ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

真夜中のサイクリング/岡村靖幸


 「モナーを守れ!」と,今,2ちゃんねるで盛り上げっているけど,普通の人たちはこの問題を知っているんだろうか?要約すると,2ちゃんねるっていう掲示板で使われていたAA(アスキーアート,文字絵のこと)のキャラであったモナーをパクッた(これを某エイベックス側は“インスパイヤ”と言っているが)のまねこというキャラを作って販売していることに,2ちゃねらが猛反対をしているんですよね。問題点は2つあって,まず1つはAAというみんなが自由に使っているものを勝手に商標登録や著作権の主張をすれば,その権利がその主張をした者に帰属してしまい,その後はみんなが自由に使えなくなるということ,2つめはレコード会社であり,CCCDなんていうインチキCDをコピー防止のためにいち早く発売し,著作権保護に配慮しなければならないはずの某エイベックスが,平気でこういうことをやっているということです。はっきり言って“インスパイヤ”と言ってしまえば,何でもOKなのか?そんなところは自分のところの音源をパクられても“インスパイヤ”しましたと言われれば,反論できないのではないか?というよりもレコード会社がこんなに著作権意識が低いというか,儲かれば他人の権利は踏みつけてもいいんだという意識であることが非常になさけないですね。
 私としても「モナーを守れ」の趣旨には非常に賛同していますので,こういう形で取り上げさせてもらいました。もっと知りたい方は“のまねこ”でググってみれば,これでもかっていうくらい引っかかると思います。

 で,今回の本論に入りたい。前回の“セックス”から約1年後に発売されたシングル“真夜中のサイクリング”についてお話を。このシングルも結構賛否両論あるんですけど,私的には大好きなシングルです。まず,1曲目のタイトルナンバー“真夜中のサイクリング”(ファンの間では“真夜サイ”と呼ばれていますが。ちなみに“あの娘僕がロングシュート決めたら,どんな顔するだろう”は“あのロン”です。)ですけど,これは結構泣かせる曲ですよね。というか,はっきり言って名曲です。だって,SOUL FLOWER UNIONのキーボードの奥野真哉も一時期フェイバリットソングに掲げるだなんて,嘘のような本当の話。で,ここら辺から,歌詞にトータルな意味はなくなってきた感じなんですけど,1つ1つのフレーズがメロディーに相まって非常に良い感じですね。例えば「ジャンパーの袖にしがみつけよ,命懸けの恋が世の中を救うよ」だとか「万遍なく出来るだけ祈るよ。普段の僕には見つけられない心」だとか「ポテンシャル抜きで全快が負けん気の決心。ドメスティック気味は大空を今,広く高く深く,新しいスマイルで」だなんて,本当に岡村ちゃんのメロディーと共に流れると,心に入ってくるんですよね。曲自体は7分っていう長めの曲なんだけど,曲に引き込まれているうちにスッと終わってしまう感じかな。
 2曲目は“なごり雪”なんですけど,タイトルどおり伊勢正三が作ってイルカが歌って大ヒットしたあの歌のカバーですね。イルカの歌は爽やかな別れ,大人になった君にバイバイっていう感じでしたが,さすが岡村ちゃんバージョンはドロドロで,君は大人になったかもしれなけど,あいかわらず駄目な僕は・・・とても君に明るくバイバイなんて言えないよっていう感じで,同じ歌詞,同じ曲(ところどころに岡村ちゃん節はありますけど)なんだけど,こうも別物になるのかっていう感じですよね。これも必聴!です。アルバムには収録されていないので,ここでしか聴けないし。
 で3曲目は“真夜中のサイクリング”のインストバージョンですね。インストだとバックトラックの音が良く聞こえて,「ふんふん,こういう音も入っていたのか}という楽しみ方ができます。

 しかし,その後の岡村ちゃん裁判情報がぷっつりなくなってしまって,一体どうなっているのか,心配ですな。でも,まぁ,当分聴けなくなることだけは確定しているので,どっちにしてもボチボチ待つだけなんですよね。
 最後に一言,今回のシングルとは関係ないけどSAVE THE MONA!