ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

The Album/岡村と卓球


 いや〜とうとう某エイベックスの社長が謝罪しましたね。やったね,2ちゃねら!とはいえ,まだまだ予断は許さない状況だと思われるので,もう少しは注意してみておこうとは思っています。
 
 で,今回は,前回紹介した岡村靖幸と石野卓球の危うくお蔵入りしかけたものの,1年後に発売になった“The Album”というそのまんまのアルバム(ちなみにアーティスト名は「岡村と卓球」になっていた。)です。“come baby”から1年して届けられたこのアルバムは,音的には石野卓球の好みの音で,従来からの岡村ちゃんのファンにはいまいちかもしれませんが,岡村ちゃんが(石野卓球と共作とはいえ)フルアルバムを発売するということで,居ても立ってもいられずに,速攻で購入しましたですよ。全14曲のうち,明らかに岡村ちゃんが歌っているのはリミックスも入れて8曲(ボコーダーかましているので,よく分からない声もありますが・・・)しかないのですが,そんなことは関係ない!と思えるほど,当時は岡村ちゃんの歌に飢えていたんですよね。
 で,1曲目の“the spider”は岡村ちゃんの「スパイダー」というつぶやきのような歌から始まる,もろテクノなナンバーです。全般的につぶやきのような歌なので,岡村ちゃんのポップチューンが好きな人は面食らうかもしれないですね。
 2曲目は“rock'n roll slave”はノイズっぽいベースの後に岡村ちゃんの英語の歌が流れるという感じです。ところどころ「フォー!」も入っていて,岡村ちゃんも納得という感じですかね。
 3曲目は“new wave boy”という曲で,岡村ちゃんが弾いている(らしい)チョッパーベースのリフが格好いい曲ですね。歌は多分石野卓球だと思うんですけど。「治外法権ソサエティ,そうならないのがリアリティ」という歌詞が結構格好いいと思います。ところどころ岡村ちゃんもシャウトで参加していたりします。
 4曲目の“come baby2 (meet you@hardrock cafe)”はシングルバージョンとは異なりハードなギターリフが格好いいです。岡村ちゃんのシャウトがところどころ聞こえる以外は,基本的にはインストです。
 5曲目の“funky pink rotor”は,これも多分石野卓球が歌っていると思うんですけど,これにも岡村ちゃんが弾いている(らしい)ベースがブリブリ鳴っていて,格好いいです。タイトルどおり,ちょっとエロっぽい曲ですかね。
 6曲目の“adventure (e-pop mix)”は,岡村ちゃんらしいポップチューンなのですが,残念ながらこのバージョンでは岡村ちゃんのボーカルにボコーダーがかけられていて,ちょっと残念ですね。
 7曲目は“abnormal frequency”は岡村ちゃんが「abnormal frequency そこに沢山の尻」とよく意味の分からないことを歌っていますが,これもどちらかといえばつぶやき系の曲ですね。
 8曲目の“alfa inn”も岡村ちゃんのつぶやくような「やましくて,せつなくて,自爆しそう」って歌詞が結構はまってしまいましたね。
 9曲目の“come baby”はシングルバージョンなので,省略します。
 10曲目の“eclipse”はところどころ岡村ちゃんの声は聞こえるのですが,コラージュ的に使っているので,インストっぽい感じですかね。
 11曲目の“turtels have short legs”はCANのカバーらしいんですけど,結構,これが良かったりします。歌ってるのは多分石野卓球だと思うんですけど。
 12曲目の“ウキウキWATCHING”は笑っていいとものテーマ曲の奴ですね。これにアコギとピコーンという機械音でボコーダーかけまくったボーカルが乗っかっていて,誰が歌っているのかよく分からないんですけど,多分,石野卓球でしょうね。
 13曲目の“adventure (j-pop mix)”は6曲目のボコーダーなしバージョンでやっと岡村ちゃんのポップチューンが聞けますです。歌詞も岡村ちゃんぽくって(「冒険さbaby,情熱が全て。浄化してく全て,天使の杖で。お願いbaby,俺が全てほっぺたの粒蒸発させる。」だなんていい歌詞ですよね。
 で,ラストナンバーは“come baby (yasuyuki okamura remix)”でございますよ。最初のコンピュータのキーボード音から始まって,めちゃハードなナンバーに変身していますです。個人的にはこのバージョンがアレンジは一番好きですね。歌い方もねっとりとした歌い方に変えていますし,踊れない感じだけど,岡村ちゃんのシャウトするような歌い方が格好いいです。で,実はこのアルバムはCD EXTRAで“come baby”のプロモビデオが入っていて,ひょっとしたら岡村ちゃんの姿が拝めるかもしれないと思って,ドキドキしながら見たのですが,シンメトリーなお姉ちゃんのエロっぽい画像だけでしたので,残念でした(というか画像が本当にエロすぎて,他に人がいるとちょっと見にくいかなという感じですね。)。

 しかし,このアルバムには歌詞カードというものが着いていなかったのが少し残念ですけど,テクノ系石野卓球が好きな人には,今でも結構買いなアルバムだとは思いますね。
 次回で,岡村ちゃんネタも終わってしまうんだけど,それまでに判決は出るのかな?どちらにしても前回が執行猶予であれば実刑は間違いないんだろうけどね・・・