ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

LIVE IN CAMP DRAKE/頭脳警察


 コケシドールのDVDがまだ届かないので,今回は頭脳警察を取り上げてみることにしました。
 
 頭脳警察は多分,知らない人の方が少ないんじゃないか(一部の人たちにとっては)というくらい有名なバンドですけど,古くは70年台初頭から数々のスキャンダラスな話をまき散らしながら,解散し,パンタのソロ,パンタ&HAL等を経て,頭脳警察7で再結成され,今もアンダーグラウンドに続いているバンドです。

 人によっては,初期の頭脳警察Ⅰ(3億円事件犯人の指名手配写真のジャケットで,発売前に発売禁止。最近,自主レーベルで再発。)や頭脳警察セカンド(これは,発売後に発売禁止になった。その後,メジャーから再発。)という人も多いのではないかと思いますが,私はこのライブ盤をお勧めしたいです。
 
 やはり,初期頭脳警察は,音もあまりよくないし,プレイヤーのテクニックも今ひとつという感じなのですが,頭脳警察7で復活したときのメンバーで行われたこのライブは,プレイヤーのテクニックも問題なく,1曲目の「銃をとれ!」のベースソロのイントロも,頭脳警察セカンドに入っているものよりもグルーブ感があり,聴き応えがあるものになっています。
 選曲も初期から復活後まで,まんべんなく入っていて,入門盤としても申し分ないのではないでしょうか。

 で,THE GROOVERSのファンでもある私としては,THE GROOVERSのギターの藤井一彦が参加していることも見逃せなくて,特にラストの名曲「さようなら世界婦人よ」では,オリジナルではキーボードでやっているフレーズを藤井一彦がギターで弾いているのですが,これがたまらなく格好良いのです。これを聞くだけでも,このCDは聞く価値があるのではないかと思います。

 THE GROOVERSのオフィシャルサイトを見ていると,頭脳警察もパンタもまだまだやっているみたいなので,今後の活動も楽しみにしています(しかし,パンタもトシも,いい加減いい年なのに,本当にすごいなぁ〜と思ってしまうよね。私もそんなオッサンになりたいもんです。)。