ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

続々・オールいぬん堂大進撃/V.A


 2ちゃんでは,現在,2ちゃんのドメインが差し押さえられたので,もうすぐ2ちゃんが見られなくなると非常に盛り上がっていますが,ドメインの差し押さえなんて現行の法律ではできるわけがないので,多分,2ちゃんをオークションに出すぞの時と同じようにひろゆきの壮大な釣りなんだろうなと静観していますけど,実際,2ちゃんがなくなったら,通勤時間の時間つぶしに当面困るだろうなぁ・・・と思っている私です。
 
 で,今回はTHE LOODSを2枚まとめて買ったときにいぬん堂からオマケでもらった,続々オールいぬん堂大進撃を紹介したいと思います。
 もともと,オールいぬん堂大進撃はコケシドールの絶賛解散中のDVDのオマケで入っていたのですが,昨年からディスク・ユニオンで年末年始にいぬん堂フェア(よく考えたらすごいことだな)をやるようになって,その際の販促DVD-Rとして作成されるようになったもので,今回が2枚目になります(ちなみに1枚目は持っていないです。)。
 ジャケットのいぬん堂社長のふんどし姿のセピア色の写真もナイスですが,内容も21組,22曲で90分と大満足の内容になっています。
 まず,1曲目はゴキブリコンビナートの“人生下り坂気分”ですが,大名曲「もらいゲロ」に引き続きどんな感じかと思っていたら,期待を裏切るなんとフォークスタイルでした。しかし,歌詞は4畳半フォークを軽く突き放す,めちゃダメダメな歌詞で,しかも途中でほぼ全裸のコーラス隊が入ったりして,さすがゴキコンと思いましたです。
 2曲目はPIGMENの“COOL A MEN大いなる野望〜FREEDOM君ハ何処ニ堕チタイ”という曲で,初めて聴いたのですが,パンク系のミックスチャーバンドですけど,リズム感が私にはめちゃ気持ち良かったです。
 3曲目はレニングラード・ブルース・マシーンの“Woodstock Monster”ですが,このバンドも初めて聴いたのですが,カタカナ英語なのは置いておいて,音は私が大好きなシンプルかつ70年代サイケを早く,重くした感じで,これも気に入ってしまいましたです。
 4曲目はBANXの“恋のROCK'N'BOWL”ですが,ドラムレスでドラムマシンでロケンロールをやっているのですが,もう少し低めの音があった方が好みかな。リズムマシンのチキチキした音もちょっとチープ過ぎかなという感じ。
 5曲目はボロキチの“マスターベーション”ですが,21世紀型ストーンズというか,ひたすらカッコイイです。ちょっとCD買って聴いてみたいかも・・・と思ってしまいましたです。
 6曲目はGAJIROの“RAW BOOM”ですが,投げられているスティックの数は凄いですけど,音的にはあまり好みでないです。ヘヴィ・サイケ?ガレージ?な感じですかね。
 7曲目はTHE GODの“Blu Blu”ですが,タメの効いた8ビートが気持ちいいです。さすが年輩の貫禄も十分ですし。
 8曲目はS・リューシンの“ず・ぶ・ぬ・れ”ですが,サムライのヴォーカルのリューシンのソロですけど,サムライのハードな音とうって変わって,非常にアコースティックなキレイな曲です。しかし,GUILDのアコギはハードピッキングだけでなく,フィングリングでもキレイな音がするんだなぁと思いましたです。
 9曲目はハニカムの“失踪注意報”ですが,バンドの音は好みなんですけど,女性ヴォーカルの金切り声のようなヴォーカルはちょっとな・・・という感じですかね。
 10曲目はブランの“コントロール操作”ですが,この曲はいいです。静かに沈み込むように始まり,徐々に壊れていくところは凄いです。「ばらまいた感情で同情を乞え」だなんてカッコヨスギデス。
 11曲目はほいどの森の“カミカゼファック”ですが,ドラム,アコギ,エレキの3人編成で,ロケンロールをやってくれていますが,カッコイイです。
 12曲目は家出少年の“アイ・アム・アンダースタンド・ミュージック”ですが,ペナペナの音なんですけど,逝ってしまっていますです。一聴(一見)の価値ありですか。
 13曲目はビルの“悪臭”ですが,コケシドール以来のいぬん堂社長の勇姿を拝見しましたです。音はハードパンクでめちゃカッコイイです。妙な社長のステージアクションもカッコヨシ!早くアルバムが出ないかなぁ・・・
 14曲目は駅前旅館の“幻の庶民と嗚呼素晴らしき哉一期一会”ですが,相変わらずつかみどころががないバンドだなぁというのを感じてしまいました。多分,歌詞とヴォーカルの声質の影響も大きいんだろうと思うんですけど。私的にはあまり好みではないですね。
 15曲目はエスカレーターズの“惨劇”ですが,津山の大量殺人事件をテーマにした唄なのに,どうしてこんなにポップなの?という感じがたまらんですな。昔ながらのビートパンクなんですけど,18年間も続けてきた重みが味を出してますです。
 16曲目はFree From Disguiseの“バビロン・ラバー”ですが,歌謡曲テイストな曲とヴォーカルにうねるリズム隊とヘヴィなギターのミスマッチが気持ちいい曲です。途中から70年サイケというかインドっぽくなるところも面白かったです。
 17曲目はビザルブルース“気色悪いの”ですが,多分,ノイズ系になるんだろうけど,一人で歪みまくったギターで弾き語る・・・という感じですか。ノイズ系はあまり得意ではないので,すいませんが早送りしてしまいましたです。
 18曲目は903号室の“黒いギター”ですが,ドラムとギターの2人で・・・これもノイズ系ですね。ギターがVOXなのは面白いとは思ったのですが,私はノイズ系はよく分からないので・・・
 19曲目は人間魚雷の“ダダ”ですが,メタル系ですが,人間椅子をっぽくもあり,私としては好みの音です。ヴォーカル以外は忍者の格好だし,ヴォーカルは魔導士みたいだし,やるな!という感じです
 20曲目はミヤマGT,の“ジャミラ”ですが,音は本当にパンクで好きなんですけど,ヴォーカルのしゃがれ声が私的には今一つなんですよね。好きな人は好きなんだろうけど。
 21曲目はTHE LOODSの“New Deception”ですが,1987年の法政大学のオールナイト・ライヴの時の映像ですが,本当はLOUD MACHINE時代の映像らしいのですが,名前が変わっただけで,メンバーは変わっていないのだから問題はないです。やっぱカッコイイです。言うことなし。
 最後の曲もTHE LOODSで“Terrorist”ですが,これも21曲目のライヴ映像でアルバム・バージョンよりはスピード・アップしていますが,カッコイイです。

 こうやって見てみると,いぬん堂の社長の琴線に触れるものは,多分に私の琴線にも触れる(というか同年代でTHE STALINファンであったというだけで,かなり共通項があると思うんですけど・・・)ので,これからもいぬん堂から出るCDはちょくちょくネット通販で買ってみようと思っていますです。

しかし,話はまったく変わるのですが,JORNADAの電池が結構ヘタってきたので,そろそろ某ROWAで電池を買っておこうかな,で,そのついでにMUVOの電池も買っておこうかと,ちょっと検討中の私です。よく考えたら,JORNADAは電池を6年も使っているもんなぁ・・・ヘタらない方がおかしいよなぁ・・・物持ち良過ぎか?でも後継機はないもんなぁ。