ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ギター触人 live at 440/V.A


 前回,プレトレの後ろのホイールが銀色になってしまい,しかも8速化は断念ということになったのですが,前のホイールのニップルがサビが出て,なんか嫌なので家にあった銀色のペイントマーカーでニップルを塗って見たところ,ホイールにペイントマーカーの色が付いてしまい,ジッポーのオイル(要するにベンジンですね。)で拭き取ってみたのですが,あまりキレイに落ちないので,こうなればということで,ホームセンターに行って自動車用の銀色のタッチアップペイントを購入し,前のホイールを銀色で塗ることにしました。1度目の塗りではあまりにも色が定着しなくて本気でこれは失敗したかも・・・と思ったのですが,もう後には引けないので上塗りをしたところ,まぁまぁいい感じになったので,先ほど,3度目の塗りを行い,ほぼ銀色のホイールになりましたです。結果的には前も後ろも銀色のホイールになったので,結果オーライという奴ですか。で,アマゾンから届いた新しいサドルのVELO VL-1021ブラックレッドに交換したのですが,これがまたいい感じで,今までのサドルは股間が痛くなるので,微妙に前を下げる等,角度を調整していたのですが,このサドルは股間が当たる部分は肉抜きがしてあるので,これで股間も大丈夫な感じです。少し走ってみたのですが,少し固いかなぁという感じはあるものの,全般的にサドルに掛かる力が減っているような気はしますし,なによりサドルの前の方が絞ってあるので,ペダルを漕ぐのが軽いので,換えて良かったですね。明日は天気が良ければ走ってみて,どんなものか試してみたいと思いますです。話は変わって8速化は無理になったのですが,この際,フロントのクランクをもう少しギヤの多い奴に交換しようかな?と考えていますが,その前にカゴに付けている防犯パトロール中の板を撤去してから考えようかと思っていますです。多分,この板のせいでかなりの空気抵抗になっているので,これがなくなることでどの程度改善されるのかを見てからにしても遅くはないかなと思っていますです。しかし,段々とプレトレが原型をとどめなくなってきたなぁという気がしていますが,まぁ「ノーマルじゃ気がすまない(By 藤井一彦)」だからいいかぁということで。

 自転車談義はこれくらいにして,今回は下北沢440(four forty)のライヴアルバム“ギター触人”を紹介したいと思います。このアルバムは下北沢440でギター触人というイベントをやっていたのですが,その参加アーティストの演奏を1曲ずつ収録したアルバムで,若い人から若くない人まで全14人がアコースティックギターやエレクトリックギターを弾きまくっていますです。
 1曲目はヒカリノートの“春宵感懐”という曲なんですが,私的にはヒカリノートは初めて聴いたのですが,アコギ2本の非常にフォーキーなユニットで,ヴォーカルのサトウアツシの声がなんかいい感じですし,その声に寄り添う加藤一誠のギターもいい感じですねぇ。こういうV.Aのアルバムを聴く楽しみは,自分の知らなかったアーティストの曲を聴けることかなぁ。
 2曲目はアナム アンド マキ(河島英五の娘がいるということで一時期話題になった女性2人のユニット)のマキこと本夛マキの“君の居場所”なんですが,これもいいなぁ,ギターもうまいですし,ギターや曲調に合った声だし。曲もあまりフォーキーではないし,本夛マキの唄としか言いようがないんですけど,なんだかこういうのを聴けると非常に得した感じがありますよね。
