ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Birthday/ALPHABET'S


 5月の連休だというのに,もうTシャツ1枚で十分みたいな感じですね。
 というわけで(何がというわけなのか?),今回はALPHABET'Sを紹介したいと思います。と言いながら,ALPHABET'Sって何?という人がほとんどでしょうから,きちんと説明したいと思いますです。
 私が子供ばんどが大好きであったことは以前にも書きましたが,Gt&Voのうじきつよしもさることながら,実はBa&Voの湯川トーベンが一番大好きだったんですね。弾き語り小僧だった私がベースを弾きたい!って思うようになったのは,トーベンさんが子供ばんどでメチャクチャカッコイイベースプレイやその合間に見せる,コミカルな曲(“アル中ロックンローラー”とか“ツイスト・アンド・シャウト”とか)が最高にイカしていたからなんですね。
 しかし,時は流れて,トーベンさんが子供ばんどを脱退することとなり,トーベンさん脱退後の子供ばんどは自分的にはいまいちだったので,う〜んと思っていたら,ALPHABET'Sとしてデビューするということだったので,喜び勇んで買いましたですよ。
 1st Albumは“ALLRIGHT!”というタイトルでこれはこれで格好良かったのですが,個人的には2nd兼ラストアルバム(多分,売れなかったんだろうな。ちなみに2nd発売時はあのC.C.Bがまだ前の名前のCoConuts Boysっていう名前でデビューしていて,2nd Albumの帯にいろいろと書いてありました。)の“Birthday”の方が作品的には好きですね。多分,1stの時にはギターがパーマネントメンバーだったのが,2ndではきちんとしたメンバーになっていて,音的にまとまりがあることも一因ではないかと思いますけど。
 で,2ndアルバムの“Birthday”ですが,しっとりとしたラブソングあり,力強いロックあり,コミカルな歌もありつつ,しかもポップという,私の好きな湯川トーベン(というか一応リーダーはトーベンだったと思うし。)が沢山詰まっていて,本当に大好きなアルバムです。

 1曲目は“RUN AWAY”という曲ですが,トーベンのチョッパーが炸裂しつつ,切ないメロディーをキーボードのサントリィ坂本が歌って歌っていて,アルバム1曲目としてはすごく引き込まれる曲です。
 2曲目もサントリィ坂本が歌う,“MAGIC IN YOUR EYES”という曲で,ポップ感とサントリィ坂本のキラキラとしたキーボードの音色がいい感じですよね。
 3曲目の“HAPPINESS”はトーベンのボーカルで,アコギから始まり,ゆったりとしたリズムをバンドで刻み,SideAの中盤としてはピッタリな曲ではないかと思います。
 4曲目は“TELEPHONE BLUES”で,これもトーベンのボーカルで,ナンパ系ソングかな?声を掛けた女の娘に電話番号教えてくれよ!って感じの内容で,何となく当時の自分を彷彿させる感じで好きな曲ですね。でSideAのラストは“PARTY TONIGHT”っていう曲で,少し切ないんだけど力強いナンバーで,これはサントリィ坂本が歌っています。
 で,SideBなんだけど,いきなりインストナンバーの“ON THE BEACHⅠ”から始まるんですが,多分,この頃,なんかよくわからないサマーサウンドっていう流行があって(多分,大滝詠一のA LONG VACATIONの関係だと思う。),レコード会社の陰謀ではないかと思う曲ですので,コメントは割愛したいと思いますです。
 2曲めは“CAROLINE”っていう曲でトーベンが歌う,ポップなラブソングです。
 3曲目はサントリィ坂本の歌う切ないラブソングの“BALLADE”ですが,これは切なすぎというか,片思いの切なさ,やるせなさがもう,これでもかっていうくらいてんこ盛りで,ピアノアレンジの曲なんですけど,ギターで弾き語っていましたです。
 4曲目はバリバリのロックアレンジの“LONG LONG WAY”です。これも大好きな曲ですね。さえないバンドマンの俺だけど,今すぐ大好きなオマエのところに行くぜ!ってな感じの曲で,さえないアマチュアミュージシャンだった自分にピッタリきてたなぁ・・・。
 で5曲目はイントロのカズーの音から笑わせる“MONEY SONG”です。この曲は他人の金ばっか数えているしがない銀行員の歌ですが,最近は横領する奴が多いからなぁ・・・最近だったら笑えないかも。当時は笑える歌だったんですけどね。
 6曲目は“ON THE BEACHⅡ”でこれもよく分からないインストナンバーです。気持ちいい曲なのは確かなんだけど,これをALPHABET'Sがやらなくても・・・という感じですね。
 で,ラストナンバーは,サントリィ坂本のピアノとトーベンのウッドベースだけのしっとりしたサウンドでトーベンが歌う,“LOVE SONG”というタイトルどおりの歌で,この曲は自分的には大名曲なんだけど,そもそもALPHABET'S自体が知られていないので,まぁいいかってな感じですかね。

 しかし,やっぱりトーベンは私にとってはベーシストとしてはあこがれの人で,最近はTHE GROOVERS藤井一彦に声をかけて,トーベン祭りなんていう,これまでのキャリアを生かしたイベントをやっているようで,私の住んでいる町の方にも来ることがあれば,ぜひ聴きにいきたいな・・・って思っています。
 
 で,いつもは土日にアップしているこのプログですが,土日は家族サービスで疲れ果て,子供の学校が休みの関係で今日は職場の皆様にごめんなさいして休暇を取ったので,めずらしく月曜日なんかに書き込んだりしていますですよ。
 まぁ,あんまり気にしないでくださいな(だれも気にしていないか?)。