ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

VERY BEST OF THE GROOVERS/THE GROOVERS


 台風が去ったものの,まだまだ8月になったばかりで暑いばっかりでございますです。仕事帰りの新幹線ホームで一気のみするジュースがおいしいこと(本当はビールを飲みたいんだけど,ビールを飲むと新幹線の中で立っているのが辛いんですよね。)。クールビズなんてやめて,いっそ夏はTシャツにジーパンで仕事がしたいなぁ・・・(女性の皆さんの涼しそうな服装がうらやましくもうらめしいですな。)。
 それは,そうと今日の午前中掃除をしていたら,網戸が破損しているのを発見してしまいましたです。これは蚊が入ってくるよなぁと思い,早急に取り替えたいと思ったのですが,嫁さんが網戸の前でクリーニングから持って帰ったものの風通しをしているので,下手に網戸を当てて汚してしまうといろいろと面倒なので,明日の午前中に予告をした上で張り替えることにしましょうかね(予告をした上で片付けていないのは私が悪いわけではないので。)。ただでさえ暑いのに,こんなところまで気を遣わないといけないのも何だかなぁ・・・
 まぁ,もう少しすれば嫁さんが夏休みを取って子供を実家に連れて帰るとのことなので,久しぶりに羽が伸ばしたい放題だなとほくそ笑みつつ,その後は私も夏休みを取って,ダラダラとした日々を送ろうかと計画中でございます。

 で,先週,あと先週のものも含めてあと2枚と書いたのですが,よく考えたら,ベスト盤を紹介した気になっていただけでしたので,今回を含めてあと3回,THE GROOVERSのレビューにおつきあいください。というのも,今回紹介するベスト盤には初回限定でBONUS LIVE CD“WITH OUR BEAUTIFUL AUDIENCE”という非公式ライヴ盤がついているのですが,オマケを遙かに超えた素晴らしいものなので,ぜひこれも1回分使って紹介したいと思っているもので。
 で,このベスト盤“VERY BEST OF THE GROOVERS”なんですけど,まさにベリーベスト内容で今回の再発には入っていないのですが,探せば(アマゾンにはあるみたいですし)あるので,THE GROOVERSに興味がある人はこれから聞いてみることをお勧めします。というか,捨て曲はなしですし。ただ,1999年1月発売で“TRINITY”以降の曲は入っていませんので,あしからず。
 ます,1曲目は“現在地(ORIGINAL INDIES VERSION)”で,3人編成になって出した最初のインディー12インチシングルからの選曲です。内容については,“Top Of The Parade”の時に紹介したとおりですが,こっちのバージョンは「ここにいることを,君に伝えたい。」からの演奏が”Top Of The Parade”では一回終わったかと思ったら再度入っていましたが,こちらのバージョンではうねるような演奏が続き,そのまま入るという感じですかね。個人的にはこっちのバージョンの方が好きです。
 2曲目の“行列の先頭”と3曲目の“鉄の旗”も“Top Of The Parade”からの選曲で,特に“行列の先頭”は“現在地”と続いて始まり,非常にカッコイイです。というよりもこの3曲は本当,1枚目(3人になってから)の代表曲ではないかと私も思っていますです。
 4曲目の“12月だけのクリスチャン”は1993年11月に発売された12インチシングルで,ライブで初めて聞いたときぶっ飛んだというか,すげえ曲だなぁ・・・と思ったです。ローコードで叩きつけるような重いギターカッティングで,当時の湾岸戦争の雰囲気を表しています(特に「俺は平和な国の三等兵になり機関銃のの撃ち方を覚えた・・・」のところとか。)。っていうか友部正人ばりのトーキング・ブルーズ・・・というよりもトーキング・ロケンロールをかましてくれています。本当,この曲を聴くためだけにこのベスト盤を買ったとしても十二分に価値はあると私的には思いますです。
 4曲目の“グット・モーニング・シャングリラ(REMIX)”は“MONOCHROME CHAMELEON”のバージョンよりもアコギの音が前に出ている感じですかね。「ボブ・ディランよりも年下の大統領(総理大臣)が笑ってる。時代が変わったかのようだ,でもあちこちで正義の大安売り」だなんて,本当,この夏の参議院選挙後の状況だよな。
 5曲目の“ウエイティング・マン(REMIX)”は“MONOCHROME CHAMELEON”のホーンっぽいキーボードではなく梅津和時御大のパワフルでフリーキーなサックスが大暴れしているめちゃカッコイイアレンジになっていますです。個人的にはこっちのバージョンの方が好きですね。
 6曲目の“爆弾係(REMIX)”は“MONOCHROME CHAMELEON”のバージョンとは異なり,ヴォーカルをコンプであまり歪ませていないので,こっちの方が聞きやすいと思います。
 7曲目の“SWEET SWEET MELTDOWN”は“Rosetta Stone”からの選曲で,“Rosetta Stone”の時に書き込んだとおりです。
 8曲目の“RIDE ON,BABE(REMIX)”も“Rosetta Stone”からの選曲ですが,どこが違うんだろうと思ったのですが,最後の「RIDE ON BABE!」のリピートのところの入り方とかギターとかが違っているのですが,個人的にはどっちのバージョンも好きですけどね。
 9曲目の“俺はスピードを上げるだけ”も“Rosetta Stone”からの選曲で,“Rosetta Stone”の時に書き込んだとおりです。
 10曲目の“SWEETHEART OF MY SOUL”は“3Tracks Maxi Single'96”バージョンで,やっぱロケンロールですよね,カッコイイ。
 11曲目の“BLOW!BLOW!BLOW!”も“3Tracks Maxi Single'96”バージョンで,2曲も“3Tracks Maxi Single'96”から持ってくるのであれば,“春だったね'97”からも持ってきて欲しかったなぁというのが正直な気持ちですね。
 12曲目の“マセラティ”,13曲目の“何者”は“ELECTRIC WHISPER”からの選曲で,“ELECTRIC WHISPER”時に書き込んだとおりです。あいかわらず「マセラティで走るのさ!」とサラッと歌っている藤井一彦がカッコイイです。
 14曲目の“無敵の日々”,15曲目の“想像病患者の夢”,16曲目の“ONE FOR THE ROAD”は“CHARGED”からの選曲で,“CHARGED”の時に書き込んだとおりです。「帰りにどこかで,1杯やろう,ONE FOR THE ROAD・・・」冬の歌だけど,今なら仕事帰りにビールを誰かと飲みたくなってしまいますですね。
 で,ラストの“NIGHT AND DAY(REMIX)”は“CHARGED”のバージョンと異なり,ヘヴィな感じのアレンジ(多分,コンプで音圧感を出しているのかな?でも元々のアレンジもヘヴィな曲ではありますけど。)で私的にはこっちのアレンジの方が好きですかね。「NIGHT AND DAYキメな好き勝手!」でございますですよ。

