ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

つしまみれとロックとビアで/つしまみれ


 今週も雨が降ったりやんだりだったので,歩いて仕事に行ったりしたのですが,さすがにもう暑いよねぇとか思いつつ,今日も用事があってテクテク歩いていたのですが,やっぱり暑いとデイバッグだと背中が暑くなるので片掛けにしてみるのですが,肩ひもを長くしているせいかやたらと落ち着きが悪いんですよね。で,ふと,冬は着ぶくれでモコモコなので,肩ひもは長い方が楽だけど,夏は着ぶくれしないので肩ひもが短い方が楽なんでないかいと思い,肩ひもを短くしてみたのですが,そうするとこれがいいんですよ。そもそも私が使っているデイバッグはA4サイズのファイルが入る程度の大きさ(っていうか結構大きいよ。)なんですけど,これまでは肩ひもが長かったので腰の下までデイバッグが来ていたのですが,短くしたらちょうど腰の辺りまででちょっと涼しい感じ(これは歩いたり,自転車に乗ってみないと分からないですけど。)ですし,片掛けにしても落ち着きもいいし,よしよし今年の夏はこれでいってみようかね・・・と思ってしまったです。

 で,2回続けてきましたつしまみれですが,今回の最新ミニアルバム「つしまみれとロックとビアで」で最終回でごさいます。このミニアルバムはアマゾンから届くのが遅くなってちょっとヤキモキしていたのですが,その間の2ちゃんの評判があまりよくなくて,個人的には少し不安もあった(特にエンジニアがいじりすぎて魅力が半減しているとかいう書き込みがあったのですが,私が聴いてみた感じではエンジニアの問題ではなくてサウンド・プロデューサーの問題ではないかと思うのですが,しょせん2ちゃんの書き込みなので,どっちでもいいか。)のですが,個人的には可愛い曲と女の娘の狂気というか壊れた感じの曲が混在していて,1枚目の「創造妊娠」と2枚目の「脳みそショートケーキ」の魅力が半分ずつ(というか両方あってつしまみれだしね。)詰まっているという感じがしましたが,むしろ1枚目的な音がしっかりクリアーな音で入っているので,聞きやすいですよ。
 で,1曲目の“ミから出たサビ”は不協和音的なギターのリフから始まり,そのリフのメロディーで唄とコーラスが始まり,どうしようもない感情の噴出を内容とした歌詞とラウドな演奏がカッコイイ!と思っていたら,途中から重ためのリズムにチェンジして,またラウドな展開に戻る変幻自在なリズムについては,脳みそショートケーキで好きになった人にはちょっと厳しいかもしれませんが,私的にはおぉ!っと言うくらいハードなロケンロールになっていてカッコヨシです。
 2曲目の“さくらんボーイ”はリバーブの掛かったギターとベースのゆっくりとしたユニゾンが綺麗な感じを醸し出しつつ,ドラムがタイトなリズムを刻むと共に裏打ちのベースがリズムを思いっきり引っ張っていきます。内容的にはラヴソングなんですけど,「お姫様だっこがあこがれだったんだ。」なんて泣かせる歌詞もあったりして,オジサン的にはもうちょっと無理ですよみたいな感じですけど。しかし,やよいのドラムは本当にタイトでラウドでカッコヨシですな。エンディングのゆっくりとしたギターソロを聴いていると,さくらさくらのメロディーですか?って思ったりして。
 3曲目の“おじいちゃんのおズボン”は“海老原眞治”を彷彿とさせるハードコアなナンバーなんですけど,歌詞が「おじいちゃんのおズボン」なところがなんともはやつしまみれ的な感じがしますよね。えぇ,音は本当にバリバリのハードコアな音でメチャクチャカッコイイんですけどね。つしまみれ風「大きな古時計」な唄ですか?しかし,途中の「おじいおズボン」がどうしても「オジーオズボーン!」に聞こえてしまうシャウトには笑ってしまったですよ。
 4曲目の“スムージー飲むヒツジ”はそもそも「スムージーって何?」って感じだったのですが,へーシャーベット状の飲み物なんですね。っていうか,そんなことは関係なく,タイトルからも分かるとおり,つしまみれの韻を踏むを超えた,もはやダジャレとしか言いようのない言葉が並んでおります。えぇ,聴いて楽しんでください。もちろん演奏はカッコイイです。途中でドラムのフランジャーを掛けまくっているのはきっとエンジニアが同年代的なセンスを持っているのかなぁ?と思ったりして。でも,はまっているのでカッコイイです。
 5曲目の“チャンダン男子”もそもそも「チャンダンって何?」って感じだったんですが,香の一種なのね。イントロのスネアのリムショットの音も気持ちよく,さわやかな感じで始まるのですが,つしまみれだもん,このままさわやかな感じで終わるわけはなく,途中からチャンバラ映画のような曲調になるところがやっぱりつしまみれというか。しかし,「チャンダン男子,地団駄だ,Dancin’チャンダン男子,地団駄だ,男子」の韻の踏み方はなかなかできないですよ,というか面白い。オタ系男子の唄なんですよね,この唄は。理由は聴いた人が判断してもらえればと思いますけど。
 6曲目の“アメリカのハンバーガー”は「オンス(Oz)!」にも笑ってしまったのですが,はっきり言って,何を唄っているのかよく分からない歌詞と唄がノリ一発というかそんな楽しげな感じを醸し出していて,それはそれで良いです。
 ラストナンバーの“新しい世界の夜明けはとりあえずROCKとBEERで”なんですけど,個人的にはこのアルバムタイトルとジャケットのキリンが繋がらなかったのですが,この曲を聴いて,やっと繋がりました。しかし,この曲は凄いです。最初はブレイクしまくりのリズム体なのにまりの唄に寄り添っているのですが,演奏が始まったと思ったら変拍子のリズムがこれがまた格好いいんですよ。メロディーはちょっとダークな感じなんですけど,それさえも跳ね飛ばしていくリズム体の爆発加減がカッコヨスギ!です。しかし,この曲でのキリンが何の暗喩なのか私には分からないですが,まぁそんなことをつしまみれに求めること自体が不毛なんでしょうね。この言葉のリズムと強靱なリズム体の流れに身を委ねれば,それでいいんでしょう。
 で,つしまみれのブログを読んでいると,もうレコーディングに入ったということなので,3枚のミニアルバムを経て,満を持してフルアルバムを出すのか?と楽しみにしていますし,少年ナイフみたいに息の長いバンドになってくれたらうれしいなぁと思ったり。

 で,話は変わるのですが,昨日は久しぶりに歯医者に行ったんですよ,えぇ奥歯の銀の詰め物が取れてしまった(というか取れていることにも気づかなかったので,多分,トイレで流してしまったんだろう・・・)ので。今回はとりあえず状態を見て,仮のかぶせをして終わったのですが,最近は次回の予定をペーパーでくれるのな。説明責任の関係で。で,それによると「次回は麻酔をして削り,型どりをします。」とのことなので,結構派手にガリガリやるんだろうなぁ。まぁ,親知らずを抜いた後,奥歯と奥歯の間に隙間ができて,物が挟まりやすくなったので,そこもちょっと虫歯になっていたのかなぁと思いつつ,隙間が大きいので結構大きなものも詰まったりして気持ち悪いことがあるので,これを機会に治るんだったらまぁいいかなぁって感じですかね,歯医者は元々嫌いではないしさぁ。