ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

best songs collection(DISC:2)/THE ROOSTERS(Z)


 え〜っと,自転車用のペットボトル用のボトルケージをどうしようかとウダウダ先週までは悩んでいたのですが,日曜日に半日ぐらい走ったところ,自分は一体時速何キロで走って,今日は何キロぐらい走ったのか,やはり知りたいと思い,得意のアマゾンでサイクルコンピューターを見てみたところ,1500円で売っているじゃありませんか。そうなったら買うしかないなということになり,そんならついでにペットボトル用のケージも買っちゃえ!540円だしなというわけで,ポチっとカートに入れましたです。いつものとおりコンビニ配達にしてもらって(本当にコンビニ配達は便利なサービスですよね。),木曜日は晩ご飯を作る日なので,ちょっと早めに帰るので,晩ご飯の準備の前にサクッと両方とも取り付けましたです。とはいえ,相変わらずいい加減な性格が裏目に出て,サイクルコンピューターの台座を最初逆に付けてしまい,再度取り付け直したところ,付属のプラスチック製の結束バンドが1本足らなくなってしまい,とりあえず1本で固定して,今日,まずは午前中に100均で買ったのですが,太くて入らず(というのも,家にあった100均の結束バンドが短かったため,長いのを買ってみたのです。),仕方ないのでホームセンターへ行き,その場で取り付けてみたら,やはり太くて入らず,仕方ないので駄目もとで細いのを買ってみたら,なんとピッタリでした。ようするに家にあった100均の結束バンドが非常に短い奴だったのね。こんなことなら最初からホームセンターで細いのを買っておけば良かった・・・と思いつつ,まぁ,結束バンドは又使うこともあるだろうから太いのも取っておけばいいさ(実被害は300円程度ですし。)とあいかわらす自分を納得させる私でございます。

