ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

The Blues Brothers/JOHN BELUSHI&DAN AYKROYD


 いつの間には7月も中旬を過ぎ,子供らは夏休みに突入ですが,こっちはそんなことはないとはいえ,昨日から3連休なので,ゆっくり休むかハードに走るか?と思いつつ,今日が雨っていう天気予報だったので,昨日で自転車系の用事は済ませておこうと思い,午前中はいろいろと用事を済ませ,午後はサクッと3時間で50キロぐらい走ってきました。熱帯夜が今年はあまりないので,あまり夏っていう感じがなかったのですが,太陽が照りつける中,3時間走り回ると,やはり夏を感じますね。しかし,3時間走ったことよりも,午前中にデイバッグを背負って1時間30分くらい自転車でうろうろしていたのですが,普通のTシャツを着ていたのですが,デイバッグを背負っている関係で,背中が汗でべちゃべちゃになるし,普通のTシャツなので汗で濡れると気持ち悪いしで,本当にコールマンのマルチポーチとユニクロのドライメッシュTシャツの偉大さを実感させていただきましたです。

 さて,今回は珍しく映画のお話をしたいと思いますです。しかし,映画といってもやはり音楽から離れることができない私なんですが,ここはやはりDVDまで買ってしまったThe Blues Brothersを御紹介したいと思いますです。この映画は1980年代の映画なんですが,今見ても全く古くささを感じさせない,私にとっては非常に素晴らしい映画で,というか,ブルースやソウルの御大がこれでもか!と唄い踊る様は,それまで日本の歌謡曲番組でしかショービジネスって奴を見ていなかった(要するにスクールメイツのレベルだな。)私としては,これを見て本当のショービジネスに打ちのめされてしまいましたです。もちろん,主役のジョン・ベルーシーとダン・エイクロイドも大御所に負けないカッコヨサとバカっぽさで本当に目が画面から目が離せないんですよね。そもそも,その昔,バブルガムブラザースっていうパクリバンドがあった(初期はまんまコピーバンドだったそうな。)ぐらいだから,この2人の凄さが分かるってなもんですよね。
 映画は,ジョン・ベルーシーが刑務所を出所するところから始まり,そのジョン・ベルーシーを中古のパトカーで迎えに来たのが弟分のダン・エイクロイドで,二人は育てられた孤児院に向かうのですが,その孤児院が税金が支払えなくてなくなるということで,ブルースブラザースバンドを再結成して,その売上金で税金を支払ってやるぜという,文字だけで書くともの凄く真っ当なお話のように思えますが,ジョン・ベルーシーとダン・エイクロイドの話にそんなまともな話はなく,まさしくリズム・アンド・ブルーズのロードムービーというかコメディというか,アクションというか,とにかくハチャメチャな映画です。
 で,話を戻して,孤児院でそういう話を聞いた2人が向かった教会の牧師はなんとジェームス・ブラウン!最初はそこそこに日曜礼拝の説教をしていたのですが,なぜかバックにはバンドが。そしてパイプオルガンではなくハモンドオルガンの音が嫌でもその場を盛り上げますです。本当にここは協会か?ってなとんでもない盛り上がりが凄いというか,その本物のダンスってやつの素晴らしさを見せつけられてしまいましたです。その教会でバンドをやるんだと神の啓示を受けたジョン・ベルーシーが昔のメンバーを集めるのですが,バンドのメンバーは金のために箱バンみたいなことをやっていたり,レストランのチーフみたいな仕事をしたりしていて,何とかかんとか口説き落とすのですが,メンバーの1人がソウル食堂を嫁さんとしていて,その嫁さんがなんとアレサ・フランクリンなのですが,アレサ・フランクリンの唄がこれまた凄いんですよ。唄いように話し,話すように唄うとはまさに,このことですよ。しかも,パワフルかつリズミカルに決めてくれるんですから,最近の若手なんちゃってラッパーとかなんちゃってR&Bを気取っている人には,このもの凄さを見て欲しいと思いますです。んで,メンバーがやっとのことで揃ったので,楽器屋へ楽器を買いに行ったところ,そこの店長がレイ・チャールズなんですよね。キーボードに音の出ないキーがあると言われたことに対して,そんなことはないはずだとキーボードを引き出すレイ・チャールズにブルースブラザースバンドが一緒になって,街の中がダンスホールになってしまうんですけど,バンドの音も凄いのですが,ここでもダンサー達の踊りが本当にプロフェッショナルとしか言えないもので,ここのダンスシーンを見るだけでも,この映画の凄さが分かると思いますです。
 バンドのメンバーも揃ったし,さぁツアーだということで,メンバーを騙してカントリー系のライヴハウスで無理矢理演奏するのですが,これが凄いところで,ステージ前に金網が貼ってあるので,なんなんだろうと思うと,気に入らない演奏をすると客がビール瓶とかを投げる投げる,これでもかとばかりに投げて,あっという間にステージの上はガラスの破片まみれで,しかもオーナーに電源を切られるしで,とんでもないところなんですけど,唯一知っているカントリーの曲を演奏して何とか場を取り戻すのですが,しかし,気に入ってもビール瓶とかを投げるのね。アメリカって凄いなぁって昔は本当に思ってしまいましたですよ。
 で,色々なところでトラブルをやらかして恨みを買いまくったものの,何とか大きな会場でライヴができることになったのですが,会場の周りはパトカーで一杯だし,恨みを持っている連中がてんこ盛りで待ちかまえているしで,2人は会場へ入れないけど,時間はやってくるので,キャブ・キャロウェイがミニー・ザ・ムーチャーを唄うのですが,これがまたカッコいいんですよねぇ。アメリカのショービジネスの奥深さを感じさせていただきましたです。
 で,その唄の間に何とか2人は会場に入り込めたので,とうとう伝説のブルースブラザースバンドのライヴが始まるのですが,バンドのカッコヨイ音に乗って,キャブ・キャロウェイの嘘っぱちのイカしたMCで登場し,たった 2曲のライブなんですけど,本当,どうしようもなく格好いいんですよね。本当,あの巨体のジョン・ベルーシーがどうしてあんなに動けるんだ?ダン・エイクロイドのステップやMCはどうしてあんなに格好いいんだ?これで盛り上がらなきゃ嘘だよって感じですよね。
 そして,2人は会場を後にして税金を支払うために逃げ出すのですが,ここからのカーチェイスが無茶苦茶なんですけど,これは映画をみてもらうしかないだろうなぁ。しかし,そのカーチェイスの前に,ジョン・ベルーシーを狙っていた女性が実はジョン・ベルーシーの結婚詐欺の相手だった女性で,どうなることやらと思っていると,ジョン・ベルーシーのつぶらな瞳にまた騙されてしまうのね。そこが悲しかったり,おかしかったりなんですけど。
 無事,2人は税金を払い終わったのですが,そこで大量の警察官に銃を突きつけられ(というか,警官だけでなく軍隊も投入されて,どういうことなの?状態なんですけど。)逮捕され,これで終わりかと思ったら,刑務所の中でブルースブラザースバンドのメンバーと監獄ロックを最後に決めてくれていますです。本当にカッコイイです。というか,この映画を見ていると,うつみようこさんがご自身のブログで「古臭いっていわれてもいい。古いもんも磨けばよくなる。なによりも古臭い音楽はわかりやすくて,ホットだ。演奏していてぐっとくる。」っていうコメントをしているのですが,本当,そのとおりだと思ってしまいますです。

