ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

“ACTION FOOTMARKS 1984-1988”/THE LOODS


 暖かかったり寒かったりとしつつも,石油ファンヒーターの灯油がとうとうなくなってしまったので,本日,石油ファンヒーターは片付けましたです。まぁ,昼間は長袖Tシャツ1枚でもちょっと暑い感じなので,まぁこのままいけるんでしょう。
 で,話は変わるんだけど,今週の週刊モーニング吉田聡湘南爆走族が載っていて,私的にも久しぶりに(なつかしの週刊少年キング)読んだらやっぱり面白くてさ,つい本屋を探して湘爆エントリーマガジンっていう紹介的なマンガ本を買ったら,なんか無性に全巻読みたくなってしまったですよ。今月23日から毎月2冊ずつ復刻するらしいので,ひょっとしたら全14巻揃えてしまいそうな自分がいたりして。しかし,湘南爆走族は,主人公が暴走族の構成員なんだけど,いわゆる暴走族モノではなく,どっちかというと青春グラフィティ的な内容で(少年誌で連載していたからそうなんだろうけど。)読んでいて心が荒れることがないのがいいんだよなぁ。こんなことを書いていたら,買ってしまいそうだなぁ。

 という話はさておいて,今回でTHE LOODSネタも当分封印でございます。いぬん堂からTHE LOODSのCDを2枚以上購入した人だけに特別配布された“ACTION FOOYMARKS 1984-1988”を紹介したいと思いますです。
 いや〜これが凄いんですわ。よくこんな映像が残っていたなぁ〜という感じですよ。はっきり言って私的にはこれを入手できたことを奇跡だと思っていますし,こんなスゴイDVDを無料で配布したいぬん堂社長の太っ腹にやられちゃっています。
 で,本編の話に。1曲目から3曲目までは1984年6月23日の法政大学でのライヴ映像です。
 1曲目の“LUNATIC FLOWER”はLPのSTOP FUCKIN' AROUND!の1曲目に入っていた曲ですが,そのLPの最初に入っていた意味不明の外人トークの出所はここだったのね・・・と長年の疑問が解けたでございますですよ。3拍子のこの曲をあくまでもタイトにソリッドに演奏するTHE LOODSの4人がメチャカッコイイです。
 2曲目の“MASATSU”では観客のダイブもスゴイです。本当に盛り上がりまくりで,西村茂樹もほぼギターを弾きまくりながらシャウトしていますです。
 で,間髪なしに3曲目の“I.C.B.M.”も同様です。観客が前に押し寄せすぎてモニターの位置が何度もグチャグチャになりながらそんなこと意にも介せず突っ走っていますです。カッコよし。最後に観客がステージ上に上がって叫ぶところは80年代ですな。
 4曲目と5曲目は1985年9月15日に埼玉県の田島ヶ原で行われた野外ライブの映像です。残念ながら雨なんで,客のノリが悪いのと音があまり良くないのが残念ですけどね。
 4曲目の“HARD MOUSEⅡ(ORIGINALLY TITLED“I'M BRED”)”は後にHARD MOUSEⅡになった曲のオリジナルバージョンで,個人的にはHARD MOUSEⅡの方が言葉の乗せ方が好きですかね。しかし,この1年で西村茂樹の髪が長くなり,鈴木浩司のギターがレスポールになり,カタルが帽子をかぶって眼鏡を掛けているのには後のLOUD MACHINEへと繋がりを感じてしまいましたです。
 5曲目の“CONCRETE ROCK”はそのままぶっ続けで,入るのですが,LPバージョンとは異なり,鈴木浩司の弾くギターがハードなカッティングのみではなくリフがちょっと入ったりしてカッコイイです。もちろん定番の鈴木浩司とカタルのジャンプもありますですよ。
 6曲目と  曲目は1987年1月31日の新宿ロフトでのライブ映像で,市松模様のステージが観客の頭で全く見えない状態で大盛り上がり大会だし。音はちょっと悪いけど。
