ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

靖幸/岡村靖幸


 さて,今週も岡村ちゃんの音源を語ることにしたい・・・のですが,その前にちょっと別の話を。ここのところ少しは涼しくなったものの,やっぱりまだまだ暑いですよね。これまで自宅と仕事場のパソコンの前には,それぞれUSB扇風機が2年前から鎮座していたのですが,まずは使用頻度の高い自宅の奴が息絶え,なかなか気に入ったUSB扇風機が見つからなかったので,パソコンデスクにクリップで固定できる小型扇風機(実際,こっちの方が涼しいしな)を買ったのですが,とうとう職場のUSB扇風機も息絶えてしまいました。さすがに職場では小型扇風機を持ち込む訳にもいかず,パソコンショップへ行ってみたところ,なんとサンワサプライ製のUSB扇風機があるじゃありませんか!小さいけど,結構涼しいし,職場はこれで夏を乗り切ることにしよう!というわけで,これまでUSB扇風機なんてニッチなものだから,小さいところがギャグっぽく作っていたんだろうけど,天下のサンワサプライが発売するくらいなんだから,かなり市民権を得たのかな?

 で,本論に入るのですが,この“靖幸”は岡村ちゃんの作品では初めてCDを買った(その前の2枚はLPで保っている。)ので,ちょっと思い入れも強いかもしれませんね。
 何と言ってもこのアルバムは岡村ちゃんの公式(?!)カラーであるピンクで統一されていて,ジャケットも歌詞カードもCD本体も全てピンクという念の入れようで,このアルバムからピーチ君が初登場し,岡村靖幸カラーが満載になっています。
 1曲目を飾るのは“Vegetable”で間奏のホンキートンクっぽいアコピが格好いいナンバーです。
 2曲目は“「ラブ・タンバリン」で先行シングルで聴いたときには「なんか音が薄いなぁ・・・」と思ったのですが,今は打ち込み中心でスカスカしているアレンジも結構よいのではないかと思っています。
 3曲目は“どんなことをして欲しいの僕に”で,この曲は岡村ちゃんもう総計エロポップです。「君のパンツの中で泳がせてよ。綺麗な水飛沫をあげながらバタフライをしたよ」だなんて,やっぱ岡村ちゃんですな。
 4曲目の“友人のふり”は絶対名曲です(特にあんまりもてなかった方で,臆病で正直でない人にとっては心に染み入ると思いますです。
 5曲目は“聖書(バイブル)”で,これは復活後も結構やっているのです内容は省略しますが,個人的にはシングルカット時のストレートにポップなアレンジもよいのではないのかと思います。
 6曲目は“だいすき”で,これはホンダのトゥディのCMソングで,やはりポップな岡村ちゃんは格好いいですな。7曲目と8曲目はメドレーっぽくなっていて,
 7曲目は“Co mon”,8曲目は“Boys”という短めの曲です。で,“Boys”の「ねえ,僕達は子供の育てられるような立派な大人になれんのかなあ?」というラストのフレーズが今の岡村ちゃんからするとちょっと痛々しい感じですかね。
 9曲目は“愛してくれない”という,これもまた片思い野郎の切ないラブソングです。心して聴いて,同様の経験を持っている人は心して聴くのだ。
 10曲目は“Punch↑“という曲ですが,「ねえねえ,岡村ってさ何か嫌だと思わない?」っていう会話から始まる,エレクトロファンクナンバーで,これもまた非常に格好良くできていますです。
 11曲目はラストナンバーで“バスケットボール”という曲です。これも青春!っていう曲で,今,高校生ぐらいの人にぜひ聴いてほしい曲ですね。ラストの「僕はまるで誰もいない教室の机に書いてある意味のない落書きさ。何をすればいいのか,何を見ればいいのか,こんな気持ち,君だけはちょっと分かって。」という歌詞は,何者にもなれていない,何者になれるのか分からない,あの頃の不安定な気持ちをすごく良く表していると思うんだけどね。

 というわけで,今回箱の程度で。やっぱり岡村ちゃんは素晴らしい!と思いつつ,公判結果の記事が出ないので,どうなっているのか,ちょっと不安だなぁ。多分,二回目らしいので実刑だとは思うけどね。本当に待ってるぜ!岡村ちゃん。こんなおっさんだけどな。