いつのまにか4月になってしまった。まぁ,人事異動があり,3月は後片付けやらなんやらで怒濤の1か月だったので,仕方ないか。
おかげで,本当は3月末に発売だった岡村ちゃんの新譜を買うのが4月にずれ込んでしまったですよ。2ちゃんの岡村ちゃんスレでは,この“ビジネス”はボッタクリだとか,DVDの“Me imi Tour2004”はゴミだとか非難囂々でしたので,予約しておきながら本当に買って良かったのか・・・という気がしていたんだけど,私的にはそんなに失敗でもないのでは?って感じですね。
まぁ,確かに全6曲(実質5曲),25分程度の内容で2400円なのは,確かにボッタクリかなぁ(だからこそ,“ビジネス”というタイトルなのか?)という気がしないでもないのですが,「否,この一枚を買うことが明日の岡村ちゃんの新譜へ繋がる道なんだ」と考えるとそんなに腹が立たないでもない・・・か?
で,1曲目の“Intro”ですが,これは“Me imi Tour2004”最終日のNKホールでの和服のマニュピュレイター深澤さんの語りですね。なぜに,これが入っているのか,私にもよく分からないですが,まぁいいかってな感じですね。
2曲目は“ア・チ・チ・チ”ですが,これははっきり言って今までで一番好きなバージョンですね。バックトラックもボーカルも本当に跳ねた感じのリズム感になっていて,イイカンジですよね。
3曲目の“聖書(バイブル)”も,ポップなシングルバージョンとヘヴィなアルバムバージョンの中間的な音作りで,これもイイカンジですね。アルバムバージョンはちょっと私的には音がヘヴィすぎて踊れる感じではなかったので,本当にイイカンジですよね。
4曲目は,沈黙期間内に突如発売された,あの“岡村と卓球”(シングル発売当時は“岡村靖幸と石野卓球”でしたね。)の“come baby”ですが,これも岡卓バージョンでいろいろなものが出ていますが,今回のやつがボイスとハードなトラックとのバランスが取れていて一番好きかな。
5曲目はこれも“岡村と卓球”から“adventure”ですが,これも最初のなんかロボットのような男の語りの後に岡村ちゃんのボイスが絡み,“岡村と卓球”の“e-pop mix”や“j-pop mix”よりも個人的にはこっちの方が好きですね。“e-pop mix”はボコーダーみたいなものがボイスにかませてあって,岡村ちゃんが何を歌っているのかよく分からないし,“j-pop mix”の方は,岡村ちゃんのボイスがいまいちなんだよね。
で,ラストナンバーは1st AlbumのYellowから“Check Out Love”なんですけど,これも割と1stバージョンがハードながらも切ない感じがあったのですが,今回のバージョンは切なさが抜けて,ハードに突っ走っている感じですね。まぁ確かに20歳そこらであれば,こんな歌詞を切なく歌っても似合うだろうけど,お互いいい年になったので,むしろハードに突っ走った方が潔いかもしれない・・・
で,今回のジャケットは荒波の中に浮かぶピーチマークなんだけど,帯に「青年よ!これを聴いて人生の荒波をかきわけダンス!!」って書いてあるんだけど,おじさんとしてもこれを聴いて,人生の荒波をかきわけダンスしながら新幹線通勤しようと思いますです・・・はい。
そうそう,DVDの方はゆっくり見てから語りたいと思いますです。