 というわけで,今回も前回に引き続き,THE ROOSTERS(Z)のbest songs collectionの2枚目を紹介したいと思いますです。
 まず1曲目の“Good Dreams”はシンプルな8ビートがメチャクチャカッコイイ曲でございます。力みなくサラッと大江慎也が唄っているのですが,これがまた言い感じなんですよね。歌詞もシンプルなラブソングです。
 2曲目の“Drive All Night”はエリオット・マーフィーのカバーで花田裕之が唄っているのですが,カッコイイんですよね。イントロの打ち込みっぽいチープな質感の音色と弾きまくりのギター,ちょっと詰まりながらシャウトする花田裕之のヴォーカルがたまらないです。後半のたたみ掛けるような展開も好きですね。
 3曲目の“ゴミ”は,う〜ん・・・こういうのを聴くと大江慎也はやっぱり壊れていたんだなぁっていう痛々しい歌詞なんですけど,バックのサウンドは80年代ニューウェイヴ・テイストがあふれ出ていて素晴らしいです。それともニューウェイヴ・テイストな歌詞として書いたのかしら?なんて深読みもできなくはないですけれど。
 4曲目の“Hard Rain”はとてもTHE ROOSTERSとは思えない軽めのギターカッティングから始まる,ちょっとダウナーな曲で,こういう展開ができるのも下山淳がいるからではないかいと思ってみたりもします。この曲でも大江慎也は淡々と唄ってしますが,その分,2本のギターが饒舌に唄っているように(よけい)感じてしまいます。
 5曲目の“Famme Fatale(宿命の女)”はルー・リードのカバーなんですけど,なんかえらいフォーキーな感じですね。というか,ノンディスートーションのシャラ〜ンという感じのギターが良い感じです。ってか,歌い出しのメロディーラインが,もろジョン・レノンのイマジンなんですけど。まぁ,ルーリードのカバーだからいいか。多分,コード進行が同じだから,こういうこともあるんでしょうということで。
 6曲目の“Come On”は重ためのギターリフから始まる,黒っぽいナンバーで,大江慎也のヴォーカルが入ると,更に黒さがアップしていて,R&Bとかが好きな人にはたまらないと思いますです。私ですが,もちろん大好きです。間奏のギターカッティングによるソロもメチャカッコヨイです。
 7曲目の“Down Down”はギターのカッティングから始まり,バンドの音になるのですが,うら悲しいキーボードの音がなんか全体の雰囲気を作っていますです。ヴォーカルは花田裕之(多分)で,哀愁を帯びたメロディーに乗って柴山俊之の歌詞を唄っていますです。
 8曲目の“Venus”はフェード・インで始まるところからして,カッコよい。ギターのカッティングにストリングスっぽいキーボードが絡み,音に厚みを付けたと思ったら,ギターのアルペジオとアコギのアタック感のあるコードストロークにドラムが入り,これでもかっ!というくらい美しいアレンジになっています。その上を少し感情が入った大江慎也のヴォーカルが絡み・・・個人的には大江慎也脱退前の後期THE ROOSTERSの名曲だと思いますです。
 9曲目の“SOS”からは大江慎也が脱退し,花田裕之がフロントマンとなり,花田裕之の好みなんでしょうけど,シンプルなロケンロールになっていますです。何となく少し初々しい感じがするのもいいですね。
 10曲目の“Neon Boy”は私の大好きなブギーのリズムで,Oh!Yeah!Bolan Boogie?って言いたくなるようなタメの効いたリズムに,不安定なコーラス,ストリング系の音が鳴りっぱなしの私好みのナンバーです。柴山俊之の映像的な歌詞をブギーのリズムに乗って,花田裕之が軽やかに唄ってくれていますです。
 11曲目の“My Funny Face”は軽やかかつポップなロケンロールナンバーで,歌詞はほとんど「My Funny Face」としか唄っていないのですが,これが下山淳の少しくぐもった声によく合っているというか,これはこれでいいんでないかいという感じでございます。
 12曲目の“Oh! My God”は後期THE ROOSTERS得意のギターのアルペジオで始まって,ハードな8ビートのナンバーに突入するというパターンなんですけど,この曲から花田裕之が作詞も担当しているせいか,歌声にも自信が出ているような気もしますです。しかし,エンディングの「また1から出直しさ!」っていう歌詞は多分,大江慎也が脱退し,自分がフロントマンとなったことを唄っているのだろうと思ってしまいましたです。
 13曲目の“Transmission”はイントロのチープなキーボードの音からしてカッコヨイ。多分,下山淳が弾いているんだろうと思いますが,ビヨビヨとした音のギターもカッコイイです。ニューウェイヴテイスト満載なロケンロールになっていますです。間奏の弾きまくりのギターもカッコイイです。
 14曲目の“Passenger”はイントロのギターのアルペジオから始まり,徐々に音が厚みを増していくのですが,音が厚みを増していくとともにスピードがアップしていき,シンプルかつハードな8ビートを叩きつけてくれていますです。下山淳の絡みつくようなギターリフとかアレンジがカッコヨイというか,やはり後期THE ROOSTERSは下山淳なくしては成り立たないなぁと思ってしまいました。
 15曲目の“Strange Life”もシンプルな8ビートのロケンロールでTHE ROOSTERS解散後の花田ソロを思い出させるような曲です。それはそれでカッコヨイですけどね。
 16曲目の“曼荼羅”はPANTAが作詞をしている曲で,下山淳がヴォーカルを取っているのですが,タイトルに似合ったサイケデリックなアレンジの曲です。メロディーラインと下山淳の声質が合っていて,これもカッコヨイです。
 17曲目の“再現出来ないジグソウ・パズル”はイントロのギターのリフからしてすでにカッコヨイ,花田裕之時代のTHE ROOSTERSの中では私的には名曲でございます。柴山俊之の歌詞,花田裕之のメロディーと声,全てが合致していますです。そして,解散の前にリリースされた再現できないジグソウ・パズルというタイトル。全てが似合いすぎていますです。
 ラストナンバーの“(Standingat) The Cross Road”はドラムソロから始まる,ちょっとパンキーなナンバーなんですが,なんか初期THE ROOSTERSみたいで格好いいんですが,「行きたい場所はここしかない。」とか「ずっとオレは見渡してる。ここでずっと,あたりを見渡してる。」という歌詞がなんかたまらないですよね。花田裕之はロケンローラーとして生きていくしかないと悟ったんでしょうね。そして今もロケンローラーですしね。

 しかし,あっという間に5月が終わってしまい,もう6月になってしまうわけなんですけど,6月にはTHE GROOVERSの新しいアルバムやつしまみれのフルアルバムが発売され,なかなかイイカンジになりそうな予感ですね。
 で,なんか明日も嫁さんが昼は適当に食べておいてと言っていたので,午前中はプレオを定期点検に出して,午後からはまたプレシジョントレッキングで走りに行こうと思っていますです。Colemanのバックも先週使ってみて良かったですし,ボトルケージに入れるスポーツドリンクもスーパーで安い奴を買って凍らせていますし,サイクルコンピューターを買って初のツーリングなので,なんか今から楽しみですねぇ。明日は天気がよくなるといいなぁ。そのためにも,今日のうちにワイシャツにアイロンをかけておきましょうかね。多分,明日走りに行って帰ったらそんな気持ちは起こりそうにないでしょうから。それで,自転車関連の小物については,まとめて書きたいと思いますです。多分,次回は自転車関係の小物について書いてしまいそうな予感がしています。