しく走りたいなぁ。