ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

UNCHAIN/SOUL FLOWER UNION


 また岡村靖幸覚せい剤を使って逮捕されてしまったです。まぁ覚せい剤がそんなに簡単に止められないことは知っているのですけど,1年でまた堀の中ですか・・・まぁ岡村ちゃんに待たされることは慣れているので,また気長に復活するのを待ちたいとは思うのですが,次は今回みたいにすぐに事務所が拾ってくれたりすることはないんだろうなぁ。でも自主レーベルやネット販売という方法もありますので,次に出てきたら何とか頑張ってもらいたいなぁとは思っていますです。

 で,今回はSOUL FLOWER UNIONUNCHAINを御紹介します。実は本当であればいぬん堂から宮沢正一関係のCDが届いて,それのレビューを書こうかと思っていたのですが,発売が延期になってしまいましたし,最近mf247で聴いたミドリが少し気になっていたので,聴いてみようなかぁと思っていたのですが,最近のパソコンでの散財で少し(かなり)財布の中身が厳しいのでちょっと買い控えてしまいましたので,今回はちょっと昔のSOUL FLOWER UNIONのこのミニアルバムを取り上げてみることにしました。
 このアルバムは,SOUL FLOWER UNIONがキューン・ソニーとの契約が終わり,さてこれからどうするんだろうと思っていた(このアルバムの前にはリスペクトレコードという沖縄系の音源を出していたレーベルからライヴ盤を出していましたが・・・)2000年8月にポリスターレコードから発売されました。SOUL FLOWER UNIONとしては初の(というよりもこんな話は二度と無いと思うけど。)サウンドトラックということで,アンチェインというボクサーのドキュメンタリーのような映画なんですけど,映画そのものは私は見ていませんので,これ以上は語りませんです。で,このアルバムなんですけど,はっきり言って,それまでのSOUL FLOWER UNIONのイメージを覆すようなアルバムで,まず,インストの2曲を除いて3曲がカバーであること,それから,SOUL FLOWER UNIONっていうとかなり分厚いアレンジをしているイメージがあったのですが,肩すかしのようなスカスカのシンプルな音のアルバムになっています。が,それが故に中川敬のヴォーカル(特にモノノケを通過した後の中川敬のヴォーカル)は,それまでの吐き捨てるようなパンキッシュなヴォーカルから包み込むようなヴォーカルになっており,このアルバムの印象をより強くしていると思います。
 1曲目の“PEOPLE GET READY”はカーティス・メイフィールドのカバーなんですが,アコギ2本とベースの音のみで,ザックリとしたアコギのカッティングがものすごく私的にはカッコイイ曲です。「Peple get ready 汽車が来るよ。手ぶらで乗りこもう。心とディーゼルのハミング,無賃乗車の明日の線路」というこのまま旅に出たくなってしまう訳詞もいいです。
 2曲目の“THEME FROM UNCHAIN〜IN HOSPITAL VERSION”は奥野真哉中川敬の作曲で,コントラバスとエレキとキーボードをバックに三線がメロディーを弾く曲で,コントラバスのフレット上でブレる音がいいんですよねぇ。途中から入ってくる奥野真哉アコーディオンのメロディーもいいですし。沖縄的なメロディーを意識しつつ,どこでもない音にしているのは流石SOUL FLOWER UNIONだなぁと思いましたです。
 3曲目の“トンネル抜けて”はボガンボスのカバーなんですけど,これもいいですよねぇ。個人的にはどんとの声があまり好きではないので,ボガンボスは聴いていなかったんですけど,中川敬の声でこの曲を聴くと,染みるですよ本当。この曲もアコギとベースにパーカッションとアコーディオンと本当にシンプルとしか言いようがない音なんですけど,それだけに中川敬の声と歌詞が響いてきますです。本当,最初の「風が騒ぐ夜は家へ帰りたくないよ。みんなねごと言ってる夜は」の歌詞からやられっぱなしなんですけど。間奏のアコギのソロとそれに絡みつくコーラスも本当にいいですねぇ。寒い夜の帰り道,この曲を聴きながら,寄り道したくなってしまうのは,多分,私だけではないはず。
 4曲目の“THEME FROM UNCHAIN〜OUT OF HOSPITAL VERSION”はIN HOSPITAL VERSIONよりも曲の構成が長めのになっています(ちなみにIN HOSPITAL VERSIONは2分19秒で,こっちは4分34秒になっています。)。アレンジもIN HOSPITAL VERSIONよりも軽やかなアレンジでドラムも入っていますし,ベースもコントラバスではなくてエレクトリックベースになっています。しかし,長尺になっているだけにジワジワと盛り上げてくれるアレンジになっていて途中のちょっとしかないアコーディオンソロなんて本当に美しくて,奥野真哉ここにありって感じですよ。本当に基本のメロディーをリピートしているだけなのに,ここまでせつないくせに力強い演奏に鳴っているのは,流石SOUL FLOWER UNION!って言いたくなりますね。個人的にはIN HOSPITAL VERSIONは映画の導入部分でこっちはエンディングなのかなぁと思っていますけど。
 ラストナンバーの“UNCHAIN MY HEART”はタイトルチューンなんですけど,最初の中川敬のネットリとした歌い方からは分からないのですが,原曲はレイ・チャールズだそうで。こっちはもろにバンドの音で,ちょっとドラムのロータムの音がうるさいかなぁと思いつつ,バックのギターも割と派手に演っていますし,まぁこんなものではないかと。で,この曲はうつみようこさんのコーラスが決まっていてメチャカッコイイのと,奥野真哉の歪んだトーンのオルガンソロ,その後の中川のギターソロとそれに絡みつくうつみようこさんのコーラスと,鳥肌もののプレイになっていますです。ぜひ,機会があれば聴いてほしいなぁと思いますです。で,この曲が終わった後にシークレットトラックがあって,THEME FROM UNCHAINを深めのディレイとコーラスをかけたエレキをバックに口笛でメロディーを取っているというものが入っていますが,これも結構おつなものでございましたですよ。というか,シークレットトラックでこうくるかという感じでございますよ。

 しかし,来月の頭に結婚式に出る関係で散髪に行くタイミングを失してしまい,いまや髪の毛が伸びまくりの状態でございますが,ハードムースがなくなったので,今度はハードジェルで髪の毛をまとめているのですが,ハードジェルで固めた髪の毛を触ると何かに似ている・・・あ〜これはカブトムシとかの甲虫の足の感触だわと思ってしまいましたです。私の頭は甲虫の足が生えている〜となにやらシュールな感じですが,あと2週間すれば散髪に行けるので,まだ寒いかもしれないけれど,今の反動でバッサリ,バリカンで刈り上げてしまおうかしらと思っていますです。
 色々な人から髪型を変えたことで(というよりも前髪をアップにしたのはここ20年で初めてかもしれない。),いろいろと言われていますが,まぁそんなものかと思っていますです。ということはよっぽど違和感があるんだろうなぁ。
 で,家ではハードジェルで固めるのはイヤなので,そのままにしているのですが(外に出るときは帽子をかぶってなんとかしているのですが),やっぱり目に入るのでウザッたいので,どうしたものかと思い,100円ショップでヘアバンドを探したのですがなくて, 女性が風呂上がりに頭に巻くような奴を買ってはみたものの,なんか違和感があるので,明日,ちょっとスポーツ店でヘアバンドでも探してみて,安かったら買ってみようかなぁ。