ADVANCE MEMBERSHIPのおかげで一足先に手に入れたぜ！THE GROOVERSのNew Album!とっととエンコードしてMUVOでヘヴィローテーション中ですよ。
はっきり言って，オビどおり“奇跡のロケンロール・トリニティ”でございます。Rock'nRollにやられちまっているのなら，聞かないとはっきり言って損ですよ。個人的には今年のベスト３に入ると思っていますけどね。
というわけで，簡単に曲紹介を。１曲目の“殺伐”は１曲目に相応しいハードナンバー（だいたいTHE GROOVERSのアルバムの１曲目はカッコイイハードナンバーが多い！）で，「優しい気持ちでいるには，ここはあまりにも殺伐として」っていうフレーズがメチャカッコイイです。
２曲目の“BOOGIE STAR”はストーンズテイストのロケンロールです。ところで，このBOOGIE STAR”って何なのかな？歌詞に「自慢の真空管は充分に暖まった」ってあるし，ググってみてもギターアンプしか引っかからないので，自分的にはギターアンプということで理解していますけど。
３曲目の“最後の煙草に火を点ける”もドライブ感がものすごく気持ちいいロケンロールです。「またしても，この手の中に掴みかけたものが消えた。最後の煙草にそっと火を点ける」っていうサビが凄くいいんだけどさ，藤井一彦は禁煙したんじゃなかったっけ？だから最後の煙草に火を点けるなのか？まぁ，いいや，こんなカッコイイロケンロールをありがとうだ。
４曲目の“迷うくらいなら”はちょっとスローなナンバーですけど，これもイイ！「迷うくらいなら行こう。そうしない後悔よりは。目的はこれ。生きること，それ自体さ」だなんて，オッサンにも響くぜ（というか同年代だし。）。本当，迷うくらいなら行くしかないしな，日々。
で，５曲目の“ロザリー”は軽めのギターカッティングとエマーソン北村のエレピの絡みが気持ちいいナンバーです。この曲では藤井一彦もサラっと歌っていて，それも曲と相まってイイカンジです。
６曲目の“乱気流ガール”はポップナンバーというよりも，ボランブギーですか？私的にはT.REXでよく聴けるホーンの裏打ち(Get It Onとか）をブルースハープでやっているところとか，さんざん韻を踏んでおいて「ららんらんらん・・・乱気流ガール」って歌ってしまうところがメチャツボにハマっていますです。というか，もしシングルを出すのなら，この曲がいいんでないかいと思うんですけど。ひょっとしたら売れるかも？
７曲目の“ BEAUTIFUL MOMENT”もちょっと重ための始まりから段々と盛り上がっていくラブソングで，ライヴで聞いたらカッコイイと思います。最後にアイリッシュぽく(山口洋の影響か？）なって「BEAUTIFUL MOMENT」と繰り返すところはカッコイイです。で，藤井一彦がこの曲では久しぶり(多分，４人編成時のファーストアルバム以来ではないかな？）にバンジョーを弾いているのもご愛敬ということで。
８曲目の“QUIET LOW RIDER”はちょっと重めのロケンロールで「何が起きても嗚呼地を這って行くだけ」だなんてバイク乗りの歌ですよね。今はバイクには乗っていないけど，非常にこの気持ちは分かるです。
９曲目の“ウロツクゼ”はハードなリフがカッコイイ，ロケンロールです。「黄ばんだ地図など投げ捨て，明日世界が終わろうと，俺はあくまでもうろつくぜ」だなんてカッコよすぎだぜ！
で，ラストナンバーの“奇跡のバラッド”はタイトルそのままです。「救いようのないならず者でさえも心の隅に小さな火をともし，どうしようもないこの世界でさえも，正気を取り戻すかもしれないぜ」っていうサビがカッコいいです。
で，オマケにADVANCE MEMBERSHIPメンバーのみの限定シングルはTHE VELVET UNDERGROUNDの日本語カバー（THE GROOVERSの洋楽日本語カバーはカッコイイ曲が多い）の“Sweet Jane”ですが，いや〜これはカッコイイとだけ言っておくことにしよう。だって一般売りでは手に入れられないしね。
というわけで，本当，捨て曲なしの奇跡のロケンロール全１０曲を皆様もぜひ堪能してもらえればと思います。ちなみに一般発売は１２月７日ですので，興味を持った方は速攻で予約して，お待ちください。
で，今回，超先行予約としてADVANCE MEMBERSHIPっていうシステムでアルバム発売になったTHE GROOVERSですけど，次もこのシステムでやってくれるんなら，乗りたいぜ！って思っています。
しかし，明日にはTHE STALINの絶望大快楽が届くといぬん堂の掲示板に書いてあったので，来週はどっちをヘヴィローテーションするか悩むなぁ・・・まぁ，うれしい悩みだけどね。
