ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

LOVE GOES ON.../DREAMS COME TRUE


「クリスマスが今年もやぁぁってくるぅぅ・・・」っていうCMソングがテレビから頻繁に流れてくるようになり,ふと気が付くと,来週はもうクリスマス・・・というか,今年ももう終わりなんですけど。実際,もうこの年になると,クリスマスっていっても,自分がどうのこうのっていうことはなくて,子供のプレゼントをこっそり買いにいく算段とか,当日はケンタッキーのチキンを買いに行く算段ばかりで,昔のようなトキメキはもちろんないですな(でも。ケンタッキーのチキンは好きなので,これはこれでよしとしたい。)。
 で,なんとなくクリスマスの思い出ということで,今回はDREAMS COME TRUE(以下「ドリカム」と略します。)の“LOVE GOES ON...”についてお話を。

 実はドリカムに最初に出会ったのは,テレビ(昔は歌番組が結構あったので)で,ドリカムが“うれしはずかし朝帰り”を歌っているのを聴いたときです。当然,そのときはドリカムのことは知らなくて,いきなり吉田美和の「Oh!Yeah!」っていうイントロのシャウトを聴いたとき,声の伸び,声量,声の透明感に「これはただ者でない!」と感じて,テレビに釘付けになってしまったんですよね。で,これは誰だ?と思ってテレビをよく見ると,“DREAMS COME TRUE”っていうバンド(というかユニットだよね。)ということを知ったんです。
 で,翌日,仕事帰りにとりあえずレンタルCD屋さんに寄って,このアルバムを借りたんだけど,「これは?!」ということで,気に入ってしまい,速攻で購入しました。

 で,今,考えるに,このアルバムが発売された当時,嫁さんとつきあい始めたころで,恋愛初期のドキドキ感とこのアルバムの歌詞が非常にリンクしていたのではないかと思うわけです(このアルバムの歌詞も恋愛初期のドキドキ感を言葉にしたものが多かったし。)。
 例えば1曲目の“うれしい!たのしい!大好き!」では「きっとそうなんだ,巡り会えたんだ,ずっと探してた人に。目深にしてた帽子のつばをグッと上げたい気分」とか,2曲目の“うれしはずかし朝帰り」でもタイトルどおりの内容ですし,“LOVE GOES ON...”の「同じ早さで行きをして,同じ早さでこの恋をしてる,まつげが頬に触れる距離でいつも一緒にいようね」とか,もう,なんかそうそうこんな感じだよねっていう言葉がポップでキャッチーなメロディーで歌われるんだから,気に入らないはずがない!って感じでしたよね。特にラストナンバーの“未来予想図Ⅱ”は名曲すぎて歌詞を書く必要もないと思うんだけど,当時,車を持っていなくてバイクしか持っていなかった(というよりも,結婚後も2人目の子供が産まれるまでは,車を持っていなかったりするんだけど・・・)ので,彼女(現嫁)をバイクの後ろに乗せて,いろいろな所に行っていたので,この曲のシチュエーションも分かりすぎるほど分かってしまうので,メチャクチャ好きな曲だったなぁ・・・(しかし,この曲の「きっと何年経っても,こうして変わらぬ気持ちで過ごしていけるのね,あなたとだから・・・」という歌詞には当時グッときたんだけど,正直,15年経つとここまでピュアな気持ちのままで維持するのは難しい(というか無理)っていうのはよく分かったですな。まぁ,お互いいい年したおっさんとおばさんですから。)。

 で,今回,久しぶりに聴き直したんだけど,あの頃思わなかった感じとして,吉田美和の歌声は相変わらず素晴らしいんだけど,バックの音が昔は気付かなかったんだけど,思ったより黒っぽいんだよね。この点は中村正人のソングライティングやアレンジの評価は高かったんだけど,安いウォーキングカセットで聴いていたので,音の固まりとして聴いていたので,今回,結構クリアーな音で聴くと,バックの音の緻密さにビックリしています。というか格好いいし,今聴いても,全然古さを感じないのに本当に驚きました(スネアのゲートエコー(笑)を除けばね。)。
 実際,ドリカムの表に立っていたのは,吉田,中村の2人で,キーボードの西川隆宏はどちらかと言えばあんまりパッとしていなかったんだけど,結局色々あって,西川が脱退したけど,ドリカムとして全然変わっていないということは,吉田,中村がいればドリカムとして機能するということなのかと考えると,西川が不憫な気もしますね。

 正直,3枚目の“WONDER 3”からあんまり聴いていないんだけど,私にとってドリカムのベストアルバムはやっぱりこの“LOVE GOES ON...”なんですよね。ジャケットも外国っぽい石畳の道を三人が歩いていて,その上にアルバムタイトルとアーティスト名が入っているっていう構成で,カッコよかったですよね。
 しかし,この間,NHKにドリカムが出ていて,吉田美和は昔合唱部にいただとか,今年のNHK合唱コンクールの曲のアレンジなんかに加わっただとかの話をしていたんだけど,そんな話を聞いて,やっぱり,あの気持ちのいい声の基は合唱部だったのねって思ってしまったですよ。

 ここのところ,割とメジャーな話をしたので,来週からは,また個人的には好きだけどマイナーな話に戻りそうな予感がしていますが,まぁ,書くときの気分に合わせて書くだけですけどね・・・