 3曲目は藤井一彦の“HELLO LAZY FELLOW”なんですが,アルバムのまんまの演奏をここでも繰り広げていますが,THE GROOVERSのロケンロールとは違った,アコギ1本のロケンロールをここでも披露しています。というか,元々この曲は大好きなんですが,アルバムよりも少しラフで,いかにもライヴな感じの“HELLO LAZY FELLOW”を聴いて,本当に言い曲だなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目は千井とうこの“メロディ”なんですけど,これもイントロのキレイなギターの音にやられてしまいましたです。いや〜うまいなぁ〜とか思っていると,曲は割と王道系のメロディーラインのきれいな曲なんですけど,「初めからやりなおしたいのに,どこが始まりか分からない。もしかしたら生まれたときからかもしれないね。」なんて歌詞をサラっと唄われると,うわぁ〜って感じなんですけど,これもなんか良い曲を聴かせてもらったって感じになりましたです。
 5曲目はBANの“愛してるって言うな”なんですけど,ディストーションをかけまくったエレクトリックギター1本の弾き語りなんですけど,女性なんですが男っぽさを感じてしまいましたというか,カッコイインデスヨねぇ,その立ち位置が。個人的にはリズムマシンでいいので,なにか芯になるビートがあればもっと良かったのではないかと思ったりするのですが,サビの「愛してるって言うな!」っていう最後のシャウトも間奏のギターソロはメチャカッコイイです。これも聴けて得した気分になりましたです。
 6曲目はマダム・ギターこと長見順の“AS TIME GOES BY”なんですけど,この曲は,なんと形容して良いのか分かりませんが,要するに長見順の唄になっちゃってるんですよねぇ,本当。おしゃべりなギターにタメの効いたヴォーカルと長見順TIME GOES BYになっていますです。こんな演奏を聴くことができて幸せでございますです。
 7曲目はコレクターズの古市コータローの“即興演奏1”なんですが,果たして古市コータローがどんな音を聴かせてくれるのか,しかもタイトルは“即興演奏1”だし・・・などと思っていると,アコースティックギターの響き,特に開放弦を組み合わせた非常にコードストローク系の演奏を聴かせてくれています。ゆったりめなんだけど,しっかりとビート感があるのはさすがバンドマンを長年やっていないよなぁと思いましたです。
 8曲目は井上鉄平の“ワイパー”なんですが,これもカッコイイ。エレクトリックギターの1フレーズをサンプリングしてそれをループさして,自由自在に唄ったり,ギターソロを弾いたりしていますです。こういうやり方もあるんだなぁとしみじみ思ってしまいましたです。しかし,最後の「三段腹にはもうならねぇ!」ってシャウトには笑わせてもらいましたです。
 9曲目は藤沼伸一の“ジライヤ”なんですが,藤沼伸一は唯一バンド形式で臨んでいるのですが,この曲は忌野清志郎との共作なんですが,随所に清志郎らしい歌詞が出てくるのですが,「この戦争はいつまで続くのだろう。多少の犠牲はやむを得ないが,オレは犠牲者にはなりたくない」だの,「音楽や唄は力を失ってしまった。メッセージソングはもう誰にも唄えない。だから唄おう,甘ったるいラブソングを。」だの「間違って殺されたあの娘はまだ恋をしらねぇ」とか,いや〜私的にはカッコイイ歌詞のオンパレードになっています。で,このバンドの女性ヴォーカルがREGINAというバンドのRICOっていう女性ヴォーカルなんですが,ちょっとハスキーな声で,この曲にぴったり合っていますし,バックの演奏も少し重ためのロケンロールでカッコイイでございますです。
 10曲目は浜辺シゲキの“Faraway”なんですが,中性的な声やミュートでメリハリを付けた口数の少ないアコースティックギターの音もいい感じですし,「空ではモンシロチョウさえ愛を分かち合っているのに」なんて歌詞にはちょっとニヤリとさせてもらいましたです。
 11曲目はGONDAの“sun minami hankyu ver.-”なんですが,アップテンポなフィンガリングのアコースティックギターの音がいい感じですね。フィンガリングなのにロケンロールを感じてしまいました。
 12曲目は澄田健の“謎めく特急列車”なんですが,グレッチにパーカッションという構成で思いっきりロカビリーを演ってくれていますです。やっぱりエレクトリックギター1本よりもリズムをキープするメンバーがいると音が少し違うなぁとBANの演奏と比べて思ってしまいましたです。