 6曲目の“TERRORIST”はおなじみのギターのリフから始まり,また髪を切った西村茂樹がハードに決めてくれるのですが,ところどころ見せる笑顔が可愛かったりますです。
 で,そのまま7曲目の“NEW DECEPTIONS”に入るのですが,観客席はスゴイ盛り上がりで,ジャンプと振り上げられる拳の数で恐ろしいことになっていますです。西村茂樹も拳を振り上げながらシャウトしていますし。
 8曲目と9曲目は1987年11月21日に法政大学で行われたライヴで,音も結構イイです。
 8曲目の“LOUD MACHINE”は西村茂樹の「起っきろ〜!」というシャウトから始まるところからするとオールナイトライブなのかな?黒いコートを着て踊りながらシャウトする西村茂樹がメチャカッコイイです。で,このライヴでは多分デジタルディレイをPAが使っていて,非常に西村茂樹のシャウトに絶妙なタイムでのディレイを掛けていて,個人的にはものすごく好きなバージョンです。
 9曲目の“IRON COWBOYS”は初めて聴く曲ですが,THE GROOVERSに繋がる感じの曲ですかね。西村茂樹のザックリとしたギターのカッティングがパンクというよりもロケンロール色が強いナンバーです。歌詞的にはいまいちなような気もしますが,あの記号的な歌詞からの過渡期と考えれば致し方ないかもしれないです。しかし,こういう感じの曲ならあんまりシャウトしない方がいいんでないかい?と思ったりもする。個人的にはTHE LOODSの“今夜”を聴いてみたかったりもするんですけどね,さすがに残ってないか?
 10曲目は1988年3月2日に渋谷エピキュラスでのライヴ映像です。音もいいですが,観客があんまりパンクっぽくないので,単独ライヴではないのかもしれないですね。
 で,10曲目の“BIG BEAT”ですが,THE GROOVERSの1stアルバムの1曲目を飾るダンサブルなナンバーですが,個人的にはやっぱこれはTHE GROOVERSの方が良いなと思ってしまいましたですよ。見ていて感じるのは西村茂樹は自分で曲を書いているんだから(ようするに自分が演りたい)ノリノリなんですけど,他のメンバーが結構一杯一杯な感じ(特にベースのカタルが)で,THE GROOVERSのあの壮大なグルーヴ感が出ていないんですよね。まぁ,歴史的映像として考えれば貴重なんでしょうね。
 11曲目と12曲目は1988年5月22日の大阪城野外音楽堂でのライヴ映像で,なんか伝説の野音だそうです。しかも雨だし。
 で11曲目の“REVENGE”なんですが,ステージ上もびしょぬれになりながら,ドラム以外はひたすら動き回って演っていますですが,メチャカッコイイです。残念なのは,雨でカメラのレンズが濡れて,映像が映っている範囲は狭いは水滴でにじんでいるはなんですけど,それでも,非常にカッコイイです。途中でびしょぬれのTシャツを脱いで上半身裸になるめずらしい西村茂樹も見れますし。
 で,そのまんまラストの“STOP FUCKIN' AROUND!”に突入するのですが,もう,ひたすらハードで,途中で西村茂樹の歌が遅れたりとめちゃくちゃになりつつも,シンプルなリフが中心なので,なんとか合わせたり。すごいことになっています。
 もっと見たいなぁ〜というところで,画像等がフェイドアウトしていって,このDVDは終わります。

 しかし,私のDVDには0152というシリアルナンバーが打ってあるのですが,いったいどれだけの人がこのDVDを手に入れ,幸せな気持ちになるのだろうか・・・と思ったりして。
 で,話は変わるんだけど,ついこの間4月になったと思ったら,来週末にはもうゴールデンウィークに突入してしまうのね。しかし,その前に夜勤が2回も入るので,体調を崩さないようにしないとな。
 5月の連休には子供らのリクエストで大阪の海遊館へ行くことになって,もう新幹線のチケットも買ったしな。しかし,親に似て子供らも水族館マニアになってしまって嬉しいやら悲しいやら。ちなみに私はクラゲを見るのが好きなのですが,子供らには不評のようで残念でございます。