ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

シフォン主義/相対性理論


 いや〜先週の月曜日に仕事が終わって帰ったら,パソコン(というよりもOS)がいきなり壊れていましたです。何が原因か分からないのですが,どうも再インストールの際にフォーマットを求められらので,ファイルではなくハードディスクそのものが逝っちゃったみたいでしたね。しかし,パソコンのない生活など考えられないネットジャンキーの私としては,その夜からいそいそと復旧をはかるのですが,結局,木曜日までかかってしまいました。というか,木曜日はお休みをもらってのんびりするはずだったのですが,朝から再インストールの嵐で結局夕方まで作業をしていて,昼寝どころではなかったですね。おまけにノートン先生とXPのSP3は相性があんまりよくないことが発覚して,再インストールを何度やっても,LiveUpdateの際にエラーメッセージが出まくってうまくアップデートができなかったのですが,このやろうとばかりにノートン先生をアンインストールして,Liveupdateのみを単体でインストールしたらなぜかするっとインストールできたので,再度ノートン先生をインストールして,現在,再度のアップデート中でございますよ。さて,どうなることやら。

 で,今回はmf247で聴いてから気になっていた相対性理論を取り上げたいと思います。このミニアルバム「シフォン主義」は東京を中心に発売されていたのですが,結構評判になったようで全国発売になり,アマゾンからも買えるようになったので,地方都市在住の私もさくっとアマゾンで買わせていただきましたです。
 相対性理論は4ピースの女性ボーカルのバンドで,音的には80'Sニューウェーヴの香りのするバンドなんですが,個人的にはヴォーカルのやくしまるえつこの歌い方から,パンキッシュになって上手くなったプラスチックスという感じですかねぇ。一見無意味な言葉の羅列とも思える,言葉の音感や語呂だけで選ばれた無意味な言葉を無機質なロリ声(プラスチックスの場合には無機質なエキセントリックヴォイスでしたけど。)で淡々と歌うところにそんな感じを受けてしまいました。
 1曲目の“スマトラ警備隊”はイントロの楽器全部の乱打的イントロもいいんですけど,パンキッシュなのに妙にメロディアスな曲がいいでございますです。とくに「CIA,KGB,FBIに共産党の陰謀よ」のところのメロディーラインはゾクゾクしますね。ギターも基本的に全篇コードワークで押し切って,むしろベースがメロディーを引っ張っているところも好みでございます。
 2曲目の“LOVEずっきゅん”はmf247で聴いてから,ものすごくお気に入りの曲で,思わせぶりなイントロからベースとギターの絡みが非常にかっこよくて,そこに淡々としたやくしまるえつこのヴォイスが非常にぴったりな感じです。というか,「ラブずっきゅん」なんていう言語感覚がぶっ飛んでていいよなぁ。カッコヨシですな。で,この曲の最後の方でベースがめちゃめちゃかっこいいスラップベースを聴かせてくれるのですが,やっぱベースが上手いとバンドの音は締まるよねぇなんて思ったりして。
 3曲目の“夏の黄金比”もコードワークに徹したギターにもはやリードベース的にブイブイ弾きまくるベースがカッコイイです。しかし,歌詞カードには載っていないのですが,サビの「コントレックス箱買い,コントレックス箱箱箱買い」の歌詞とメロディーと思いっきりスカなアレンジがたまらないですね。めちゃカッコイイです。しかし,なぜにコントレックス箱買いなのかは分からないんですけど。この曲では男性コーラスが入っているのですが,なんかスタジオでそのまま録ったような音に笑ってしまいましたけど。
 4曲目の“おはようオーパーツ”はイントロのアルペジオっぽいギターの最後の一音をキチッとミュートさせるセンスに脱帽してしまいましたです。ギターがミュートしているからこそ,ベースラインが生きているんだと思いますです。で,この曲は歌詞がすごすぎで,いきなり「白亜紀ジュラ紀,インダス,エジプト」だとか,極めつけは「お〜お〜OPQRST UV カット」だなんて誰も思いついても,それは歌詞にはしないだろうというような歌詞を堂々と歌詞にしているところが本当に凄いでございます。
 ラストナンバーの“元素紀行”はタイトルからも分かるとおり,いきなり「酸素,水素,二酸化炭素」だもんなぁ。ええんか?こんな歌詞で?と思いつつ,この歌詞をやくしまるえつこの淡々ヴォイスで歌われるともう,これでいいじゃないかという感じでございますね。
 で,全体の感想としては曲の構成が思いっきりパンキッシュっていうところが潔くてカッコヨイです。全曲,もう少し曲の余韻をエンディングで演ってもよいのではと思いつつ,ぶった切りのように終わってしまうんですよね。当然,長々としたギターソロなんてのもありませんし。それと全曲の作詞・作曲をしているのがベースの真部修一という人なんですが,いや〜全曲,作ったのか?この人が。本当に凄いよ。この言語感覚というか,やくしまるえつこが歌わなければ,たぶん,ケッとか言われてしまいそうな曲を歌い手をキチンと選んでいるところが凄いです。メロディーラインも基本的には綺麗ですし。しかし,いつまでもこの路線ではきっと飽きられてしまうので,どこでどんな方向転換するのかも楽しみなバンドです。次の音源が出れば,絶対買いだなぁ,個人的には。うん,ものすごく楽しみです。
 しかし,つしまみれといい,相対性理論といい,女性ヴォーカルの新人バンドに私が大甘なのはなんなんででしょうかね?でも,まぁ自分の琴線に触れなかったものは気にもとめないわけだし。昔のようにラジオをあんまり聴かないので,ネットラジオmf247の影響は結構自分的には大きいなぁなんて改めて思ったもしています。実際,若手バンドの音はmf247で見つけることが多いもんなぁ。

 で,話は変わって,ノートン先生のアップデートが終わったようです。やっぱりエラーが1つ出ましたが,どうもこれはインストールが上手く言っていないわけではないようで,ノートン先生のサイトでチェックしたら「ホットフィックスができるまで2週間待ってね,ウイルスデータ等のアップデートはできるから心配はいらないわよ。」ということでしたので,とりあえずはよしにしましょうかね。というか,やっとこれで完全復活ですか。いろんなソフトを入れているのだから仕方ないということもあるし,そもそもいじり倒すのが好きなんだから,まぁいいか・・・