 13曲目は高木克の“Stepper”なんですけど,SOUL FLOWER UNIONの新しいメンバーということで,どんな感じの曲をやるんだろうと思ってみたら,私の思いきり好きな,アコースティックギターをシンプルに叩きつけるようにピッキングしてドライヴ感のある演奏で,少ししゃがれた声で唄っていて非常にロケンロールな曲になっています。「I'm Stepper振り返らない,答えなんて探してない。I'm Moverもう止まらない,理由なんてはなからない。」だの「腕も口もくれてやる,両目も耳もくれてやる。でもBaby足と靴だけはオレから奪わないで。」 なんて私的にはグッとくる歌詞があったりして,やはりSOUL FLOWER UNION高木克が入ったのは必然だったのかしら?なんて思ってしまいましたです。
 ラストは,鬼怒無月の“lmp”なんですが,アコースティックギターとパーカッションの2人構成なんですけど,タイトルのとおりインプロビゼーションなんですけど,これでもかとドラマティックなメロディーラインを弾きまくり,本当に圧倒という感じの演奏になっています。
 で,音源としてはこれで終わりなのですが,初回限定で収録曲の抜粋や楽屋風景,その日の出演者での共演とかが納められているDVDが付いていて,1500円なので,非常にお得感がありますです。しかし,共演の方も結構圧巻で,最初は藤井一彦,ヒカリノート,本夛マキボブ・ディランのSimple Twist Of Fateを演奏しているのですが,これがTHE GROOVERSバージョンで藤井一彦節が炸裂していますし,次に千井とうこ,BAN,長見順山口百恵のイミテーション・ゴールドを演っているのですが,なんと長見順がギターを弾かずにハンドマイクで唄ったり,古市コータロー,井上鉄平,藤沼伸一ではディープ・パープルのHighway Starを演っているのですが,あの有名はギターソロを三人で弾いてみたり,浜辺シゲキとGONDAと澄田健はエディ・ミッチェルのBe-Bop A LuLaをシブくきめてみたり,高木克鬼怒無月はなんかよく分かりませんがカントリーっぽいのを演ってくれていあすが,高木克の弾きまくりスライドギターも凄いですし,鬼怒無月の弾きまくりギターも凄いものがあり,はっきり言って,メチャお得な気持ちになりましたです。
 しかし,DVDを見ていて思ったのですが,ギブソンやマーティンはあれど,私の好きなオベーションを弾いている人はいないのね。やはり,オベーションの音はアコースティックギターっぽくないからなのかなぁと思いつつ,むしろ最近はアダマス系のギターがオベーションには多いので,そういったのも影響があるのかなぁなんて思ったりもしたり,トップ以外はFRPなので他のメーカーと違ってオールドモデルだからといってもあまり音が変わらなかったりするのかなぁなんて思ってもみたりしますが,個人的には最近のオベーションのサウンドホールが丸いモデルは昔のようにサウンドホールぎりぎりまでインレイが施されていないので,少し寂しいなぁなんて思っていますけどね。

 しかし,子供らがインフルエンザになったおかげであまりにも暇なので腕立て伏せとか腹筋をやってみたらあまりにもできなかったので,筋トレも11月から開始しましたが,今や各30回ずつできるようにまでなりましたです。冬なのであまり体重が落ちることはないのですが,年末年始を越してもなんとか現状維持の体重でいけているので,引き続き腕立て伏せと腹筋を続けようと思っていますです。しかし,自転車に乗りまくり,筋トレをして,私はいったいどこへ向かおうとしているんでしょうかね?とか思いつつ,個人的にはもう一頑張りして体重を落としたいなぁと思っているので,引き続き頑張りましょうかね。でも,本格的に体重を減らせるのは,暖かくなって,ゴリゴリ自転車に乗って,ガンガン汗をかくようになってからだろうなぁと思っていますが,それまで体をなまらせないようにしておかないとね,とは思っていますです。