ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

アシスタント/foul


 雨がよく降るなぁ・・・ムシムシして非常に気分がよろしくないです。しかも,一昨日は激しくアルコールを摂取したので,昨日は身体がボロボロでしたし。嫁さんからは子供に昼食を食べさせといてと頼まれたので,あっさりざるそばにでもしたのですが,お酒を飲み過ぎて少ししんどい日は,こんな感じの昼食がよいですね,やっぱ。で,今日も嫁さんが外出して,昼食を子供と食べさせておいてということだったので,どうしようかなぁと思ったのですが,ストレートタイプのめんつゆの消費期限が24日までしかないので,今日使い切っておきたいので,スーパーでかき揚げとか買ってきて,天丼もどきでもつくりましょうかね。さすがに昨日は緑の発泡酒を2本飲んだところで,もういいやって珍しく思ったので,少し眠たいなぁと感じる以外は体調も悪くないので油物でも大丈夫でしょう。

 で,今回は珍しく若手のバンド,でももう解散してしまっているバンドfoulのことを書きたいと思います。実はfoulの名前だけはNUMBER GIRLのライヴ盤でも出ていたので名前だけは知っていたのですが,個人的に興味はなかったのでふ〜んという感じで聞き流していたのですが,レンタルレコード屋漁りの際に,つしまみれの脳みそショートケーキとこのアルバムがあったので,100円なら買ってみるかと思い,買ってみたのですが,ハッキリ言って,好き嫌いが別れるんだろうなと思いましたです。私的にはリズム体の格好良さはものすごいのに,歌詞とか声とか唄い方がダメなんだなぁという感じでしょうか。しかし,洋楽的な聴き方(言葉は聴かずに音として聴く。)をすれば,それはそれで楽しめますです(私としてはですよ。)。
 あ〜foulの詳しい情報はWikiにあるので,興味のある人はググってください,とあいかわらず不親切な私。
 まず,1曲目の“あなたのレーゾン・デ・トゥール”ですが最初のギターをかき鳴らした後にタイトなベースラインが入り,シンプルながらパワフルなドラムが入って,トリオのバンドサウンドがめちゃカッコイイのですが,歌詞は私にはピンとこないなぁ。レーゾン・デ・トゥール(存在意義)なんて思わせぶりなタイトルになっているんですけど,私にはあなたの存在意義が音以上には伝わってこないんですけどっていう感じです。
 2曲目の“a heartbreak hill“もサウンドはメチャカッコイイです。しかも歌詞が英語なんで,知らずに聴いたらUKインディーズの実力バンドなんて言われたら信じてしまうぐらいカッコイイ。特にうねりまくりつつしっかりとしたビート感を打ち付けるベースが素晴らしいです。しかし,最後に日本語詩が入ったところで萎え萎えの気持ちになってしまうのは,年の差ですか?
 3曲目の“いかるがの空”はなんかNUMBER GIRLでこんなコード感の曲があったよなぁと思いつつ,なんか微妙ななまりのある日本語が私的には微妙な感じですね。サウンドはカッコイイんですよ,本当にね。
 4曲目の“チンコンカン”はタイトルからしてよく分からない曲なんだけど,この曲も妙ななまりの日本語がハッキリ言って,個人的にはいまいちなので,バックのタイトな演奏はカッコイイのに残念だよなぁ。
 5曲目の“輝く湖水”がスピード感のあるコードカッティングのイントロがカッコイイではないのと思っていたら,やっぱり日本語詩が入ると妙ななまりのある日本語で何だかなぁという感じですね。好みの問題なんでしょうけど。バックの音はこれもカッコイイんですけどねぇ。
 6曲目の“従業員”は曲の感じと声質と日本語がやっと私的には合っているかなぁという感じですか。少し狂気を感じさせるというか,徐々に壊れていく内心というか,そういう歌詞と曲とバンドの音がピッタリ合っています(妙ななまりも耳に付きませんし。)。しかし,全曲これだったら逆に疲れ果ててしまうかな?
 7曲目の“柊の葉”はザックリとしたギターカッティングから始まる,どちらかというとフォーキーな感じの曲とアレンジですが,この曲も歌詞と曲とバンドの音の組み合わせがイイ感じですね。しかし,歌詞の内容はあんまり入ってこないですね,正に洋楽的な楽しみですね。
 8曲目の“留守”はダークなラインのベースや思わせぶりたっぷりなギターの音とかカッコイイです。で,唄が始まると少しテンションが下がるのかと思ったら,ネトっとしたダークな曲調と記号的な日本語歌詞が相まって,これが結構カッコイイですね(バックの音はもちろんカッコイインですけどね。)。やはり,声質とバンドの音と曲調は大事なんだと思いましたです。
 9曲目の“カンブリア紀”は最初のリバーブたっぷりのベースの音から始まったと思ったら,タイトなドラムとギターカッティングがカッコイイです。歌詞は多雨取るどおりカンブリア紀のことなんですけど,よく聴くとだから何という気持ちになってしまうので,まぁ歌詞はサウンドとして聞き流していれば
私的には良いかと。個人的には「カンブリア」という言葉の響きを使いたくて作ったんじゃないの?って思ってしまったのですが,そこはよく分かりませんです。
 ラストナンバーの“氷の山”はタイトなドラムから始まり,コミカルなメロディーでまぁ,よく分からない歌詞なので,サウンドとして聞き流していれば,それなりにカッコイイ曲です。
 しかし,つしまみれは世代的には若いんですけど,感情の垂れ流しというか感情の爆発というか,年齢に関係なく同意できてしまう(性別が違うこともあるのかもしれないですけど。)ところがあったのですが,今回のfoulはなんだろうな,色々と考えて歌詞を書いているんだろうけど,伝わってこないのは,技巧的に懲りすぎているからかなぁ,というか,技巧的に凝られても,なんか透けて見えたりとかねぇ。演奏は上手いんですよ,本当に。もうなくなったバンドなので,あんまり語っても仕方ないんですけど,遠藤ミチロウのような底の見えない狂気を感じさせる日本語詩を書いていたらとんでもないバンドになったのかなぁなんて思ったりします。だってバンドの音としてはTHE STALINなんて比較にならないぐらい上手いんだから(だからといって,THE STALINの音がダメなわけではない。あの演奏はあれで凄いと思っています。)。
 なんか,若手男性バンドについてはどうしても辛口というか,なんだかなぁという感想になって,このバンドのファンの方がこの文を目にしたら,申し訳ないなぁと思うんですけどね。まぁオッサンの戯言ということで読み流してください。

 しかし,穴をふさいで延命しながら履いていた私のジーパンですが,昨日,汗でくっついて気持ち悪いので,ちょっと引っ張ったところ紙のようにあっけなく破れてしまいましたとさ。その破れ方があんまりにもあっけないので,自分でもビックリしましたね。というわけで,ここまで破れたらどうしようもないということで,ジーパン2本を新しく買ったですよ。で,多分,色落ちが激しいと思うので,洗濯をして干しているところです。来週から履いてみましょうかね。でジーパンを買ったついでにユ●クロで仕事の時にワイシャツの下に着るドライメッシュのインナーシャツも買ったですよ。雨が降ってムシムシ気持ち悪いので,これで少しは気持ちよく過ごせたらなぁと思いますです。