ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

SHINY GHOST(西村茂樹の90年代)(DVD編)/西村茂樹


 え〜っと先週のブログで自分の誕生日プレゼントをUSB早ワンセグチューナーにするか8GBコンパクトフラッシュにするか悩んでいると書きましたが,職場の上司に貸してもらったパソコン雑誌(某日経PC)をパラパラと読んでいたら,USBワンセグチューナーの記事が出ていて読んでいると,どうも対応OSがXPとVistaしかなくなっていて,あれぇ〜バッファローはWin2000対応だったはずなのになぁ・・・と疑問に思い,近所のBスト電器に行ってみたら,なくなっていましたですよ,Win2000対応の奴が。で,どうも調べてみたら新製品でデータ放送対応の奴が出て,それはWin2000対応でなくなり,どうも旧モデルは在庫のみの状態のような感じでした。で,これは急いで何とか入手するしかない!と思い,某Dos/Palaに行ってみたところ,1つあったですよ,旧モデルが。で,とりあえず買ってしまったですが,これがいいです,本当に。見たいテレビ番組があるのに嫁さんがダラダラと別の番組を見ているときに自分の見たい番組が見れますし,朝や夜にちょっとニュースが見たいときに見ることができるというのは。そのうちゆっくりレビューでも書こうと思います。

 で,今回は長々と続いてきましたTHE LOODSと西村茂樹関係ですが,これで次回にいぬん堂のオマケDVDのことを書けば終わりです(と書きながら,夏ぐらいに再結成・解散ライヴの音源が出るらしいですけど。)。SHINY GHOSTのDVD,Live Archivesの御紹介をしたいと思います。
 いずれも西村茂樹THE GROOVERSを脱退した後のバンドで,私としては初画像ですが,これがまた,すごいですよ。
 1曲目から5曲目まではエレクトリック西村茂樹(なんちゅうバンド名ですか?)の1992年2月の新宿ロフトにおけるデビューライブの映像です。
 1曲目の“The Doggie Bites Guitar”は初めての曲ですが,長髪を揺らせながら軽くリズムを取っている西村茂樹がカッコイイと思っていたら,栗原ミチオのワウの効きまくったギターがえらいことになっていますです。曲の感じとしては後期THE GROOVERSみたいな感じですが,やはりTHE LOODSの一直線な感じではなくて,タメの効いた横乗り系のリズムで気持ちいいです。「イザコザ抱えて歌うより,偉大なお前を讃えようか」という歌詞はひょっとしてTHE GROOVERSを脱退したときの気持ちですか?西村さん。
 2曲目の“One Minute Silence”はTHE GROOVERS時代に“一分間”の曲名でリリースした物です。THE GROOVERSではアコギ1本から段々と音が重なっていく構成でしたが,エレクトリック西村茂樹ではドラムとベースに栗原ミチオのフリーなのにメロディアスなギターが絡み,時には目を閉じながら淡々と歌う西村茂樹さんに神々しささえ感じてしましたたですよ。
 3曲目の“Rock'n'Roll 90”もTHE GROOVERS時代にリリースしたものですが,THE GROOVERSよりも重たくヘヴィーにやってます。これもカッコイイです。西村茂樹の大きくてザックリとしたギターカッティングが非常に個人的に好きだったりします。
 4曲目の“Okay to The Whole World”も初めての曲なんですけど,非常にポップな曲で,私的には非常に好みな曲です。曲はポップなんですけど,栗原ミチオのヘヴィなギターが絡むと単なるポップな曲・・・ではなくなるのがスゴイです。
 5曲目の“Loud Machine”はTHE LOODSの超有名ナンバーですが,THE LOODSの時は本当に一直線な感じだったのですが,サーフミュージックでよくあるようなちょっと跳ねたリズムになっていて,非常にイカしてますです。
 しかし,エレクトリック西村茂樹の映像は音が割れまくっていたのがちょっと残念ですかね。
 6曲目から8曲目まではLOUD MACHINE 5000の1992年12月のクラブチッタ川崎での映像です。
 6曲目の“Land”は文句なしにカッコイイです。音もいいので感動ですが,ドラムのGraceのパワフルなドラミングに感動してしまいましたです。しかし,なんでこんなにカッコイイ曲で客の盛り上がりがサッパリ感じられないのか不思議なんですけど。
 7曲目の“Lord of Nothing Pt.1”は栗原ミチオのワウの効いたリードが非常にカッコイイです。盛り上がってない客席に向かって睨みつけるように叩きつけるように歌う西村茂樹の鬼気迫る姿も感動的です。
 8曲目の“Loud Machine”は,いろいろな“Loud Machine”がありましたが,ここまでタイトで鬼気迫る“Loud Machine”はないのではないかというぐらい,長い髪を振り乱しながらステージアクションを決める西村茂樹も含めて,ベストではないか(客席側の問題は別にして。)と思いますです。Graceのドラムソロもカッコイイですし(頭でスネアを叩くのは反則です。)。しかも途中で誰かが「てめーら何座ってみてんだ!」という声が入るので,これだけ凄まじい演奏なのに観客席は全く盛り上がっていないという事実に驚いてしまいますです。私なら多分,最前列で踊り狂っていますですよ。
 最後の9曲目と10曲目はLOUD MACHINE 0.5の1997年12月の名古屋ハック・フィンでの映像です。曲に入る前に西村茂樹の英語インタビューがあり,「グランジとまとめられるのは嫌だね。好きなのはラウドミュージックだよ。グランジのカテゴリーは必要ないよ。」って答えています。私もグランジがなんなのかよく分からないので,別にいいです。
 9曲目の“Huh?”は私の大好きな曲です。髪を短くした西村茂樹さんもカッコイイのですが,なぜにマイクを2本口にあてて歌っているのですか?しかし,西村茂樹さん以外みんな外国の方なんですが,やっぱドラマーがスゴイですよ。日本人ドラマーだと体全体が動く人が多いのですが,ほぼ直立した感じで肩から下のみで,度派手なリズムをガンガン刻んでいますです。
 ラストの“Revenge”はTHE LOODS時代からの曲ですが,ちょっと軽やかな感じでやっていますが,客席の盛り上がりが並ではないです。隙あらばダイビングをしていますです。これだけ盛り上がれば,演ってる方も楽しいだろうなという感じですね。この盛り上がりがLOUD MACHINE 5000の映像の時にあれば凄いことになっていたんだろうなぁ・・・

 でさ,いぬん堂から届いたTHE LOODSのオマケDVDが凄いんだ・・・けど,語るのは次回に取っておくことにしますです。しかし,4月も中旬になって本当に暖かくなったです。そろそろ邪魔になってきたので,愛用のドテラは洗濯し,通勤の時に着ていたハーフコートのようなものはクリーニングに出しましたです。
 革ジャンは家でまた洗おうかなと思っていますけど,まぁ,寒が戻ることがないとは言えないので,もう少し置いておきましょうかね。しかし,石油ファンヒーターのタンクにもう少し灯油が残っているので,最終処分のタイミングを誤ると結構つらいかもしれないな。