ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

DATE/岡村靖幸


 昨年のフジロックで活動を再開し,石野卓球とのユニットでフルアルバムを出すなど,あとはオリジナルフルアルバムのリリースが待たれる岡村靖幸(以下「岡村ちゃん」といいます。)について今回は語ってみたいと思います。
 
 岡村靖幸の名盤と言えば「家庭教師」という意見もありますが,私の青春を振り返れば,やはりこのアルバムということになるのではないかという結論に達しました。

 しかし,最初から岡村ちゃんが好きだったわけではなく,最初にこのアルバムを聴かせられたとき,1曲目の19(nineteen)を聴いたとき「これってWAMの片割れが出したシングル(タイトルは忘れた。)のパクリじゃんか。」って思ったのですが,聞き込むうちに,もてない男の悲しい,もんもんとした青春を語っている詩にやられてしまいました。

 1曲目の19(nineteen)は「サンバでビーバップ踊れば10歳戻り,大学に行ってりゃ今ごろ立派なとこへ」というところが最終学歴高卒のメンタリティーを刺激し,Lion Heart(SMAPのではない。)では,自分を捨てた(又は振った)彼女への未練がましい気持ちが当時の自分の寂しい境遇を刺激し,ラストのイケナイコトカイの「真夏の雨のように18,9が蒸発したけど,この僕らは今ならば大人だろうか」という歌詞に22,3歳になろうというのに,高校生のときと全く進歩のない自分を刺激しまくりました。

 まぁ,確かにプリンスっぽいところとかはありますが,岡村ちゃんにしか書けない言葉にやっぱりやられてしまったということが結論になるのかなぁ・・・

 30歳を過ぎ,何をテーマに歌詞を書くのかで迷ってしまい歌詞が書けないため,もはや伝説と化してしまった感もありますが(トリビュートアルバムも作られたしな。),それでも今の岡村ちゃんが何を伝えたいのか私は待っているし,リリースされれば何はともあれ買って,聴き倒したいと思っています(で,ここでのネタになるわけだね。)。
 カムバ〜ック!岡村ちゃ〜ん!