ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

遮断/lloy


 うぉん,うぉん,最近の週末は本当に走っていないよぉ〜!雨が土日に限って降ってくれるし,先週は万難を排して,土曜日に実家に帰った嫁さんらを迎えに行って,日曜日は早めに家に帰って走るべく準備していたのに,思わぬところで落とし穴がありまして,なんと,土曜日の夜は寝場所がないということで,嫁さんの妹の旦那と寝るように嫁母から言われ,内心「えぇ,話したことなんて両手で余るぐらいの人と一緒に寝るの?ひょっとしたら眠れないかも?」と思っていると,案の定,2,3時間程度しか眠れませんで,日曜日の午後はすっかり昼寝をしたというか,この体調で走りに行ったら帰ってこれないかもしれない?というくらいの体調でしたので,寝ないとしかたなかったんですけどね。しかし,嫁さんに「こういうことになるんだったら,早めに連絡をもらっておけば日曜日の朝に迎えに行くとかするのに・・・」と愚痴ったら,急に決まったことだからと言われてしまったのですが,えぇ,そりゃあ,あなたは自分の実家ですから気を遣わないでしょうけど,こっちはしょせん他人の家なんだから,ただでさえ気を遣わない振りをするのに目一杯気を遣っているのに,これ以上消耗させないでくれよなと思ってしまったです。多分,明日は天気が良いと思うので,明日こそは各種用事を済ませた後で2,3時間は走りたいなぁと思っているんですけどね。

 で,今回はlloyの遮断というアルバムを紹介させていただきます。前回のTOKYO DARK CASTLEのV.Aを紹介したときに,「フルアルバムがあれば聴いてみたいなぁとちょっと思ってしまいましたです。」と書いた後に調べてみると,昨年3月にアルバムが発売されているということで,アマゾンでサクっと購入させていただきましたです。lloyは,ヴォーカルがYUKO-KAT,ギターが松原勇樹,ベースが亜突死,ドラムがサポートメンバーの加藤繁夫の4人なのですが,やはりYUKO-KATのヴォイスと空間系エフェクトのギター,歪みまくっていながら動き回るベースライン,タムを多用したズンドコしたドラムと私の好きな要素がギッシリと詰まった音になっていますです。思わぬところで拾いものをしたという感じでしょうか。
 1曲目の“消えたサブリナ”はズンドコしたドラムにYUKO-KATの「1,2,3,4」のカウントがロケンロールを感じさせる,めちゃカッコイイナンバーです。というか,冒頭の「消えたサブリナ,両手にはJAZZ」っていうフレーズだけで心を持って行かれ,間奏のフランジャー掛けまくりのギターの音に更に心を持って行かれてしまって,本当,やられた!って感じでございます。
 2曲目の“VALENTINE”は,打って変わって深めのリバーブの掛かったギターにささやき系のヴォイスで始まり,ハイハットとベースラインが気持ちよくリズムを組み立て,サビの部分では抑制したヒンヤリとした感触の音とテンションが上がっていくヴォイスの絡みがこれまた良いでございますよ。
 3曲目の“DIRTY”は不安定なギターの沈み込むようなリフに,高めのヴォイスが絡み,そこにルートを中心にしながら淡々と弾くベースとそれにまとわりつくような絶妙のタイミングで叩くドラムのリズム体が非常に好みでございます。はっきり言ってカッコヨシです。
 4曲目の“メスメリズム”はS.Eのような,なんとも言えない曲なんですが,真ん中ぐらいにこういう曲が入るのも面白いですね。
 5曲目の“針とツギハギ”はいかにもロケンロールなジャムっぽい曲なんですけど,ドラムの叩きまくりっていう感じのソロがカッコイイのと,ベースの歪みまくった音にエフェクトをかけまくったギターソロもカッコヨシです。
 6曲目の“吸血鬼”はイントロのズンドコしたドラムに重いベースが絡みつき,そこに呪術的なヴォイスが乗っかると,これはスージー・アンド・バンシーズの影響も受けているのかなぁなんて思いつつ,まぁカッコイイからいいやって思ってしまいましたです。
 7曲目の“elephant”も淡々としたナンバーなんですが,この浮遊感はP.I.Lっぽいなぁなんて思ってしまいましたが,やはりYUKO-KATのウイスパー系ヴォイスが強力なので,これがlloyの強烈な個性になっているんだろうなぁって思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“Blind”はちょっと叙情的なギターのアルペジオに歪ませていないベースがハイトーンでリズムを刻み,タムを中心としたドラムが色を添え,そこにウィスパー系のヴォイスが花を咲かせるというか,この曲の透明感や高揚感は良いです,素晴らしい。というか好みが分かれる音だとは思うのですが,個人的には大絶賛でございます。同じウイスパー系ヴォイスとしては相対性理論やくしまるえつこがいますが,光のやくしまる,影のYUKO-KATっていう感じでしょうか。まぁlloyと相対性理論では音楽性が全く違うので,比較するようなことではないですけどね。

 しかし,この間,人間ドックに入ったのですが,流石に今年は体重は落としたし,再検査をとかを言い渡されることもなく,医者からも今後も頑張ってください程度にしか言われなかったので,昨年と違って(昨年は酒とタバコと体重のどれかを減らせと強く言われて,とりあえず体重は減らした。)いい気分になっていたのですが,昨日,結果書が送付されてきたので,よしよしと思いつつ見てみると,やはり酒とタバコと体重を減らせと書いてありましたです。どういうことよ,それなら直接言えよと思いつつ,数値は1つだけ経過観察であとは特に問題がなかったので,まぁこれからもこれまでどおり,自転車で走りまくって体重を減らして,酒とタバコはまぁボチボチでということでやっていきましょうかね。多分,あんまり減らないと思うけれど。しかし,胃カメラについては,昨年から病院の方針が変わって,腫瘍らしきものがあったらとりあえず取って生検をするということで,昨年は胃カメラを上下されまくってもう勘弁してください状態になったので,今年は麻酔注射をしてもらったのですが,これが良かったですね。辛さ半減で。多分,昨年眼底の調子が悪かったのも胃カメラで死にそうになった後に眼底検査を受けたのが影響しているんじゃないかなぁ。今年は先に眼底検査を受けたので,全然引っかからなかったですし,仮に胃カメラの後に受けていたとしても,死にそうになっていないのでそんなに眼底に影響は出なかったのでは?なんて思っています。こりゃあ来年も胃カメラを飲むときは麻酔注射を必ずしてもらうことにしようっと。値段も変わらないしね。