 で,今回もsyuさん,書き込みありがとうございました。はてなのスタッフの方とコメントにコメントできないということでやりとりはしてみたものの,結局,改善されないので,今回も本文でお返事をさせていただきます。
 私と聞いているものがかぶっていますか?それはありがとうございます。80年代にティーン・エイジャーであった私としては,この辺はどうしてもはずせない(というか,リアルタイムで聞いてきて,同じように年を取っているので。)んですよね。というか,THE LOODSの音源を初めて聞いたときの衝撃とあのブックレットの衝撃は私にとって非常に大きかったので,西村茂樹さん在籍時のTHE GROOVERSも大好きですし,今のTHE GROOVERSも大好きなんですよね。まぁ,2つのTHE GROOVERSは全く別物なんですけどね。
 西村茂樹さんの新バンドについては私も非常に楽しみにしています。残念ながら地方都市在住なので,ライヴを見る機会はないかもしれませんが,音源が出れば(というよりもR.B.Fで出していぬん堂が販売とか?)速攻で入手したいと思います。そういう意味でもネット通販できる今は非常に便利な時代になった(あと,クレジットカードが使える大人になったことも大きいですけど。)と思います。
 齢40を過ぎた西村茂樹さんが果たしてどのような言葉を紡ぎ出すのか,今からワクテカしながら待っています。こんなブログですが,気が向いたらまたのぞいてもらえるとうれしいです。THE GROOVERSが終わったら次は当然,“STILL LOUD”を書くしかないと思っています(というよりも現在,ヘヴィー・ローテーション中で,今年の夏は,これで乗り切る予定にしています(w))。