 しかし,今日は降水確率60パーセントだったはずなのに,結局雨は降ることなく,なんか窓の外はいい天気なんですよね。とはいえ,今日は家の掃除もしないといけなかったし,ブログも書かないといけないし,なんと言っても走りまくってプレシジョントレッキングのチェーンのオイルが飛んでいると思うので,FINISH LINEのDRY TEFLON LUBEっていう奴を買ったので吹き付けて,久しぶりにフクピカで綺麗にしたので,1日ぐらいはオイルをなじませないといけないので,まぁそんなもんでしょう。
 話は変わるのですが,午前中は嫁さんと子供らを乗せて,久しぶりにプレオに乗ったのですが,ワイパーの塗装が剥げて,ここのところの雨で錆びていて,12年乗っているので,多少はしょうがないと思いつつも,赤く錆びているのはなんともボロさがよけい目立つなぁと思い,そろそろGatewayのガワを何とかしないといけないと思っていたので,Gatewayのサイトで確認したところ,郵送しないといけないことや,洗濯用に洗濯ばさみが着いたハンガーが紫外線で朽ちて壊れてしまったので,ハンガーと段ボール箱をホームセンターへ買いに行くついでに自動車用のタッチペンのつや消し黒を買って,塗り塗りしたのですが,これがイイカンジなんですよ。というか,赤く錆びているよりも多少,色のニュアンスが変わっても赤く錆びていない方がよっぽどいいですよね。500円ちょっとで自動車がなんかイイカンジになったのもうれしいですね。というよりも,自転車の4分の1の愛情はせめてプレオにも与えたいのですが,やはり乗っている時間が圧倒的にプレシジョントレッキングなので,しかたないかぁと思いつつ,定期点検だけはきちんとしているので,それで勘弁してよ!と思う,身勝手な私でございましたです。