ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

青春少年マガジン/ 小林まこと


 昨日は休日出勤していましたので,ブログをアップすることができませんしたです。大体休日出勤をすると,飛び込み仕事が多くてなかなか時間どおりには帰れないのですが,昨日は結構まったりした感じで「あ〜今日は時間どおりに帰れるかなぁ。」と思っていたら,勤務終了の20分前になって,まさに飛び込み仕事が入ってきて,結局,時間どおりに帰ることができませんでしたとさ。普段の仕事は基本的に時間どおりに帰れないので,休日出勤のときぐらいきちんと定時に帰りたいなぁといつも思っているのですが,どうしてこういう展開になるんですかね。ペアで休日出勤をした人と,どっちが仕事を呼んでるのかなぁなんて笑いあいましたが,ひょっとして二人ともだったら,それはそれで大笑いなんですけどね。まぁ,連休中にも夜勤があるけど,さすがに連休中だから飛び込み仕事も少ないだろうと思ってはいますが。

 で,今回は久しぶりに漫画の話をしたいと思いますです。で,なぜに小林まことの“青春少年マガジン”なのか?ということなのですが,昨年,少年サンデーと少年マガジンが創刊50周年を迎え,いろいろな企画があったようで(私自身はいい歳のオッサンなので,さすがに今は少年マガジンとかは読んでいないです。),この漫画もその企画の中の1つなんですが,私は単行本になってからのブックレビューが結構好評だったのと,“1,2の三四郎”は昔好きだったこと,それから最近モーニングで連載している“関の弥太っぺ“が結構面白かったので,読んでみたくなり,さすがに少年マガジンの単行本だから近所の大型書店にあるだろうと思って,2件ほどはしごをしたのですがなかったので,結局,いつものようにアマゾンで買ってしまいましたです。しかし,今の私の生活には本当アマゾンはなくてはならないようになってしまったなぁ。私が欲しいものは大体アマゾンで買えるもんなぁ。しかも本とかCDであればコンビニ配送をしてくれるので,自分の好きなときに取りに行ける(というか仕事の帰りに取りに行ける。)もんなぁ。
 というわけで,本編の話に入っていきますが,話は1978年に小林まことのプロデビューが決まってから1983年に“1,2の三四郎”の連載終了までの間の小林まことの日常を描いたものですが,この期間というのは私が少年漫画全般を読みふけっていた時代なので,本当に懐かしい名前がバンバン出てきて,その後ろにはこんなことがあったのかという感じですかね。
 物語は,小林まこと少年マガジンの編集者が創刊50周年企画の話を持ち込むところから始まるのですが,冒頭いきなり小林まことが「楽しかった思い出などない!」と言い切ってしまうのですが,その後の漫画家残酷物語的な内容からすれば,そう言ってしまうのも仕方ないのかなぁと思ってしまいましたです。連載当初から2日徹夜の修羅場が当たり前とかなんだから,相当厳しいものだったんだろうと思います。
 そうこうしているうちに新人漫画家同士の友情,小野新二や大和田夏希との付き合いが本当に,華やかな裏側で孤独に仕事をしている漫画家の心のオアシスだったんだなぁと思ってしまいました。小林まこと小野新二,大和田夏希とのエピソードはこの漫画の中心になっているのですが,やはり一番「イイハナシダナァ」と思ったのが,小林まことが原稿ができなくて忘年会に出ることができなくて,悶々としているところへ,小野新二と大和田夏希がやってきて,「どうせ仕事なんてできねぇんだから,飲み直しだぁ!」と言って,原稿が上がっていない小林まことを連れ出して3人で朝まで飲み明かすところですかねぇ。しかし,こういうシチュエーションに反応してしまうのは,私が酒飲みだからなんでしょうかね。
 しかし,“1,2の三四郎”だけでも,四苦八苦しているのに,更に月刊誌で1本連載を持つようになったときの話は壮絶でしたね。5日間徹夜が毎週のように続くだなんて,ハッキリ言って人間沙汰ではありませんですよね。結局は週8時間睡眠が半年続いたところで,体を壊して月刊誌の連載は途中で打ちきりになってしまうんですけどね。
 その後の新人ラッシュの話で出てくる漫画家と漫画は本当にリアルタイムで読んでいたので,あぁあったあったこの漫画という感じで非常に楽しませてもらいましたです。そうこうしているうちに大和田夏希望がメンタルで壊れてしまい,いったん故郷に帰ったり,小野新二が肝臓を壊しながらそのまま仕事をしたりと不吉な予感を漂わせていると,大和田夏希が自殺し,その1年後に小野新二が患っていた肝臓が原因で亡くなってしまい,小林まことも“1,2の三四郎”の連載を終わるところで物語は終わってしまうのですが,こうやって文章にすると面白くも糞もないのですが,多分,あの時代にリアルタイムに少年マガジンを読んでいた人であれば必ず面白くかつ泣ける漫画だと思いますので,ぜひ一度読んでみる価値はあると思いますです。ついでに言えば,ページ数の関係で巻末にデビュー作の“格闘三兄弟”が掲載されているのですが,20年前の作品なのに,やっぱり引き込まれてしまいますね。今度,漫喫で“1,2の三四郎”を探して読んでみようかなぁと思いましたです。

 しかし,先週から注文していた通販物がよく届きまして,金曜日にはアマゾンで予約していたつしまみれのデビューシングル,土曜日にはまぐギャザで買ってしまったポータブルナビ,そして今日はArtist shop 405で買った山口洋のソロライヴアルバムと,またブログネタの餌食になっていただきましょうかね。しかし,ポータブル・ナビは使い込んでからでないと書けないので,もう少し後になるとは思うのですが。しかし,なんで今更ナビなの?ということなんですが,実は自動車に取り付けるナビは,まぁいいかという感じだったのですが,最近,自転車で道に迷ってみたり,飲み会の場所が分からなくて着くのが遅れたりといろいろあって,ポータブルナビで安いのがあれば買ってもいいかなぁと思っていたのですが,たまたままぐギャザで1万5000円程度で出ていたので,これなら買ってもいいかなと思い(この値段なら仮に失敗してもそれほど痛くないし。)買ったわけでございます。今日のブログを書き終えたら,早速,ケースと液晶保護シートを買いに行こうと思っていますです。